お見合い男は演技派男
和服の店長らしき人物に、個室に案内された。
父はこの店によく来るらしい、初耳だ
私の父は謎が多い
お見合い相手といよいよご対面だ―。
「あ!有島ぁ、、龍之介です、は、初めまして、こんにちは、いや、えっと」
少し?いやだいぶパニックになりながら、挨拶する男の子人だな
「真宮紫穂です、よろしくお願いします。」
私は自己紹介をして、会釈をすると、席に座った。
父「有島君、今日はありがとう、家の紫穂と見合いをしてくれて」
「いえ、とんでもない!こちらこそ、素敵なお嬢さんの写真を見て、お見合いしたいなと思っていたので」
ん??そっちは私の写真を見てたのか……ねぇ、お父さん??勝手に見せてお見合いを勝手に決めたのね?
まぁ、いいけどさ
有島さんの見た目は、好印象だった
どっかのチャラ男より、誠実そう
女の人は、苦手なのか、私と喋る時は、少し動揺する
優しそうな、爽やかな感じ、少し寝癖がついてて可愛い。
食事をした後、後は若い二人でって、父達は帰っていった―。
龍「散歩、、でもしますか?紫穂さん?」
え!?散歩!?散歩は、ほら、外にはチャラ男もいるかもだし、、、
あーどうしよう、でも、ここの部屋にずっといるのも…………
「もうちょっとここで話をしてからがいいです。」
龍「そうですか、じゃあコーヒーとデザートでも頼みましょう」
あれ??この人……さっきの雰囲気とだいぶ違う。
父達がいなくなってから、変わった??
さっきまで、少し緊張してたのかな?
とりあえずケーキとコーヒーを注文したらしい。
龍「紫穂さんは、ご趣味は?」
キターこの質問本当に来るんだ……
「趣味は、あんまりないかな?」
やばい、会話が進まない答えを出しちゃった
龍「趣味ってさ、中々見つけれるものじゃないよね、僕も、実はあまりなくて、休日はほとんど寝てるんだ」
会話繋げてくれた!?この人コミュ力高いの!?
「寝るの好きなんですか?」
龍「好きと言うか、この仕事疲れるから、休日は寝てたいのが本音、だから彼女は社会人になってからいなくて、さっきの部長からお見合いを勧められたんだよね」
はぁ?え?口数多くない?この人?
「へ、へーそうなんですね。」
龍之介は、かけてたメガネをとって、髪をかきあげ、第1ボタンを外した。
龍「ケーキ食べたら、どこかで休む?」
「はぁ??」
龍「ここってさ、ホテルだったよね?」
何この人…………爽やかだと思ってたのに
だいぶ危険人物!?
は!!!!
もしかして
演技派男!?




