第一幕:開幕のベルは上着と共に
ここ、月神市はなかなかに発展しているそれなりに栄えあるばしょなのだが、
月神市はかなりアンバランスな場所だなぜなら大型ショッピングモールやビル等がズラァ〜っと建ち並んでるなぁと思うとそのすぐちかくに森があったり、
高級住宅街の近くに月神山と獅子川が流れてたりと、なんか良くわかんないつくりをしている
まぁ大まかに俺が住んでる場所の説明するとこんな感じ
…まぁ、俺ってば置かれた状況を考えるとダラダラ自分が住んでる場所を語る余裕〜ないんだけど
っえ?じゃぁ何で説明してたのって?
まぁそこには触れるな!って奴?
あぁ因みに俺が置かれた状況はね周りはビルに挟まれ陽が届かない路地裏にて
以下にもヤンンチャしてそうな金髪ニート達(不良)に絡まれてるの、ナイフがチラチラ見えてるの…はぁ笑える
そんな事をダラダラと考えてると目の前の丁度真ん中にいた何と闘って傷ついたのか良くわかんない額に大きな傷跡が横一線にある金髪ニート1号が光輝くモノをちらつかせ口を開いた
「兄ちゃん怪我したくなかったら俺らに金貸してくんない?」
怪我したくなかったらてっおまww
盛大に突っ込んでやりたかったがややこしくなりそうだから心の中でだけにした
けけっ決して怖いからとかじゃないよ〜うん…
「ワレなにダマリコクッテンネンボケハヨコタエンカイ」
何故片言?そして胡散臭い関西弁、絶対関西のひとに憧れてるだけだろこいつ…
よし金髪ニート2号となずけよう
まぁとりあえず何か喋っとこうかな
そう思考を巡らせて口を開くことに
「なぁあんたら暇なのか?」
おっと、思わず本音が…
「アァァ゛ア?フザケンナヨテメェ」
俺の言葉で怒り狂った金髪ニート2は全力で振りかぶった拳を全力で突き出してきた
ガァァン!!
甘めぇ…
っあ!いちごパフェ食いにいこっかな
っよし!そうと決まれば、早くかたずけるか。
そう思考を巡らせた俺の目の前には金髪ニーと2が地面に熱い口付けを彼女無しな俺に見せつけていた
「ニートぉおお〜!!!!!!
テメェニートに何をしたぁ」
っえ?イジメられてんの金髪ニーと2
イジメ、カッコワルい、ダメ、絶対
「何をしたって、踏み込みが甘い彼に右ハイキックのカウンターだけど、見てたろ?」
そう金髪ニート2は俺の右ハイキックで見事に左側のそのビルの裏口であろう扉に左側頭部を打ちつけ跳ね返って今の姿に
「よくもニートをやってくれたなもうゆるさねぇからな」
仮に許されるとしてカツアゲしてきたあんたらに何を許されろと?
「さっきからニートニートってあんたらもニートだろ?」
「違う!!!いや違わねぇが違う!!!!こいつの名前だ、ニート・G・ヘヤーだからニートわかったか!!!」
律儀に答えてきたよ(笑)
まぁいい感じに暖まって来たみたいだから良いけどさ。
つかリアルニートだったか全員まぁ一匹別な意味だったが
「さっきからぶつぶつ気味がワリィんだよテメェ、くたばりやがれ!」
ありゃ声にでてたか
金髪ニート1号の怒声を合図に一斉に殴り掛かってきた総勢4名
とりあえず一番近くにいた金髪ニート1号の腕を掴み相手の殴り掛かってきた時の力を利用して右斜め前にいたモヒカンに金髪ニート1号を投げつけて
距離をとるためにバックステップ
「ふぅ…」
五歩ほど距離が開いとこで一息
どうやらモヒカンは金髪ニート1号にぶつかって気絶したよいだが金髪ニート1号はモヒカンクッションでたいしたダメージはないらしい
「どうした?そんなもんか?てかソレは飾りなの?」
俺が挑発してやると残り3が一斉に走りだした
ソレをみて俺は前のめりに倒れこむようにその柔軟で強靭な太股と膝をフル活用して茶髪でCHARA男の目の前に距離を詰める
CHARA男はギョッとした顔のまま固まってしまう
ありゃりゃ、まぁしゃぁないと思うけどさ
っガツ!
ガゴン!!!
俺は固まって隙だらけなCHARA男の鼻の下を殴り左拳で顎を打ち抜き意識を刈り取る
っズン!
それを見てビビったのか体を震わせ動けなくなっているボウズ頭にラインをいれたそいつの水月に肘を入れてうめき声も上げさせずブラックアウトさせる。
「何なんだよ…お前、お俺は強いのに、かっか数だって五人もいたんだぞ!!!!!」
金髪ニート1号はショックのあまり声を震わせ騒いでいた
可哀想に…
「金髪の…それは違う、テメェらは強くなんかねぇよ数にものいわせて挙げ句ソンナモのちらつかせてさ」
「あぁ、あ、ア゛ア゛ァァあ――――――」
俺の言葉で素敵にご乱心なされた金髪ニート1号はナイフを振り回し向かってきた
「あ〜、ちょっと予想外…
さてどうもぐりこむか。」
素敵なステップでナイフの射程圏外を保つ
さて、あれで行くか
俺は活路を見いだし行動にうつした
「喰らえ !!!」
上着を相手に投げ、すぐに奴の左側にあるビルの壁に走りだしジャンプする!
そのままビルの壁までくるとその壁を蹴って顔面にかかった俺の上着に悪戦苦闘している金髪ニート1号の後ろに着地するとすぐさま奴の股ぐらを蹴りあげる!?
勝ったな、何とか上着は取れたらしいその顔は嬉し切なしな複雑な顔をして気絶していた
「ふぁあ終わった〜、んじゃいちごパフェ食いに行きますか」
ついでに金髪ニートその他多数から財布の中身をいただき上着を拾いあげる
「っうわ穴空いてるし!
泣きてえ気に入ってたのに…」
お気にの上着に悲しみつつその場を後にした。