表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/8

成長インフレが止まったらやることは?

「おっ…俺達の町が!!」



森を抜けるとなにやら煙があがっている


「まさか!王国軍がキナ臭いって話が有ったがまさか!

おい!急ぐぞ!ゼノさんあんたは逃げてくれ!王国軍は人だ!

魔物には強くても人には罪悪感があるだろう!」

「すまない!町を案内するどころじゃ無くなったようだ!」


そういって駆けていく二人

成る程?爆発音が先程から鳴り響いていたのはこれか

魔法の大砲を打ち出し町を攻撃しているようだ


逃げ惑う人々にも弾は飛ぶ…これは虐殺のようだ

虐殺には遠慮なく暴力で返せる


「ヒュージゴーレム!虐殺者を蹂躙せよ!」


巨大なゴーレムを生み出し先程駆けていった二人を追い抜き

町に攻撃する《盗賊団》を攻撃する

二面攻撃らしく正門と裏門?とりあえず門を抑えているようだ

ゴーレムを増やし両方逃がさないように襲わせる

今回のゴーレムは20mはあろうかと言う巨体だ

攻撃目標を此方にされたが問題はない

ステータスが違いすぎた、蹂躙だ!


「何処から現れた!!うてー!うてー!」

「駄目です!全く効きません!アイアンゴーレム?

いや!あの輝きはミスリルです!ミスリルゴーレムです!」

「馬鹿を言うな!あの巨体をミスリルゴーレムなど出来るか!」


集音してみたが混乱の極みのようだ

遺恨を残さないように丁寧に指揮官以外全滅させる

全身ミスリルは流石にできないし重い

中身は空洞に近い状態だがステータスさえ高ければ問題ない


切札を出す前にゴーレムだけで終わってしまった…


「助かった…!また助けられたな!」

「だが町は建て直した方が早いぐらいだ…これはもう…

兎に角俺はみんなに知らせてくる!」


ゴーレムを出し周囲の町人を町に連れていき回復させる

皆が安堵の表情になっていたが、一部の者が圧倒的力に

恐怖に晒されている


「皆さんの中で怪我をされた方はいらっしゃいますか?!

治癒魔法を使えますので、今の傷でなくてもついでなので治しますよ!大丈夫ですか?」


恐る恐る怪我を見せてくる子供達と、そこから連鎖的に来る

町の人達を治療し虫歯だのもついでに治した

最初に有った恐怖感は、もうあまりみられない


「皆の治療でお疲れのところ申し訳有りませんが…

あのゴーレムの力を見込んで頼みが有るのですが…

壊れた町の復興とまでは言いません…瓦礫の除去だけでも

いえあまり報酬等は払えませんが…」


「大丈夫ですよ!寧ろ攻め込まれた訳ですし領主あたりから

駐屯兵も来るでしょう、砦を兼ねた町に変えてしまいますか!」


おもわぬチャンス!異世界つえー転生やってみたいこと上位!

建築チート!内政チート!町の人達の表情もいい!

早速家財や貴重品を持ち出してもらい町を更地にする

ほぼ木造の村に毛が生えた様なものだ薪にしてしまえば良い


「サモンゴーレム!クリエイトロック!クラフトシティ!」


細かい作業用の一時的護衛を兼ねたゴーレムを召還し

土の魔法で石を作り出し、造形魔法の中の陣地構築魔法で

建築は事前に見本を作りそれを頼りに一気に作る!

お堀も作り魔物避けにもなるように五芒星で建築する

一番外を円にし円の内、星の外に畑を作る

星の中は町にした、家は無事だった家を参考に量産

星の真ん中は市場や役所避難所を作り宿等も作る

ゴーレム魔法のお陰で多重思考も慣れてきており

半刻程で作り終えた、町の真ん中には噴水を作り

畑にもそこからまかなえるだけの水を出せる魔石を組み込む

動力は町の人々の余剰魔力、畑も案山子を立てそこも余剰魔力で

土の環境を整えるようにした!第一の町はド派手に!!

完成したのでゴーレム達に家財を運び込ませる

しかし…存在再生の回復力のお陰で平気な顔を出来ているものの

魔力の総量的には気絶してもおかしくないぐらいの消耗

一息に作るはずが分割して作らざるを得なくなったのは反省…


「すっ…すごい…!これは凄いですよ!どこも素晴らしい!

木の柵で魔物を恐れながら過ごしていましたがこれは!!

感謝してもしきれません!せめて!食事だけでも!!」

「町の感想も聞きたいですし、調理場なども勝手が違うと思うので分からないところがあれば答えますよ」


そうして町に入ろうとすると……

警告警告 この町には結界が張られています

命の危険は有りませんが継続的な中ダメージを受けます

またステータスの一時的な低下も起こります

それでもこの町に侵入しますか?


へ?……半魔族ですもんね…自分の作った町に入れないとか…えぇ…


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ