脳内イメージは会話で崩れる
鼻毛ダンジョンかよ!!
私の脳内はますます、謎に包まれる。
うん、とりあえず、昼ごはん食べたら少し散歩しよう、散歩すれば鼻毛の脳内じゃなくなるだろう
季節は春ーー
桜が咲いているから、散歩も気持ちい
市役所の近くに小さな公園があるので、いつもその周辺を散歩している、月曜日は、憂鬱だけど、散歩の時間の楽しみは、ひとつある
たまに見かける、公園のベンチで座って、缶コーヒーを飲んでいるイケメンを
私はこっそり、見てから、歩く。
今日も癒されたな
リアルイケメンと、2次元のキャラのイケメンは、目の保養、別に恋愛がしたいわけではない。
あれ?私そういえば何年彼氏いない?
えっと、私は25歳で、彼氏いたのって確か、あ、そうか、私成人式で振られたから…
もう、5年!??彼氏いない暦、5年!?ちょ、待て待て、5年もいないのか…
「はぁーーーー」
あ、やばい、でかいため息ついちゃった
「お姉さんどうしたの?大きなため息ついて」
爽やかな、イケメンは、私に話しかけてきた
え!?話しかけてきた!?はぁ?
「な、何でもないです、」
「よくこの辺り散歩してるよね?市役所務め?」
「はい、一応」
「俺の名刺渡しとくね?」
名刺を渡され、よく見てみたら、あー保険屋か、私カモだと思わてるのね、なんだ、声かけられるのは、当然って事か
「保険屋さんなんですね」
「そう、営業成績ナンバーワン☆の社会人2年目☆」
「え?!私も社会人2年目です」
「てことは、タメ?俺25歳」
「私は24歳です…って、初めて会った人に何話してんだ!?」
「はは、いーじゃん、昼休み暇なんだし、あ、良かったら電話番号教えてよ、昼休みって本当退屈だよな、1時間もあるし」
「保険屋さんは、昼休みあんまり関係ないでしょ?番号は、まだ教えません」
「硬いなぁーじゃあ、名前は?俺は名刺にも書いてあるけど、神凪時雨☆」
「………」
どうしよう、この人すんごい、軽そう
見た目はイケメンだけど、中身軽そう…名前教えるのか、うーん、やだな、どうしよう、偽名使う?
あ、ありかも、偽名使おう、職場バレてるし
「…」
あーー偽名も浮かばない
チャラそう、軽そうすぎる……
「もしかして、警戒してる??」
「はい、してます」
「素直だねー、素直で可愛いなー」
「……お昼休み終わるんで、そろそろ戻ります」
とりあえず、逃げる!!
私は逃げるように、職場に戻った
変わった人だったな、見てるだけのが良かった……
何かイメージ違う……




