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追い出された…そのあとは?

魔除け…この私の様なチート系すら拒む結界を自ら作るとは…

結界に触れると通る事は出来るものの焼け爛れてしまう

町の住民達が私の状態を見て警戒心を露にしている

恩人も直ぐに警戒出来るのは良いと思う


「んー皆さんの新しい生活見たいんですけど…見ての通り

私は町に入れない様なので諦めますね!この結界は町に住む

幸せや余剰魔力で成り立って居ますので良い治世をお願いします

私はまた放浪の旅です~」

「町を救って頂いた上に新たな町を作っていただき感謝します

しかし…その様な幼き身であっても町のためには恩人でも

矛を向けねばならない…お聞きしますがどの様な魔のもので?」


罪悪感と現実に挟まれた悲痛な顔で凄まれる…中間管理職みたい!


「大丈夫ですよ、王国の兵は人なので人の争いには無力な結界

欠点も有るので不安の種は摘むべきですからね!

因みに私はパラサイトスライムにより体を侵食されており

生まれは人ですが最早全身スライムの様なもの…半魔人ですね

思考は変わらず普通にしていられますが仕方ありません」


町に背を向け立ち去る!最初の町から出られないルート回避!

一応恩人なので追撃はされずに、そのまま見逃され

私は新しい町に向かって足を進めるのであった!!




自転車を作った

舗装されていない道なのでタイヤは太めミスリル製のボディ

魔力で走る車でも良かったかもしれない…?

とりあえず街道沿いを走り…走り…バイクにした…

風を切り走る!走るより早い!うおー!!


商隊らしきものを発見!なにやらワイバーンに襲われてる!

ミスリルボディがワイバーンにぶちかまされる!

多分!この世界初の交通死亡事故!被害者ワイバーン!


「えー襲われていると思い助けねばと思った他意はない

速度規制もない世界なので文句を言われる筋合いはないと思う」

「貴様!何者だ!ゴーレムから降りて説明せよ!」

「ただの旅人ですワイバーンに襲われているのを見て倒しただけです、それではー」


立ち去ろうとしたものの周りは囲われてる上に馬車の荷物には

檻?しかもひどい臭い…!これは!!まさか!


「もしや…奴隷商か?」

「放て!!」


く!普通はなんか行き詰まったり大金を得た主人公が欲を持て余したり労働力の為に買い付けるものでしょう!しかも薄汚れていたり欠損で安いのを治療したりして!!テンプレ返せ!!

愚痴を溢しながらも降り注ぐ魔法の雨を掻い潜り護衛の

首を千切りながら魔法の練習を行う

そう!使えるだけで殆ど造形魔法しかしてない!


「アーススパイク!ロケットランス!」

地面を隆起させトゲにする魔法と鉄の槍を射出する魔法に

火の魔法で後ろから押したり…要はロケット花火

ステータスに違いが有りすぎてあっという間に死屍累々…

格上と戦うとヤバいパターン…


「きっ!貴様何者だ!我らを歯牙にもかけぬとは!

魔のものの手先か!こっ答えよ!」


剣先は震え安定していない…特に生かす価値も無いのだが


「しねやあ!!」

後ろから襲いかかられたので頭に自分の一部…そう

元パラサイトスライムをぶちこんでみる


すると…なんとなく支配下に置いたような感触があり

痙攣していたそいつも大人しくなると

「主よ…ご命令を」

眷属!!これは吸血種とかの眷属!!では?!


「まず確認する、お前は宿主の記憶は有るか?」

「はい、我が名はヨハン辺りの領主ロイド子爵の騎士でした」


ほう!記憶も引き継ぎ!しかも知恵も!…いやこれは

もしかして上位種になっているからかこうなのであって

本来のパラサイトスライムならゾンビ化?……


「お前に命じるのは眷属を増やすために、この者達の死体を集めてこい。荷馬車の奴等は丁重にな」


手短なやつらの脳味噌ブスリ!としながら命令し

一番はじめの奴が支配権を完全に取ったのか…もしくは

慣れたのか動きが良くなり10名いた奴等全員を眷属とした

荷馬車の中にいたのは獣人達だった

サイ、虎、狼が一人ずつ…


「助かった訳じゃ無さそうだな…吸血鬼とも違う化け物か

眷属を増やすなんて奴等ぐらいかと思ってたが」

「いや、まずは助けていただいてありがとうございます

我らは不法に囚われた者解放して頂けると助かります」

「少なくとも俺よりは強そうだ、力有るものに従うよ」


認識した順に喋ろうか!?狼!サイ!虎の順!


「君たちは解放を望むか配下を望むかどちらが良い?

なんなら送っていくし、私はどちらでも構わない」

「「「忠誠を!既に故郷はなく強者の元なれば!」」」


驚き!獣人達の文化こわ!

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