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私が師匠と戦う訳
″天からの落とし子”
こことは違う別の世界から来た来訪者のことである。彼らには、この世界にはない智を持つという共通する特徴がある。この世界の人一人が内包できる魔力とは桁外れの量を持っていた。
大昔に落ちた子の一人は、魔力という武と持ちし智を使って国を作った。一人は、研究に研究を重ね、新たな魔術を作りあげた祖となった。一人は、異種族の戦争を止め、英雄になった。時には、一つの種族を全て滅ぼした者さえいる。数は決して多くはなかったが、落とし子が現れたということは、どんな歴史上でも波紋を呼んだ。
天からの落とし子、と呼ばれるのは、彼らが総じて人を超えていたからだ。神と崇められる時もあれば、化け物と罵られる時もある。時代に一滴の雫を落とし、波を起こす来訪者たち。彼らは、この世界の人間が望む、望まないに関わらず突如現れるのだ。
そしてそれは、落ちてくる者たちにとっても同様だった。
そうして訳も分からず見知らぬ森で言葉の通じない少年、のちの私の師匠と邂逅を果たした
短編に仕分けされてるけれど、前編後編もしくは三部作に分けられるくらいの文章量があるので隙間時間になんて油断すると読み終わらない罠
ファンタジー・戦闘描写メインで恋愛要素はほんのり
グイグイ来る弟子にタジタジになる師匠がみたい…




