ラグナロク ~ 朱に交われば赤くなる
世都那の視点
【トリプルディフェンス】!【狂吼】!
ひとり以上の戦闘ならこのスキルの流れは最早習慣に成っております、先ずは自分の防御力を上げさせ、そして敵意を引き付きます、それから盾を持上げ遠距離の攻撃を防げ捌けるの攻撃は単手剣で迎え撃つ。
今回の作戦は二人一組だからグィネヴィアの参加が確認した以上、彼女のパートナーは自分しかない。実に言えば元々彼女の殲滅率対してあまり期待していないけど…
目の前の状況見て私自身が彼女の師でなかったら一週間前まで戦い事知らないの女の子とは思わなかっただろう、正拳突き、二段廻り蹴り、後へ空返しの途中まだ蹴りをして、偶には流れ弾を避けて又は気弾で打ち落す。
「は!これで散れ!【百破拳】!」
拳を振ってたまは脚をあげて顔も明らか興奮のあまりに赤くなりグィネヴィアは前へと空返しながら天地が逆さまの一瞬で大技を撃った。
(なんで一週間でこんな戦闘狂みたいな性格に成った…これじゃまるでわたしの教育が原因ではないか!)
地面に戻ったのグィネヴィアは右足を伸ばし、両手を地面に当てて軸としてなかなかの速さで円を描いた、その脚に当たったの犬系の魔物は明後日の方向に吹っ飛ばしされた。
こっちは巨人が居なくて良かった、魔犬とかのモンスターは巨人と違ってまだ初心者の範囲内の魔物だから、それに冥府に居たの巨人たちは有名なユニーク個体もある、グィネヴィアを庇うながらそれを倒すなんでことはとてもじゃないけど私には難しい過ぎ。
けど…そんな些細やかな願いでも敵は赦されない。一人の巨人は魔物たちを払いながらこっちに向かってる、それはもう……敵かどうかわからないほど凄い形ですね…味方を殺しながら来る何で…もし彼が「そこの人間!逃げるな!」と叫んでいないならこっちの味方と思った。
「グィネヴィア!私の後ろに隠して!その攻撃は今の貴女にとっては早すぎる!」
こっちまではちょっとの距離あるだからあの巨人はどのユニーク個体がわからないけど確実に名を持つの個体のことは分かる。この戦場にいるだけではなく味方を殺すまで限定の個体を狙うのはモンスターではなくNPCの行動だから。
元々『永久の地』モンスターのランク設定の中、北欧の巨人全てはランクB+のモンスター、そしてNPCの巨人最低でもAランク。今のグィネヴィアのステータスはまだCしかない、プレイヤーはともかくAランク個体の攻撃なんで拳一つでも到底無理です。
「いや!」
でも、グィネヴィアはわたし指示拒否した。
「これは命令です!戦場まで連れ出し前の約束を忘れたか!」
わたしは目の前の背中を睨むながらそう言った。
そう、元々まだ神喰の正式作戦メンバーとして起用していないのグィネヴィアじゃこの戦場に出る事は赦されない。まぁ、その理由は二の次ですが、元も重要なのは今みたいに危険ですから。
「それはそれ!これはこれ!わたしは危険から逃げたいの為に頑張るではない!わたしは!月蓮さんの役に立ちたいからこの一週間を頑張った!だから!最低でも!あの巨人に一撃を与える!」
グィネヴィアはそう叫んで自分の籠手を鳴らし、そして彼女は歌を始めた。そう、初めてのオリジナルスキルを使う。
『始めては何も無かった。そう…どの世界もそうだった。』
グィネヴィアは目を閉じ祈りの姿勢を取った。
『時間、天地、日月、そして…星。』
両手を開け十字架のように歌う。
『星は地を憧れた。何でもあるの地を。』
左脚と右脚を前後で大きく開け上下逆ったのVみたい。
『ある日ある星は地へと旅立った。』
目を開け、体から淡い光が流れ出す。
『旅先を見えるの為に自分を燃やし道を照らす。それが初めの流れ星。』
拍手。最後の言葉に力を込めた。
【第一幕ー流れ星】
ゆっくり流れ出すの光は津波ように変え、光の強さも直視できないくらい成った、この現像を起こしたグィネヴィアはゆっくりと後ろの右足持上げ前へ一歩踏んた。そして、星に成った。




