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どうやら悪役令嬢はお疲れのようです。
気がついたら見知らぬ場所で見知らぬ人たちに号泣されていたとかなにこれ夢落ちじゃないの?
のほほんとした両親と愉快犯でアクの強い兄妹はいたけれど、私はごくごく平凡な一般家庭で暮らしていたはずだ。
「ドッキリ大成功!」とか「今回は力作だっただろう?」と自信満々にネタ晴らししてくれるはず、と自身をいったん落ち着かせてみるも一向に現れない。
そうして私は自分が見知らぬ少女になっていることにようやく気づいた
こうして少女になってるってことは私、死んだのか・・・。まぁ、過ぎたことはしょうがない今世は令嬢だし気楽に生きよう。
え?乙女ゲームの世界?私が悪役令嬢?
野生児な義弟、サボリ魔でやる気のない騎士、ヒロイン(♂)な殿下と個性的すぎる大人たち。
ってなんでだよ!?ヒロイン(♂)とかどこに向かってるんだ!?
そしてまともな人はいないのか!?
一筋縄ではいかない周囲を振り回したり、振り回されたりする彼女の奮闘記
別種族や魔法のあるファンタジーな世界
異世界の記憶があってこちらの常識が抜け落ちているため、自分が規格外であることに気づかない主人公




