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君がされたらどう思う?  作者: 桜井剛
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教室に残された31人

うわぁ。なんかめんどくさいことになりそうだなぁ。そんなことを思いながら話を聞いていた。

暑い。とにかく暑い。今、何か一言叫んでくださいと言われたら多分。いや、確実に暑いと叫ぶと思う。この狭い教室に閉じ込められた30人。先生を入れて31人。ぽた。また机の上に汗が垂れた。これで何滴目だろう。そろそろ小さいペットボトル一本分は作れるのではないか?何が起こってるかって?話は5分前にさかのぼる。

体育館でバスケをやったあと、教室に帰ってきた。

え?なにこれ。一番最初に教室に入って来た岡本が言った。どれどれ?続々と人が集まってくる。このクラスであまり目立たない印象の倉井君の机の上。花瓶とともにひどい落書きが書かれている。これが初めてではない。17日連続19回目だ。流石にここまでくると犯人を探すやつがいるだろう。なんて思った。

その時。ガラガラガラ。いつもより大きなドアを開ける音。熱血で有名な田代先生と校長先生が入ってきた。席につけ。ボソッと田代先生は言った。どーやら岡本がチクったらしい。倉井君は生徒指導の先生に連れ去られなにが起きているか理解をしていない。これは長くなるぞ。なんて思った。えー。体育お疲れ様。まずは校長先生から話がある。どーせめんどくさいことが始まるんだろう。そんな気がした。

続きが気になルゥ!

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