表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

31/43

裏口の守りが厳重すぎて、まるでエロ本を読んでる息子の部屋みたいな件

 大きなお友達、タカのおかげで裏口についた!


 裏口のドア前。ガーネットは感謝をこめて、


 「タカよ、誉めてとらすぞ! なんなら、余の家来にしてやろうか?」


 「はい、ぜひとも……と言いたいところですが」


 「どうしたのだ?」


 「これから、まもけん(株)に入るんですよね?」


 「もちろんだ!」


 「う、裏口は強いロボットが監視しているんですよっ!」


 どんだけ厳重なんだよっ! エロ本鑑賞中の息子の部屋かっ!


 おびえるタカに、ガーネットは何かを差し出す!


 「ほら、きびだんごだぞっ! これ食べて、家来になるのだ!」


 ただの泥だんごじゃないかっ!


 謝りつつ、タカは去っていった!


 ガーネットはため息をついて、


 「せっかく、きびだんごと『魔界一』というのぼりも作ったのに……」


 ガネ太郎になるからやめろっ!


 「まあ、嫌がる者を無理に連れてくことはないのだ」


 そう言って、ガーネットは裏口のドアを開け入室。俺たちも、中に入る。


 俺が靴箱の横を通りすぎた時、


 『侵入者、侵入者! 人間が入ってきた!』


 警報が鳴り響く!


 すると、奥からロボットが進撃して来た!


 俺は剣を構えて、


 「ロボットA! 街の平和のため、通らせてもらう!」


 「ロボットA? 失礼だな! 我が名は、グレートスラッシュソルジャーX改だ!」


 「面倒だから、ロボットAでいい?」


 「なんでだよ! 急にザコ感が増したじゃないか!」


 「いやなら、機械Aにするか?」


 「カテゴリーが広すぎるからやめろ!」


 「じゃあ、スクラップA」


 「それだけは、やめろ! 湿布の品名みたいだし!」


 「わがままなやつだな! 夕飯の青椒肉絲(チンジャオロースー)は、ピーマンよけて肉しか食べないだろ!」


 「バレたなら仕方ない! 貴様には、消えてもらう!」


 夕飯の秘密を知られただけで、消されてたまるかっ!


 ロボットAは

、目からビームを放ってきた! しかし、俺は火の魔法で打ち消す!


 「うぬぬ……、一瞬で魔法を放ち打ち消すとは!」


 ロボットAは焦って行動不能だ!


 またしても、俺のターンが回ってきた!


 「よし、ここは雷の魔法で攻撃だっ! ロボは弱点だろうからなっ!」


 俺は雷の魔法を発生させた!


 しかし、不発だ!


 ロボットAが妖しくに笑う。


 「ふふふっ、ビルを貫通するかと思ったか? 残念、このビルには避雷針(ひらいしん)があるのだっ!」


 くっ、雷の魔法が効かない!


 ロボットAが、さっきより元気になってしまったぞ!


 「避雷針と我は連動している! さっきの雷で、全ステータスが二倍だ!」


 くっ、厄介な仕様だな!


 その時、ランが俺たちの前に仁王立ちをした!


 「勇者様、私のお色気の技にお任せを!」


 「ロボットには効かないだろっ!」


 「敵は機械です! お色気の技を理解できず、ショートするかも!」


 「珍しくまともなことを!」


 ランは、白ローブのすそを両手でつかむ。そして、ゆっくりとたくし上げる!


 ランのつややかな脚が、徐々に(あらわ)になっていく!


 果たして、ロボットに効いたのか!?


 「映像撮影中……。ブルーレイ作成。会社のため、売ります」


 さすがロボット! 会社に忠実すぎる!


 ランはスイッチが入ったらしく、


 「ついに、私もブルーレイデビューですかっ! よし、最後まで脱ぎます!」


 ちょっとストップ!


 ふう、ガーネットが止めてくれた。


 全く、ノー○ンでムチャするんだから。


 お色気でショート作戦も失敗に終わった……。


 焦るスケルトンに、ロボットAは向かってくる!


 「スケルトン! 鉄拳パンチで、完全追放してやる! そしたら、ぼっち確定だっ!」


 そうはさせるかっ!


 俺は、ロボットAのパンチを受け止めた!


 「残念だったな。スケルトンは、ぼっちにはならない! なぜなら、俺の仲間だから!」


 スケルトンは嬉しそうに、


 「ロ、ロアス! が、がんばれー!」


 今回はお前が応援するんかい!


 だが、仲間を守るためやりますか!


 俺は巨大な火の玉を発生させた!


 「ロボットは熱にも弱いはずだっ! 食らえっ!」


 俺は、ロボットAに火の魔法を放った!


 ロボットAは火だるまになった!


 これで、ようやく進めるなっ!


 そう思った矢先ーー。


 「緊急召集ーっ! グレートスラッシュ……略して、ロボットAがやられたぞっ!」


 仲間なのに略すなっ!


 ともかく、召集をうながす社内アナウンスが流れた。


 その瞬間、俺たちの前に4体のロボがやって来た!


 ロボットたちは、いきなり口をそろえてハモる!


 「4体合体!」


 戦隊ヒーローものかっ! 


 俺はそうつっこんだ。一方ランは、


 「4体合体! まさか、4(ピー)ですかっ!?」


 そこにピー音入れるなっ! 伏せ字の意味がないじゃないかっ!


 ともかく、合体しようが必ず勝つ!


 街を守るため!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ