秋葉語り古事記 国譲りの巻4
「吾、タケミカヅチは!!!!天照大御神と高木大神、
二柱の仰せにより、この葦原中津國へ、
問いに!!遣わされたり。
汝が吾がものとしておる、中津國は吾子が統べ治め足る國
との詔であり、御言である。
故に尋ねるが…、汝の心たるや、如何に申したるや?」
すると、オホクニヌシ神は
「これは…………これは……………………
畏れ多き言。(フッ……)
ですが、困りましたな。
今、ここに到りましては吾が、御答え申す言が…出来ませぬ……
既に、隠居の身でありましてな。
吾が跡を継ぎたりし、
ヤヱコトシロヌシ
このものが、その御言に御答え致しましょうぞ。
しかしながら……」
タケミカヅチ神は、慧剄と辺りを鋭く見徹す、
両のまなこを少し見細めた。
「吾が、嗣子
ヤヱコトシロヌシ
は、白鳥の遊びをし、神魚
を捕りに、美保の岬に赴きましてな、
未だ…帰りておりませぬ……」
〈真か……〉
タケミカヅチ神は、そう判断すると、再び
ほわり…
と、切っ先を軽く一蹴し、華麗にトリフネへと飛び、
立ち乗りすると、その場をもの言わず、美保の岬へと
飛んだ。
「……………………」
ただ、無言のままにそれを見やるオホクニヌシ神は、
くるり
と、体を反すや、いずこかに消えた。
しばし、離れた上空。
「フフフ…………」
トリフネ神の上で、腕組みしたまま、堪え切れずに、
声を漏らし笑むと、可可大笑し始めたタケミカヅチ神。
「見たか!
トリフネよ!まさか…… あれほどの傑物とはな。
チが…躍るわ!!!!」
武神が、ニヤリ…と笑った。
チは血であり、力のこと。
「なんか……(汗)
めちゃめちゃ……怖かったんス…けど…」
トリフネ神は、ただ静々と言向けを聞き入れる先代の
大王が、逆に怖いという。
「トリフネ…………。
大正解。
あれは怖い」
そうこう、話しているうちに、二柱は美保の
岬の先で魚捕りをしている船団を見つけ近づき、旗船
の横に、トリフネを着け、その上にて、あぐらをかき
左の御手に、見事なこしらえの太刀
フツノミタマ神
を一振り、柄頭を上に向け、鞘を握り、鞘尻にて二度、
トリフネの翼を、ほどよい音をたてて、突きながら、
ヤヱコトシロヌシ神
へと改め、詔と御言を伝え、尋ねた。
「……………………」
しばし…
ヤヱコトシロヌシ神は暝目し、両目を見開くと、空を
見上げた。
ぴくりっ…
と、タケミカヅチの左眉が動いた。
前を見据えたままに。
〈来たか…〉
くんっ♪
と、親指で太刀を押し抜くと、氷々と蒼黒く澄み冴え
たる鏡面のごとき刄に、あのオホクニヌシ神が映る。
タケミカヅチの背後から、先代の大王は、ゆっくり…
波立つ海面上を歩いてくる。
平然と……。
ぱちゃり…!
と、軽く音がたち、足音が途絶えた。
音も無く、ゆるり…と太刀の刄が鞘に納まる。
ヤヱコトシロヌシ神は、偉大なる父神を見た。
両目が、かすかに細まり…ヤヱコトシロヌシ神が吾が
父たる大君に向かいて応え、語りたる言は………
「……………。
畏れ多き言にて……
つきましては、
謹みて、葦原中津國は…高天原の皇子へと、奉り
ましょう」
あくまでも、父神へとそう応え、答えた。
そう言うたかと思うと……ヤヱコトシロヌシ神は旗船
を、波面にひっくり返し、岸の先々に拡がる、青柴垣に
向かい逆柏手を
ポンポン♪♪
と打つと、吾が覆した旗船の中へと、かき消えた。
みるみる……神の瞳すらも戸惑い、向こうをさえぎる
霧が、妖しき風に乗りて、次々と向かい来る。
ゆるり…ゆるり……
と、ひっくり返った旗船と白衣の衆を
乗せた船団が、霧の中へと消えて往く。
くっ!!
「…………」
むかうも大事…………。
背後は……輪をかけて大事ということか……
「御勅使殿?
追わぬ方が宜しいかと。
あれは、しかと御答えをいたしました。
もはや、長い目にみれば
………逃れられませぬ」
オホクニヌシ神は、ほのかに笑むと言った。
見事な早咀き(はやとき)と、目幻し(めくらまし)の呪術であった。
そして、展開されたサギリの結界は並ならぬもの。
親子共々……
チを熱くさせおる!!
この………わしのチを
思わず、含み笑いが出る。
トリフネがタケミカヅチ神の意(威?)を汲み、
くるりっ
と、半廻頭し、タケミカヅチはつとめて、落ち着いた声音において、
オホクニヌシ神に向かい、問うた。
「今……
汝が子ヤヱコトシロヌシは、しかと、
この國を、奉る
と……応え、申した。
他に、何かしら言を申す子は、あるや?」
オホクニヌシ神は、うなずき一つと、人差し指を立て
「もう、一柱。
吾が子にありまする
タケミナカタ
と申すものが。
きゃつを除き、ほかに……………………もの申すものは、一柱とて
居りませぬ」
さて……、
そう聞きて、皆は伊耶佐の小浜に戻ると、
――――――――◇◆
おっと♪
・━y(^Д^)。oO○♪♪
私がいる駐車場に、やっと代行が来た。
ここからもまた、面白い場面があるが、中断。
萌え萌え妄想中だと、時間がたつのも速いね。
ほんのwwwwww十分ほどだが速い、速いww
先程の逆さ柏手も、妄想中のタケミカヅチ神様を、
煙に巻いた呪法と同系ではなかろうか?
そして、サクサクと自宅前の月極め駐車場に車を代行
してもらい、やっと自宅に帰った。
途中でパトカーを二度ほど見たけど、大丈夫でした♪
代行頼んで、ラッキー♪
さあ、風呂入って、歯磨きして寝よっと♪




