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95話 説明3

「あの魔神タージタクスよりも強い存在が…」


学園長が半ば唖然と呟くが、それほどまでに衝撃的だったのだろうか?

勇者4人組も目を見開いて固まってるし。


「俺も敵の正体を掴んでいるわけではありませんが。

少し前にアレメネス王国であった事をご存知で?」


「ええ、こう見えてもメビウス帝国ではそれなりの立場ですのである程度は把握しているつもりです」


流石はメビウス帝国が誇る最大戦力が一角、SSSランク冒険者リティエジーナさん。

メビウス魔道総合学園の学園長でもあるし帝国内での地位は確からしい。


「流石ですね、迅雷の剣姫の名は伊達では無いようですね」


「っ!な、何故その二つ名を…」


驚愕して仰け反る学園長。

まぁその気持ちも分からなくも無い、俺だってそんな厨二くさい二つ名を付けられたらどうなるか……


確実に黒歴史の一つに名を連ねる事になるだろうからな。


「いや、普通にみんな知ってると思いますが?」


「えっ!?」


カァーッと顔がみるみる間に真っ赤になり、目の焦点があってない。

学園長がここまで取り乱すとは、これは中々に面白い……けどまぁこれ以上はやめとくとしよう。


「とまぁその話はさて置き。

中村達は知らないのか?」


「あ、あぁ、アレメネス王国で何やら騒ぎがあったらしいって事ぐらいしか知らない」


学園長の取り乱しっぷりに軽く苦笑いを浮かべながらそう言う中村だが。

キミだって勇者だなんてかなり恥ずかしい呼び名が浸透してるだよ?


こっちの世界の人であれば特に思う所のない呼び方かもしれないが。

向こうの世界の常識を持ってる俺達からすれば……数年後に悶え苦しむことになるかもしれないな。


「そうか。

まぁあんまり詳しく説明してたら時間が掛かるから簡単に言うが。

実はアレメネス王国の王族全員並びにその上層部が吸血鬼によって操られる。

ハッキリ言えば国が乗っ取られる事件が起こり訳あって俺がそれを解決したんだ」


目を限界まで見開き驚きを露わにする4人。

まぁ普通はそりゃあ驚くよな、けどこの話を必要以上にするつもりは毛頭ない。


言った通り話が長くなるのもそうだが、辛い思いをしたリーナの前でこの話はしたくないし。


「ここまでは学園長が知っている情報と相違ありませんか?」


「ありません」


流石は大人、公私の区別がしっかりとしていらっしゃる。

さっきの羞恥心からは立ち直れたようでなりよりです!


「とまぁ表向きはそうなっている訳ですが、真実はそれだけではないんです。

確かに王族達を操り国を乗っ取ったのは吸血鬼ですが、実はその吸血鬼の裏でタージタクスが糸を引いていました」


「確かにそれは私の知り得ない情報です。

しかしそれと今回の事とどのような関係が?」


「実はアレメネスでの事件の後でタージタクスが俺たちに接触してきたのです。

まぁその時はちょっと訳あって疲れていた事もあってわざと逃しましたが…」


チラッとネルヴィアに視線を送るとふんっと鼻で笑わられてしまった。


「勿論タダでは逃がしません。

監視の目をつけて泳がしてみたのですが。

魔神達の会合か何かでお姉様とか呼ばれてた奴に一瞥されただけで俺の監視が消し飛びました」


「因みに、その監視ってのはどのくらいの強度なんだ?」


「そうだな…学園長が迷宮で放った一撃、アレを100発ぐらい同時にぶつけられたら流石に消滅するかもしれない」


「「「……」」」


「何を黙ってあるのだ。

こやつの監視魔法程度、吾でも容易く成せるぞ?」


「うんうん、僕も出来るよ!」


「僭越ながら私でも可能かと」


「あのなぁ、お前らにとっての普通は他の人にとって見れば異常なんだよ!」


全く、話がややこしくなるから黙っていてほしい。

悪魔達なんてさっきからずっとジッと黙って話を聞いてるぞ?

ちょっとは見習ってほしいものだ。


「あの魔神達の中で言えばタージタクスの力は中堅、全体的に見れば雑魚の分類でしょう」


「アレで雑魚ですか…」


「ええ、特にあのお姉様とか呼ばれていた奴は別格でした。

ですが、可能性としてはそいつ以外にもあるんですよ」


「まだ、そんな存在がいるんですか?」


「ええ、俺の目が確かであればそのお姉様って奴よりヤバい奴が。

俺が一瞬で勝てないと判断させられたほどの奴がいます」


「ほう…」


「気になるなぁ、その話は詳しくお願いね?」


「……」


ネルヴィア達3人の目が変わった。


「そうはやるな言われなくてもちゃんと詳しく説明するつもりだ。

そうですね……一緒に俺が中村達の前から姿を消した後から、俺の名前の件も一緒に説明しましょう」


少しでも『面白かった』『続きが気になる』と思ってくれましたら、


 ブックマーク登録及び、下記の評価ボタンを押して頂けますと嬉しいです。


これからもよろしくお願いします!!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

こっちは明日更新します!!


「伝説の吸血鬼となった商人は怠惰スローライフをお望みです」


そこそこ読める作品だと思うので是非読んでみてください!!

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