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プロローグ/紅世狂界・序

もしかしたら過激な描写があるかもしれませんのでお気を付け下さい。

 「ソラ」を視た。

 「ソラ」の色は真っ赤だ。まるでせかいを焼き尽くす炎の様な「アカ」。

 「ソラ」の真ん中にはまあるいオレンジ。

 オレンジが「ソラ」を「アカ」に染めていく。そして、この部屋もやがて、「アカ」に塗り潰される。

 けれど、オレンジが「ソラ」を「アカ」に染める前に、部屋は既に「アカ」い。

 それは、オレ/僕が部屋を「アカ」くしたから。生まれて初めて自分の手で生み出した色、━━━ソレが「アカ」。絵の具より濃く、世界を色付ける鮮やかな「アカ」。

 ━━━アア、ヒトは自身でこんなにも素晴らしい「アカ」を創り出せるのか。

 「ソラ」を染める「アカ」と部屋を塗り潰す「アカ」。自然と人工が調和された「セカイ」を美しいと感じて仕舞っていた━━━。


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