熟年夫婦のパターゴルフの様子をお楽しみ下さい。
戦闘がめんどいのに、敵は合体した!
「フフフ、これがトリカブトムシとドクノクワガタが合体した姿! 猛毒コブラだっ!」
原型すら失われたっ!
猛毒コブラは自信満々に、
「まずは、そこの白ローブの女っ! お前から、合体の力を見せてやる!」
白ローブの女ことランはビビる様子もなく、
「私をご指名ですか? 残念ながら、私は勇者様と合体する予定です!」
よし、ふとんの上で待ってるぜ!
「合体などさせない! なぜなら、お前はここで死ぬのだからなっ!」
猛毒コブラは口から毒液をしたたらせながら、ランをにらむ。
対してランは、
「私は死にません! おいろけ攻撃で勝ってみせますっ!」
すかさず、俺が横やりを入れる!
「過激なおいろけ攻撃はやめてくれっ! 割愛になるからっ!」
「勇者様、大丈夫です! 少年誌程度に抑えますから!」
「大丈夫か? そうなったら、破壊力が半減するぞっ!」
心配をする俺をよそに、ランは行動開始したっ!
「パン○ラ攻撃いきますっ! 白ローブめくりあげっ! きゃっ、そう言えばさっき下着が破れて……」
読者のみなさん、ロアスです。過激な表現なので割愛します。しばらくお待ちください。
その間、熟年夫婦のパターゴルフの様子をお楽しみ下さい。
「おーし、ホールインワン!」
じいさんがガッツポーズをする。するとばあさんが、
「じいさま、いくつになっても素敵ですよ! 一発で、穴に入って……ハアハア」
こんなときまで、エロネタやめろっ!
お股……、お待たせしました。ロアスがおわびします。
続きをお楽しみ下さい!
ランは白ローブをおさえながら、
「勇者様、ごめんなさい! ノー○ンでしたっ!」
「どこが少年誌なんだよっ! R18の青年誌じゃないかっ!」
「……でも勇者様、本当は嬉しかった?」
「ま、まあ……。そんなことより、今から俺が全年齢対象のバトルをする! よく見てろっ!」
俺は剣をかまえて、猛毒コブラの前に立つ。
「さあ、猛毒コブラ! チート勇者の力を見せてやる!」
「ほざけっ!」
そう言いつつ、猛毒コブラはにらんでいる!
俺は、一瞬で猛毒コブラを斬り裂いた!
しかし、俺の前方にいる猛毒コブラはダミー人形だった!
「ふはははっ、残念だったな! 勇者よっ、俺はこっちだ!」
この声は猛毒コブラ!
俺がふり返ると、ガーネットの隣に猛毒コブラが並んでいる!
いかにも、今からツーショットを撮ろうとしているような立ち位置だっ!
猛毒コブラはガーネットの方を向いてツーショットをねだった!
……のではなく、飛びかかった!
「メスガキっ、猛毒のキバを食らえ!」
「なんのっ、バリアー!」
と言っても、ガーネットのバリアーは黒ローブだが。
コブラは、黒ローブにかみついた! それから、引きちぎってしまった!
ミニスカの魔女っ娘姿になったガーネット。恥ずかしそうにミニスカを隠して、
「ふええ……。黒ローブが破れたのだ……」
まずい、ガーネットは身動きがとれないぞっ!
このままでは、ガーネットに猛毒が注入されてしまう!
俺は剣を手にして、背後から猛毒コブラを斬りつけた!
ぽこっ。
こ、この感触は……。チート切れだっ!
ふり返った猛毒コブラは、
「なんだ、勇者よ。かゆいじゃないか。たいした攻撃だな!」
くっ、イヤミなやつだっ!
「ほらほら、勇者! 助けてみろよ! メスガキが猛毒まみれになるぞぉ」
猛毒コブラはそう言って、口から毒液をしたたらせる。
ど、どうすれば……。
俺が悩んでいる間にも、猛毒コブラはゆっくりとガーネットに近づく。
ガーネットは怖がって、
「ロアスよっ! な、何とかしてくれ! このままでは……、余が殺される!」
「なんとかって……。やっぱり、ガーネットがおどるしかないだろ?」
「み、ミニスカートでおどるのか!? はいてるのは、勝負下着なんだぞっ!」
「でも、このままでは殺されるだろ!」
ガーネットの顔は、一気に赤くなる。
しかし、うなずいておどる!
「ロ、ロアスよ~。が、がんばるのだ~!」
見えそうで見えないギリギリラインで、ガーネットのスカートが舞う!
ミニスカの下の、赤い勝負下着をイメージする俺。
きたきたっ、力がみなぎってくる!
おどり終えたガーネットに、猛毒コブラが言う。
「死出のおどりは終わったか? じゃあ、望み通りかみつくぞ!」
いやいや、誰も望んでないだろ!
俺は剣をふりかざし、
「猛毒コブラ! お前の相手はガーネットじゃない! 俺だっ!」
「フフフ、ザコ勇者がっ! 調子にのるなっ!」
飛びかかってきた猛毒コブラを、俺は斬り裂いた!
「なんでっ、俺が一撃で負けた……」
猛毒コブラはまっぷたつになり、地面に落ちた。
勝ったのに、ガーネットの悲鳴が聞こえてきた。
「ふええっ、愛用の黒ローブが破れてしまったのだっ!」
泣き叫ぶガーネットをランがなぐさめる!
「まあまあ、私の白ローブをあげますから!」
それだけはやめろっ! ランが全○になってしまうから!




