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無能と呼ばれた天才ゲーマーは異世界を好きに生きたい  作者: フウ
第1章 異世界転移編
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11話 新たな力

皆さんお疲れ様です。

最近なぜか、とても疲れています。

それはさておき代11話目になります。

今後ともよろしくお願いします!!

さて、この世界に連れてこられてもうすぐ一ヶ月そろそろ一人でいるのはつまらなくなってきた、という事で俺の相棒とも呼べる奴を再起動するとするか。


今までの身体では負担に耐えきれずに無理だったが今の新しい身体になった事で手に入れた並列思考と森羅万象を使用する事で可能となったのだ。


再起動するのは他に作っていたホムンクルスなどでは無く、

平たく言ってしまえばよく異世界小説モノである自分の中にもう一つの疑似人格を作るという事だ、まぁそれを自分でやる時が来るとは思っていなかったが…


それにコイツを起動するのには多大なメリットが存在する。


まず単純に俺が二人になるのだそれだけでそのメリットがどれほどの物か理解できるだろう。

そして最大のメリットはこれからも一気に増えていくだろう俺の能力の管理が楽になるという事だ。


この世界がゲームから現実になったという事は俺が今まで無視してきたような魔法やアイテムでも使えるものが出で来るという事だ、例えば生活魔法などだが、

まぁ何もせずにほっておいても俺の魔法やスキルなどの能力は増えていくそうすると流石に管理しきれないという問題に直面するが、それを全て解決できる。


なんて魅力的なメリットだろうか、これだけでもアイツを再起動するのには十分な理由になる。


そうして新たに作った疑似人格をと俺の魂自体を森羅万象に保存して保護することにより莫大な情報量から身を守ることが出来る。


俺は新しく手に入れた力を使う。


“並列思考、起動…クリア続いて疑似人格の付与…クリア、森羅万象に疑似人格をバックアップ…終了”

っと、さてと疑似人格、起動シークエンス


《…お久しぶりです。ワールド様》


どこか無機質で機械的な声が脳に直接届いてくる。


(久しぶりだな、何年振りだ?あと今の俺に名前は無いからワールドとは呼ぶな)


《了解しました。主様、現在は最後に主様との接続が切れてから462年が経過しております》


(他の連中はどうなった?)


《ある一定の期間にかけ徐々に確認数が減少し現在は確認できません》


(俺たちがまだいた頃のことはどう言った風に認識してるんだ?)


《森羅万象による主様との記憶などのリンクにより主様達プレイヤーがこの世界とは別の世界からVRMMOと言うゲームによりこの世界に干渉していた、と解釈しております》


(では、この世界での一般的な認識はどうなってる?)


《主様方はもともとこの世界の住人だと言うのが一般的な認識になっております》


(じゃあ、その現象についてどう思う?

俺たちの世界ではこの世界は人工的に作られた電脳空間って認識だっただが、この世界にいた人達は普通に生きている人間だったって事だ、しかしそれはどう考えても不自然だろ)


《それについては不明です。

確かに主様の世界から来ていたプレイヤーもこの世界で生きていた人々も違和感を全く持たないと言うのは不自然です。

それに世界を渡るのは膨大な魔力が必要になります、その魔力がどこから供給されていたのかも分かりません。

私の推測ではおそらくはより高次元存在の介入があったと思われます》


(高次元存在って神の事か?)


《それもわかりかねますが、これほどのことが出来るのであればそれは最早、神と言っても過言では無いでしょう》


(俺の新しい称号に〝神に迫る者〟ってのが出たから多分、高次元存在は神で間違い無いだろうな)


《了解しました。

では、世界に干渉しデータを集めておきます》


(頼む。

それはさて置き、呼び名がないと不自由だな、よしお前に名前を付けてやる)


《よろしくお願いします。主様。》


名前を付けてもらえる事が嬉しかったのか無機質で機械的な声でありながらそこには確かな歓喜を感じられる。


(よし、じゃあこれからお前は〝リエル〟だ。)


《リエル、私の名はリエル。

了解しました主様、今後ともよろしくお願いします》


(ああ、こちらこそだな。

早速だがリエル、この世界ではマップ機能は生きているか?)


《…残念ながらマップの起動は不可能です》


(そうか、マップがあれば楽だったのになぁ)


《主様、マップが使用不可であっても主様の魔導錬成で新たに魔法を創造すれば、ほぼ同じ効果の魔法を作ることが可能です》


(何?!そんな事が出来るのか?)


《はい魔導錬成では既存しない魔法であれば使い手の実力次第でどんな魔法でも創造可能です》


「魔導錬成:千里眼(ワールドマップ)


すると脳内にここから半径1キロ程度の地図が表示される。


確かにゲームだった時に使っていたマップと同じ表示になっている、またこの表示方法は自由に変更できるようだな。


しかし、マップの範囲が狭い、ゲーム時代はもっと狭かったが現実になると広く観れた方が安心感があると言うものだ。


《現在、千里眼のレベルは1ですのでレベルが上昇するにつれ、効果範囲も広がっていくと思われます。

千里眼は魔法ではなくスキルとして認識されました。

おそらくこの世界の基準で千里眼は魔法の範囲に収まらなかったのでしょう。

また、解析や鑑定のスキル、魔法と噛み合われて使うことにより、より強力な効果があると思われます》


(それもそうだな、よしじゃあ解析魔法も覚えておいた方がいいのか?)


《魔法よりもスキルつまりは固有能力としての効果の方が格が上です。

ですのですでに固有能力として解析を所持している主様は解析魔法を会得する必要はありません》


(まぁそれもそうだな…

さてリエル、これからどうしたらいいと思う?)


《主様の思うがままに行動したらよろしいかと思います》


その頓着のない返事を受けて俺は軽くため息を漏らす。


(そうか、じゃあ取り敢えずアストラル王国の王都に戻るとするか。

おっとその前に装備を整えないとな、リエル出来るだけ目立たない装備を選択して俺の亜空間に入れといてくれ)


《了解致しました》


「じゃあ取り敢えず風呂にでも入るとするか」


としみじみと呟く、万単位の魔物の群れと戦いそのあと準魔王級の鬼人と戦い、さらには龍王アヴァロスと魔王ヴァイスロギアとの再会と色々とあったしそれなりに疲れた。


新しい身体になったからと言って精神的な疲労は変わらない、それに462年も放置されていた身体だ流石にそんな期間風呂に入っていない身体で活動するのは現代日本人としては無理だ。


さてと風呂から上がったら王都近郊のあの丘まで移動しないとな。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


姓名 :無し

種族 :人族

性別 :男

レベル :1

年齢 :16

職業 :遊戯人

状態 :良好

加護 :無し

従属 :リエル(new)

固有能力:完全言語理解・森羅万象・解析・最適化

魔導錬成・状態異常無効・痛覚無効・再生

並列思考


ユニークスキル :千里眼(new)


HP :500/500

MP :550/550

体力 :250/250

筋力 :320

耐性 :300

敏捷 :600

回避 :350

知力 :1500


光魔法 :LV10

闇魔法 :LV10

神聖魔法:LV10

暗黒魔法:LV10

重力魔法:LV10

時空魔法:LV10

次元魔法:LV10


称号

真の天才・記憶者・過去の英雄・伝説を生きた者・

支配者・神に迫る者

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