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【書籍化】白の平民魔法使い【完結】   作者: らむなべ
第九部:呪われた魔法使いとお姫様
719/1050

主要登場人物(第九部時点)

三部で一度書いた現時点での主要登場人物五人の情報を載せておきます。

当然第九部までのネタバレを含みますので読んでいない方は控えてくださいますよう……!

・アルム

マナリル国マットラト領の田舎村カレッラ出身。現在十八歳。

入学当初は学院唯一の平民という点だけで噂になっていたが、現在は様々な功績が明るみになり貴族界隈から注目されているベラルタ魔法学院の三年生。

相変わらず外見は黒い髪と黒い瞳以外に特徴はあまり無いが、一年生の時より少し背が伸びた。

規格外の膨大な魔力量とその魔力量を完璧にコントロールできる繊細な技術、そして師匠から教わった魔法の三工程を同時に行う"星の魔力運用"によって魔法に達していない魔力遊びとされている無属性魔法を実用化させている魔法世界のイレギュラー。

真偽のわからない噂と明るみになっている功績の積み重ねによって各所から学院唯一の平民、魔法生命の天敵、魔力の怪物、ガザスの友人、異端児、ミスティ様に近寄るゴミ、など様々な異名を付けられている。

進級試験の成績は11人中6位。

魔法儀式(リチュア)の戦績は171勝32敗と圧倒的に数が多い。

功績は圧倒的で実地依頼での評価も高いが、無属性魔法しか使えないのは変わらないので技術が最下位なのと座学が普通なのが響いてこの順位。

進級試験には教師陣との模擬戦があり、模擬戦をした相手は学院長のオウグス。オウグスは闇属性の"浸食"の特性に特化した魔法使いだが、無属性魔法にはそもそも浸食できる属性が無いので相性差で勝利。


各地から色々と声が聞こえてくるものの本人のスタンスは変わっていない。

どれだけ騒がれていても自分の憧れる魔法使いになるべく日々を過ごし、周りにいる友人や知り合った人々との出会いに幸福を感じ、自分の世界を大切に思う少年のまま。

十六歳まで一般的な社会に身を置いておらず金や権力とは無縁の生活を送っていたからか、褒美にとどれだけの金品や立場を提案されてもあまり興味が無い。褒美を与える側の顔も立てるべきだとルクスに教えて貰ってからは素直に受け取っている。

仕方なしに貰っているお金は生活費や友人達へのプレゼント以外はほとんど育ての親であるシスターに送っているが、シスターもこれはアルムのお金だと保管しており、使ったのは最近師匠の墓を少し頑丈にした時くらい。


好きなものは師匠。シスター。友人。魔法使いの物語。魔法全般。シスターのシチュー。紅茶。ミスティのつける香水。誰かを助けたいと思える人。

嫌いなものは特にないが、自分の世界を脅かす者や命の責任をとらない者には基本容赦が無い。


血統魔法は無し。

最大出力の魔法は自身の全魔力を込めて放つ【天星魔砲(カエルムフロス)】。

仕組みは単純な魔力の砲撃だが単純ゆえに属性の特性や魔法の性質による相性差が存在せず、圧倒的な規模と"現実への影響力"で敵を破壊する攻撃魔法。

これを使うと魔力が無くなり、魔力が回復するのに三週間ほどの時間を要するのと膨大な魔力の流れによって体が内部から破壊されてアルムが戦えなくなるというデメリットがある。

他の主要魔法は『光芒魔砲(パイルシャフト)』『幻獣刻印(エピゾクティノス)』『永久魔鏡(ティアアピロ)』などなど。




・ミスティ・トランス・カエシウス

マナリル国カエシウス領の都市スノラ出身。現在十八歳。

一年生の時にアルムと同じく話題になったマナリルの貴族の頂点カエシウス家の次期当主。

背負う期待や周囲からのプレッシャー、グレイシャの事件によるカエシウス家の不名誉を持ち出す声などなんのその。無事に三年生へと進級した。

淡い水色の混じる銀髪と宝石のような青い瞳を持ち、小柄なのを気にしていたが少し成長して気にならなくなった。母と姉のような胸の豊かさだけ受け継いでいないのだけ少し不満に思っている。


アルムという規格外の存在を除けば圧倒的な魔力量、才能に裏打ちされた技術、日々の鍛錬による身体能力、今日までの戦闘経験、そして血統魔法の完全制御など名実共にカエシウス家の最高傑作として成長を遂げている。

進級試験の成績は11人中1位。

魔法儀式(リチュア)の戦績は61勝1敗。血統魔法抜きだが一度エルミラに負けている。

功績から成績、他者からの評価まで非の打ちどころがないため見事首席。

進級試験の相手はアルムと同じく学院長のオウグス。途中まで模擬戦らしい模擬戦だったが、興が乗ったオウグスが血統魔法を唱えて世界改変魔法を持ち出した事でヴァンが止めかける。

しかしミスティも血統魔法を唱え、オウグスの世界改変を上書きして決着。


誰もが羨む生まれだが、その生まれと境遇によって課せられた様々な苦悩や困難に(さいな)まれ、それを乗り越えた心優しい少女。

貴族の頂点であるカエシウス家は誰にも助けられるべきではないという厳しいながらもそう在らなければいけない立場を自覚しているものの、誰も自分を助けられない、という現実があまりに辛く、昏睡した母親を誰も助けられなかったという事実が恐怖に拍車をかけていた。物語に出てきたお姫様に助けに来た魔法使いがいるように、自分にも自分を助けてくれる魔法使いが現れますようにと願うほどに。

乗り越えられたきっかけは絶望した自分を助けてくれる誰か。助けてと口にした際にアルムが現れてくれた事であり、これから先どれだけ嫌われても生涯をかけて彼のサポートをする事を決めている。

アルムは友人であり、恩人であり想い人。アルムに助けられた日以来アルムのふとした言動に感情を振り回されており、その事を幸せに思っている。友人達に応援とからかわれながらも楽しく過ごしている。


好きなものはアルム。家族(城の使用人含む)。友人。紅茶(ミルクティー)。友人達五人とのお茶会。ラナのおやつ。アルムに褒めてもらった香水。

嫌いなものはアルムや友人を傷つける人。いわれのない悪意。一人でいる事。渋く淹れてしまった紅茶。姉を馬鹿にする人。


血統魔法は【白姫降臨(ニブルヘイム)】。

周囲を雪と氷の世界に変える世界改変魔法。

魔法で最も難しい世界改変魔法の中でも頂点の一つとされ、千年の歴史を持つ。

血統魔法は覚醒済み。

ミスティが覚醒させたことによって"現実への影響力"が頭打ちになっており、これ以上"現実への影響力"が底上げされる事は無い。

星の神秘である"冬"に至った血統魔法であり、数少ない完成された血統魔法の一つ。

ミスティ本人は知らないが、本編前半で血統魔法に愛されているミスティの才能でさえ制御に手を焼いていたのは数百年前の先祖が"星の魔力運用"によって"現実への影響力"を底上げしながら覚醒させたため。血統魔法に意思が生まれたのもその時である。




・ルクス・オルリック

マナリル国オルリック領の都市アムピト出身。現在十八歳。

ミスティと同じく入学時に話題になった四大貴族オルリック家の次期当主。

アルムやミスティと同じく進級試験をクリアし、無事に三年生へ進級した。

金髪と茶色の瞳に顔立ちの整った少年だが、四部での事件以降自信がついたのが最近は貫禄が出てきている。アルム達友人といる時は顔付きも穏やかで、美形なのもあってその横顔に事情を知らない女子が魅了される事もしばしば。


アルムとミスティの陰に隠れているが、他の追随を許さない圧倒的な才能を持つ魔法使いの卵。

技量だけならそこらの魔法使いをすでに超えている万能の使い手(オールラウンダー)で、ベラルタに入学してからの経験値が凄まじい。雷属性を特性も熟知している他、感知魔法による搦め手や魔法の性質を利用した発想にも長けている。

進級試験の順位は11人中2位。

魔法儀式(リチュア)の戦績は82勝12敗。本人は入学式にアルムに負けてるから13敗だと言い張り、アルムはあれは引き分けだったと言い張っており、この話を出すと普段仲のいい二人が言い合いになるのでミスティ達の間ではこの話題を出さないのが暗黙のルールとなっている。

ミスティと同じく全ての評価項目において隙が無いため次席。ミスティがいなければ間違いなく首席で残念だったと言う人もいたが、本人はこの年で入学してアルム達に出会わなければここまで伸びなかったと語っている。

進級試験の相手は学年担当のヴァン。血統魔法抜きとはいえ模擬戦でヴァンと渡り合い、対人用の首を狙う風の斬撃をヴァンが繰り出すも完全に対策して拮抗。文句無しの進級となった。


父が四大貴族、母が常世ノ国(とこよ)からの流れ者という事で子供の頃はその事で色々と噂されていたが本人は母親が大好きだったので気にしておらず、誰よりも健全に育った少年。

母はこの時代で初めて魔法生命に反旗を翻した人間の一人で、最初の四柱の一柱ファフニールを討伐したアオイ・ヤマシロという女性。

ファフニールが残した毒の呪いと大百足と大嶽丸の呪法の影響で母親が衰弱死しているので、魔法生命と一番因縁のあるいわば本来主人公になるはずだった男。

生まれに関係なく人にはその場に立つに相応しくあるべき、という考えを持っており、そんな人達を守るのが貴族としての自分の使命だという信念も持っている。

生まれを理由に一度も社交界に立つ事が許されなかったにも関わらず、誰を恨む事も無く高潔で在り続け、幸せだったと言い残して亡くなった母を想っての信念である。

誰よりも健全に育ってしまったがゆえに、平民でありながら魔法使いの精神を貫き、カエシウスの血統魔法を相手する恐怖すら乗り越えてグレイシャからミスティを助けに行ったアルムの大きさと自分の小ささを実感して、一時期迷い苦しんでいた。

しかし出会った人々の言葉でそれも乗り越え、今はアルムと出会えた事を何よりも感謝しており、アルムと並んで戦える事を誇りに思っている。

エルミラとは恋仲であり、たまに二人きりの時に手を繋いだりと隠れていちゃいちゃしたりする。


好きなものは家族。エルミラ。エルミラが笑った時に見える八重歯。友人。常世ノ国(とこよ)の子守歌。麦茶。今を精一杯生きている人。青空。地方に出かけた時に食べる知らない郷土料理。

嫌いなものは口だけの人。パプリカ。エルミラにセクハラした王都勤務のとある貴族(現在行方不明)。


血統魔法は【雷光の巨人(アルビオン)】。

雷の巨人を召喚する血統魔法。

血統魔法は覚醒済み。

雷属性の魔力ではなく、本物の雷を疑似再現するという発想で"現実への影響力"が跳ね上がったが、あまりに強力になりすぎた結果使い手への反動が凄まじい。

星の神秘"落雷"に至る可能性もあった血統魔法へと覚醒しており、"現実への影響力"の高さの割に魔力消費が少ないという破格の性能も持つ。

血統魔法に意思があるが、会話可能にまでは至っていない。




・エルミラ・ロードピス

マナリル国アルキュロス領の町フィアーバ出身。現在十八歳。

没落して家名だけが残ったかつての名家ロードピス家の次期当主。

見事他の貴族を見返すかのようにその実力で三年生へ進級した。

少し猫ッ毛のある赤みがかった茶髪と赤い瞳を持ち、心の底から笑うと八重歯が見えるのがチャームポイントの少女。一年生の時から心だけでなく体も成長し、最近出費が多い。


入学時は少し強い程度の魔法使い見習いだったが、常に格上か相性の悪い相手、そして圧倒的な怪物と戦い続けた経験値により、今の実力は四大貴族であるミスティやルクスに迫る勢い。

魔力量もアルムやミスティがおかしいだけで平均的な魔法使いよりも多く、格上との戦いを繰り返して成長した魔法の構築技術と強敵相手でも冷静に戦闘を組み立てられる精神を持つ万能の使い手(オールラウンダー)

進級試験の順位は11人中4位。

魔法儀式(リチュア)の戦績は91勝31敗。

功績や実地依頼の評価、魔法技術は文句無しだが、座学だけ弱くこの順位。

進級試験の相手はルクスと同じくヴァン。時間をかけてヴァンの魔法を見極めて対応し続け、互いに魔力切れ寸前までもつれ込んだ結果オウグスからストップがかかり進級が決定。

ストップがかかったのはヴァン相手に粘れる学生を不合格にするのは有り得ないのと、互いの目が本気で最後に切り札である血統魔法を使って相手を殺す算段を立てているような雰囲気があって恐かったから(実際エルミラはヴァンの血統魔法にカウンターで血統魔法を使って勝つイメージを頭の中でしていた)。


ベラルタに来るまで友人がいなかったが、今は友人に囲まれて日々を楽しく過ごす快活な少女。

日々のどうでもいい話やくだらないじゃれ合いを何よりも楽しんでいて、それを見てまた笑い合える友達との関係性を大切にしている。

そんな場所にいれるきっかけであるアルムが魔法生命との戦いで傷つき、アルムの一番大切な人である師匠が死んだ時でさえアルムに頼らざるを得ない状況になってしまった時に、あなたに何ができるっていうの? というかつて母に見捨てられた時の記憶が重なってしまい、何もできなかった自分の非力さに涙を流し、足掻き続ける。

その足掻き続けながら正しい道を選んで進める在り方こそが自分の輝きであると気付かされ、迷いを吹っ切った。

ルクスとは恋仲であり、たまにミスティやベネッタにからかわれるのも照れながらも嬉しく思っている。


好きなものは友人。ルクス。友人との雑談。ベラルタのパン屋のパン。鶏肉の料理全般。服を買う事。買った服を着て誰かに見てもらう事。

嫌いなものは母親。金持ってて威張る貴族。悪夢。ホラー系の物語。


血統魔法は【暴走舞踏灰姫(イグナイテッドシンデレラ)

爆発する灰のドレスを纏う血統魔法。

血統魔法は覚醒済み。

灰のドレスを纏う自身を炎に変えて呪詛や周囲にある物を焼き、灰を増やして補充できるようになり利便性が増した。

ルクスを救いたい一心で魔法生命の鬼胎属性に対するカウンターとして呪詛を焼き尽くす魔法になったが、使い手の意識次第であらゆる魔法を焼き尽くせる可能性を秘めており、星の神秘に到達しているミスティの血統魔法に対抗できるかもしれない地味にやばい血統魔法。

しかし制御があまりに難しく、自身を炎の魔法に変えられる高度な"変換"技術まで要求される難しすぎる血統魔法のため、これから先そこまでに至れる逸材が将来現れない可能性のほうが高い。




・ベネッタ・ニードロス

マナリル国ニードロス領(元カエシウス領)オルトラの街出身。現在十八歳。

カエシウスの補佐貴族ニードロス家に生まれた長女。現在はカエシウス領の大半が没収されたのでニードロス領となっているが、本人は当主になる気が無いのでどっちでもいいと思っている。

本人は少し不安にしていたが無事三年生へと進級。

翡翠色の髪で普段は目を閉じている。成長して少し大人っぽくなったが、性格は特に変わっていないのでアルム達の前では無邪気な少女のまま。着痩せしている事に気付いている男はまだ少ない。


表立って戦う事は少なかったが、徐々に経験値を積んで成長を続ける。

四人に比べれば直接戦闘での実力や魔法技術は劣るものの、治癒と防御魔法といった他者の支援系の魔法は一級品の腕を持つ。

進級試験の順位は11人中8位。

魔法儀式(リチュア)の戦績は11勝38敗。ほとんどミスティとルクス、エルミラと戦っている為戦績はよくない。

座学と実地での評価は高いが、功績と魔法技術が後一歩で魔法儀式(リチュア)の戦績も悪かっため進級が少し危うかったが、ダブラマを救った功績と急成長した実力を見せつけてこの順位に躍り出る。

進級試験の模擬戦の相手はベラルタ魔法学院専属治癒魔導士のログラ。互いの防御魔法が強固すぎたせいか互いに相手の強化と防御魔法を破れず、血統魔法抜きだったため決定打が無くそのまま引き分けに。


ベラルタに来るまで友人がおらず、入学したばかりで全員警戒し合っていたぴりぴりとした学院の中で唯一楽しそうに話すアルム達に惹かれてアルム達の友人になった少女。

きっかけはアルムの脚の怪我であり、ベネッタはそれを治す形で輪の中に加わったのだが……そのきっかけがベネッタの心にずっと刺さる罪悪感となり、アルムのために死力を尽くす理由の一つにもなっている。

四人と一緒にいる今に一番幸せを感じており、未来もそうであってほしいと願っている。アルムごとダブラマの平民の命全てを生贄に捧げる魔法生命の術式を阻止するために全てを懸けて両目を失った。

敵国であるはずのダブラマをその身を挺して救ったマナリルの少女という事でダブラマからは聖女と呼ばれており、そこらの貴族よりも認知度が高い。本人はアルム一人を助ける為に結果的にダブラマを救っただけなので、聖女と呼ばれると少し恐縮してしまうらしい。

本人は気付いていないが、魔法生命メドゥーサと契約し、数千年の呪詛の塊である魔法生命アポピスの魂に触れて精神を焼かれ続けた結果、人間の使う呪詛魔法のほとんどに耐性が出来ている。

マナリルとダブラマが休戦する事をよく思わないマナリルの貴族達に呪詛魔法を百回以上かけられているが、全て効果が無いどころか跳ね返されている。その呪詛が感知魔法に引っかかり、その貴族達が裏で捕縛されている事も本人は知らない。


好きなものは母親。弟。友人。四人と一緒に食べるご飯。お菓子全般。ラナのおやつ。ミスティと紅茶を飲む事。エルミラとする買い物。ルクスとの勉強。アルムに頼られる事。

嫌いなものは父親。アルム達と最初に話す前の自分。怪我。理不尽な死。


血統魔法は【魔握の銀瞳(パレイドリア)】。

魔力を持つ命をその瞳に捉える血統魔法。

血統魔法は覚醒済み。

元は魔眼だったが、両目を失った後に常時放出型血統魔法へと昇華させており失った両目を補う形でベネッタの両目そのものになっている。

"星の魔力運用"と常時放出型に昇華させた結果"現実への影響力"が高くなりすぎてしまい、開けただけで魔力を持つ命を拘束できてしまう。本人への負担も大きいのでベネッタは普段は目を閉じているが、目を閉じていても周囲の情報が魔力を通じてわかってしまうほど。

百年以上前に禁止された魔法による人体実験の一つである"魔法による臓器補完"を血統魔法とはいえたった一人で成し遂げてしまっており、聖女であるという事を抜きにしても裏で注目されている。

ここまで読んでくださってありがとうございます。

ここに書いてない事で気になる事があれば感想欄で質問をどうぞ。第九部以降のネタバレ以外はお答えできると思います。

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― 新着の感想 ―
3位はサンベリっちかな? 4位エルミラの敗因は…学力ですかね…
[気になる点] 最初読んだ時はサラッと流してたけど 改めて読むとミスティとエルミラの魔法儀式の内容を読んでみたいと思いました!
[良い点] まとめとして改めて見ますと濃密な2年が過ぎたのがよくわかります。 気になっていた進級試験の結果も、情報が出たことで更に想像が膨らんじゃいます(笑 [気になる点] ミスティに勝利したエルミラ…
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