『奇跡』かな?
これからはちょっとファンタジー入りま~す
「はぁ」
放課後、一人で近くのカフェにいた
「あれぇ?璃沙ぢゃん~」
「ほぇ?」
ぼけ~っとしてたらすごい変な声が出た
茉里那だった
ホントだ、なんで璃沙がこんなとこに居るんだよ?」
「鬼!!」
鬼ってのはちょっと違うけど鈴木悠鬼は毒舌だしもぅ鬼としか言いようがない
「なっ、その名前で呼ぶなっつーの!」
「なぁ~にいちゃついてんのぉ?」
茉里那の声で会話が終わった
「いちゃついてないしっ」
「冗談にもほどがあるだろ~」
よかった、私はあまり悠鬼と話したくはない
ずっと喋ってたら大きな影が私の横に立って私を後ろから抱きしめた
「ちょっと、俺の女に手ぇ出さないでくれるかなぁ?」
この声は・・・
「涼クンっ!?」
「転校生!!」
私、茉里那、悠鬼の声が重なった
「てか手ぇ出してねーし」
つっこむとこそこぢゃないっ
「ちょっと、璃沙~?どぉ言うことぉ?『俺の女』って」
茉里那がニヤニヤしながら聞いてきた
「違うしっ!涼くんが勝手に言ってるだけだもん」
「へぇ~?」
茉里那は面食いだけどよく妄想して授業も聞けないくらいだからそういうことはいっつも疑う
「璃沙がなんて言おうと俺は好きにするね♪」
涼くんが意地悪そうに言った
「しっかし二人って名字同じなんだよね?」
「そうだけど・・・」
「こいつは覚えてないだろうけど俺たち幼馴染でよく遊んでた時からよくいじられたからな」
「は?」
そんなことあったはずない
ていうか覚えてないし・・・
「え、そぉなのぉ?」
そう言って茉里那がこっちを見る
「そんなの私知らないし・・・」
_思い出したんならそれでいい・・・
_お前は俺の『物』だからな
静かにそんな言葉が頭に響いた・・・
妄想は得意なんだけどいざ書くってなると難しいぃ~(@●皿●;;
☆次回予告☆
これから璃沙の学園生活はどうなっていくのかっ的なとこですかね♪