はち
明日で最終日です(*´∇`*)
7月6日雨、私は今日も何時も通りの路を帰っていた。すると背後から私を呼ぶ声が聞こえたけど、無視。
「待てって! お前何で待ってくれないんだよ。今日は俺バイト無いからお前ん家寄るってLINE送ったろ」
「知らない。見てないから」
「又、家に携帯置きっぱかよ」
「……関係無いでしょ」
「ある! 華と連絡とれねーじゃん。昨日俺さ、母さんから牛丼の作り方教えて貰ったんだ。一緒に買い物して帰ろーぜ。美味いの作ってやるから」
「牛丼」
「そう牛丼。母親特製牛丼。食いたいだろ」
「……少し」
「だろ。さっ、その先のスーパーに寄って帰るぞ。牛丼と、カボチャのサラダ作るからな。俺が料理が趣味で良かったな」
「……いつもありがとう」
「いえいえ。そのお代はちゃんと徴収するからな」
「私の唄なんて聴いてもつまらないでしょ。暗い歌詞だし」
「そんなことねーって。ちゃんと華は前向きになってるよ。以前より明るい感じ、でてきたし歌詞も未来を唄えてるぞ」
「そうかな? 自分では意識してないから、わかんないよ」
「俺はわかってるから。安心しろ」
こいつ……真面目な顔でなんで台詞言うのよ。顔が熱くなってきたじゃないの……バカじゃないのかなこいつは。垂らしなのか、人垂らし認定にしとこう。
「…………スーパー行くわよ」
「おう! そういえば、明日から文化祭だろ。華は準備終わったのか? お前のクラスお化け屋敷だったろ」
「当日出るだけで良いから」
「そっか、見に行くな。んでさ、一緒にまわろーぜ。俺も明日はウエィターすっから、後で時間教えろよ。お前んところ迎えに行くわ」
「橘と歩いたら目立つから嫌だ」
「大丈夫だって! なっ」
「…………」
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「ち……ちょっと! どう言う事なのよ!!!! あの暗い奴と私の晶が、何で仲良くスーパーへ入っていってるの! あり得ないんですけど! なんなのよ!! 許せないわ! 絶対、許せない!!
あの女! 学校から追い出してやる! 晶の横に笑顔で居るのは私なのよ! 可愛い私なの。大恥かかしてやるわ見てなさい。陰キャ風情が!」
間違えて更新してしまいました(>人<;)
明日朝、最終回です(*´∇`*)宜しくお願いします