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【書籍化】白の平民魔法使い【完結】   作者: らむなべ
第五部:忘却のオプタティオ
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295.交渉の条件

「アルムくんいいよー」


 ガザス国タトリズ魔法学院の訓練場。

 ベネッタの間の延びるような声がした。


「わかった」


 名前を呼ばれ、五十メートルほどの距離からベネッタに突っ込むアルム。

 正確には、ベネッタの近くの人間大の人造人形(ゴーレム)目掛けて。

 甲冑のような格好をした人造人形(ゴーレム)が突っ込んでくるアルム目掛けて拳を繰り出すも、アルムはそれを悠々と躱し、下腹部に手を突っ込む。


「『魔弾(バレット)』」


 突っ込んだ腕に展開された五つの魔力の弾を展開と同時に発射し、人造人形(ゴーレム)の内部にアルムの魔法が跳ね回った。

 『魔弾(バレット)』の勢いでふらふらする人造人形(ゴーレム)の頭を蹴り飛ばすと、人造人形(ゴーレム)は停止した。

 最後に、飛ばした頭を破壊すると人造人形(ゴーレム)は消えていく。


「あちゃー……全然駄目だぁ……」

「いや、強度は上がってるぞ。初めての召喚で"現実への影響力"まで意識できてるなら十分じゃないか?」

「そうかなぁ……ボクの技量不足なんじゃ……」

「技量というよりただ魔法式が定まってないだけじゃないか? そこまで落ち込む必要は無いと思うが」


 いとも簡単に人造人形(ゴーレム)を破壊されて肩を落とすベネッタ。

 アルムはそう言ってくれているが、数度同じように破壊されているのを見ると自分の技量不足を痛感してしまう。

 とはいえ、アルムがてきとうな慰めをするとも思えないので初めてだから仕方ないと割り切った。


「アルムっち……人造人形(ゴーレム)破壊係って面白い?」


 そんな光景を見て、茶色の髪を二つの団子状に纏めている女子生徒が言う。

 ベラルタ魔法学院の生徒フラフィネ・クラフタだった。

 今はアルムとベネッタと三人組で組んでおり、召喚の魔法の実践を行っている所なのだが……無属性魔法は召喚ができないので、アルムは二人の人造人形(ゴーレム)と実際に戦い、"現実への影響力"の変化を伝える係になっている。


人造人形(ゴーレム)の構造によって効率のいい崩し方が違っていて存外面白い」

「さっきの効率よかったん?」

「今のは少し試して見たかっただけだが……」

「本当に楽しんでるし……アルムっちって変わってんね」

「変か?」

「変だしー」


 そんなアルムの事を変と評するフラフィネは、壁際で力無くアルムの制服の上着を下にして寝転がっていた。


「フラフィネの休憩の仕方のほうが変だと思うが……」

「女の子に変って言っちゃいけないんだし……」

「すまん。体調悪いなら医務室に行ったほうがいいぞ」

「だいじょぶだし……」


 そう言って、フラフィネはそっぽを向く。

 流石は留学メンバーという事か、フラフィネはとっくに召喚についての課題は終わらせているので問題はない。

 ベネッタも終わってはいるのだが、納得がいかないらしく繰り返しているだけだった。

 そんなアルム達を横目に、こそこそと……同じく訓練場で訓練をしているタトリズの生徒達が噂していた。


「すげえな……本当に召喚初めてか?」

「何でベネッタさん落ち込んでいるのかしら……初めてであれだけ出来たら上出来なのに……」

「一人全くできないやつがいるのが極端だな」

「あの組、あの平民のせいで評価は普通になるんだろ? 他の二人は不満じゃないのかね」


 留学期間は二か月。最初の一週間ほどはタトリズ魔法学院の基礎授業にベラルタの生徒達が合流する形で参加するのが慣例となっている。

 ルクスの模擬戦の時の行動もラーニャのほうから、未知の魔法から平民であるアルムを守ろうと体が勝手に動いてしまったらしいという、ラーニャの話術によって美談に脚色されて――嘘はついていないのがポイントである――タトリズ魔法学院全体にその話が瞬く間に広まって落ち着くこととなった。

 誤解が解けた事もあってベラルタの生徒のほとんどはその実力で同じ魔法使い志望としての尊敬や憧憬(しょうけい)の目を勝ち取り、友好国のよき隣人としてタトリズの生徒達と交友を深めている。

 あの模擬戦の日――ラーニャと酒呑童子の話を聞いてからすでに五日が経っていた。










 

 頭を下げ、魔法生命に関する情報交換の交渉に応じてくれるよう願うラーニャ。

 そんな助けを求めるラーニャを見てアルムは当然のように口を開いた。


「もち――――むぐ」

「ストップですアルム」


 そんな、二つ返事で引き受けようとしたアルムの口を隣に座るミスティが片手で塞いだ。

 無理矢理に止められた事にアルムは困惑する。


「ど、どうした? ミスティ?」

「アルム、お願いがあるのですが聞いて頂けますか?」

「いや、だが今は……」

「今でないといけないのです」


 アルムは何故このタイミングでと思わなくもなかったが、ミスティが言うのだから何か意味があるのは間違いない。

 意味無く、話を遮るような事をするような人間でないのはアルムもよく知っている。


「わ、わかった……なんだ?」

「耳を塞いで目を瞑って、後は……少しの間黙って頂いてもよろしいですか?」

「な、なんだその拷問の下準備みたいな……」

「よろしいですか?」

「あ、はい」


 ミスティに言われた通り、アルムは耳を両手で塞ぎ、目もぎゅっと力強く瞑り、口も閉じる。

 だが、両手で塞いだだけでは周りの声は遮断しきれず、微かに声が聞こえてきた。特に、隣のミスティの声はよく聞き取れる。


「『氷結(フリズド)』」


 そう。ミスティが魔法を唱える声が。

 耳を塞いだアルムの両手の上から更に、ミスティは魔法で凍らせて完全に音を遮断させた。


「ミスティ? ミスティ……? ミスティ!?」


 突如、両手ごと耳を凍らされて流石に混乱し始めるアルム。

 理不尽に両手を拘束をされたにもかかわらず、律義にも目は瞑ったままで、数度ミスティの名前を呼んだ後にしっかり黙るのはアルムらしい。


「失礼。アルムは人が好いので少し私達のほうで条件のほうを相談させて頂きます」

「……そこのアルムは返答しかけたように見えたが、それを遮る権利があなたにあるのか?」


 非難するような酒呑童子の声。

 しかし、ミスティは堂々としている。そちらこそ何を言っているのか? そんな態度で。


「無いというのなら、私達をここに呼ぶ意味も無かったのでは? こそこそとアルムだけに話し、無知な優しさに付け込み、都合よくあなた方が得するだけの情報を無償で受けとればよろしかったでしょう? それとも……私達は目の前で不平等な交渉を見せつけられる為に呼ばれたのでしょうか? だとすれば、ガザスというのは随分悪趣味な文化をお持ちですのね」

「不敬だな。紛いなりにもガザスの女王であるお嬢を前にして……」

「ならば女王らしく国を通して交渉してはいかがでしょう。それが出来ないとわかっていたから私達個人への交渉に踏み切ったのでは?」

「っ……!」

「私はその交渉を公平にしようとしているだけです。何か不都合がありまして?」


 言葉に詰まる酒呑童子に外面用の笑顔を見せるミスティ。

 交渉というのは酒呑童子にとって苦手な分野だ。

 鬼だった彼は欲しければ奪う、飢えれば食らう。それが(たの)しみであり、それが快楽であった。生前に人間とまともに話した経験は殺される前のみ。

 恐怖で人間を支配した事はあっても、言葉で説き伏せた事は無い。

 恐ろしきは分野の違い。貴族界隈という、生前の威光が届かない世界での不自由さを実感する。その不自由さを愉しめているのが酒呑童子という鬼にとって幸いだろうか。

 ラーニャの下にいる今の立場で多少の経験こそ積んだが、すでに状況を十分なほど把握したミスティを相手取るには経験が少なすぎた。


「やめなさいシュテン。あなたはこの世界に入ってまだ二年の新参者ですもの。幼少の頃からマナリルの貴族相手に立ち回っている御令嬢に勝てるわけありません。それも相手はカエシウスのミスティ様ですから」

「ええ、そうですね」


 頭を上げたラーニャに諭され、酒呑童子は笑みを浮かべて引き下がる。

 笑みは遠慮のない言葉を突き付けられた事に対するものだった。


「元より、これは私達が不利になるべき交渉よ。それと……ミスティ様は私達に無理難題な条件を提示しようとしているわけではなくて、見合った条件を提示してしっかり公平にしようと言ってくれているのよ。無理な手段でこの場を作った私達の顔を立てる為に」


 ラーニャに言われ、酒呑童子は再びミスティのほうを見る。

 ミスティはそんな視線を向けられても目を合わせようとはしない。肯定も否定もせず、ラーニャと酒呑童子の話を聞いていないという体でそこにいた。

 あの挑発に等しいミスティの言外にそんな意味があった事に驚く。いや、思えば確かに……はっきりと彼女は、公平にする、と言っていた。


「……勉強させて頂きました。どうやら、私の言葉は無粋だったらしい」

「という事で、皆様で御相談をどうぞ」


 ラーニャに促され、ミスティのわざとらしい咳払いで交渉についての相談が始まる。

 二つ返事でラーニャの話を受けようとしていたアルムは置き去りのまま。


「私とベネッタはガザス王家に恩作れるだけでも大きいわね。下級貴族と没落だし」

「うんうん」

「僕はどっちでもいいけど、みんなの利益になるなら。ヴァン先生は?」

「あいつらと今まで戦ってきたのはお前らだからな……俺が条件を言う権利はないとは思うが、国と学院長に黙ったままってのが厳しいな」

「ヴァン先生もあれミスティにやってもらって聞かなかった事にしておきますー?」


 そう言って、ベネッタはおすすめするかのようにアルムのほうに手を向けた。

 さらっと恐ろしい提案をしてくるベネッタにヴァンは顏が少し引き攣る。


「い、いらんいらん。あんな惨めな状態になれってのか? 今言ったが、戦ってきたのはお前らだ。それにどうせ俺から提供できる情報はお前らと被るからな、だから俺はこの交渉を聞かなかったって事にしておくのが一番楽だから聞かなかった事にしておく。勿論、ここでの交渉でお前らが得た情報が緊急時に必要であれば活用するからそこだけは理解を貰うが」

「いいとこどりの責任逃れって事ね。オッケー」

「言い方を考えろエルミラ」

「冗談よ冗談」


 冗談に聞こえねえんだよ、と文句を言いながら、ヴァンは話し合いから離脱した。

 生徒の引率で責任者の一人という立場であり、魔法生命についてを知る魔法使い、そして国に仕えている貴族……そのどれもを立てたまま立ち回るというのは大変なのである。


「うーん、ヴァン先生にそう言われると私も提供できる情報は微妙ね。魔法生命と直接戦ったのは百足が人間の時だけだし。ガザス王家へとの繋がり以上の事は望むべきじゃないかしら」

「いいのかい? ロードピス家再興のチャンスになるかもしれないよ?」

「そりゃ普段なら貪欲に行くけど、ほとんどアルムの功績だし……そういうのは何か、嫌だわ。私の利益はこの場に呼ばれた事だけにしとく」

「うふふ、損する貴族ですわね」

「損以上の得で上書きするからいーの」


 ヴァンのように話し合いから離脱こそしないものの、自分が得する条件を提示しない事を決めるエルミラ。

 とりあえず、ガザス王家とのコネ……とまでは行かないが、貸しを作れただけよしとした。


「そうだよねー。魔法生命を直接倒したのってアルムくんとルクスくんだし……二人が得する条件を出すべきだよね」

「ええ、私もそう思います」

「いや、アルムはともかく……僕が魔法生命を倒せたのは助力があっての事だ。自分の力じゃないと謙虚になる気もないが、一人だけの功績だと言う気はさらさらないよ。まぁ、アルムも同じような事を言うかもしれないけど……」

「待て」

「何か?」


 ミスティ達の相談の中でそのまま流す事の出来ない話題があったのか、酒呑童子が一旦割って入って相談を止める。


「魔法生命を倒しているのは……このアルムという平民だけではないのか?」


 このくらいは教えても問題ないだろう、とミスティは判断する。

 むしろ、倒した人間が二人いる事で情報の価値が上がると見越して。


「……先日、ベラルタを襲撃した魔法生命を倒したのはルクスさんですわ」

「迷宮下のミノタウロスを……倒したのか……?」

「いえ、迷宮が解除されてからです。助力がありましたので」


 それでも、驚愕を隠せない酒呑童子。

 それはミノタウロスという魔法生命を知っているからこそのもの。

 あの怪物もまた人間にに恐怖を振りまき、その敗北を伝承にされている魔法生命の一柱なのだから。


「さっきも言ったけど、僕は希望するような条件はない。そもそもこの場を作ったのは僕のようなものだしね」

「ボクもなー……ニードロス家に援助されるのはお父様が得するから嫌だしー……」

「あんたは個人でコネ作ったって事にしてもらえば?」


 交渉に応じる条件についての相談は続く。

 そこにこの相談を切り出した張本人であり、元より終止符を打つつもりだったミスティが手を挙げた。


「私から提案があるのですが……よろしいですか?」

「なんだいミスティ殿?」

「この子なんか企んでるでしょ」

「悪い顔だー!」

「あら、いつも通りですわ」


 ミスティはアルムを横目に見ると、最初からラーニャに提示するつもりだった条件を皆への相談という形で口にした。


「ガザス王家にアルムの後ろ盾になって頂きましょう」


 一番驚いたのは提案を聞いたルクス達ではなく、その相談を傍から見ていたラーニャだった。

 まさか、カエシウス家の令嬢であるミスティがそんな提案をすると思っていなかったのである。


「なるほどそれは……平民の後ろ盾になる王族なんて聞いた事無い。価値ある条件になるね」

「はい、カエシウスやオルリックは確かにマナリルの四大貴族として力を持っていますが……やはり限界もあります。マナリルの現国王カルセシス様は今でこそアルムを評価してくださっていますが、魔法生命の問題が片付いた時、アルムをどのように見るか予想ができません。なので、今のうちに手を打っておくべきかと思いまして」

「ただの平民なら事が済んだ後にどうにでもできるけど……ガザス王家と繋がりを持たせて無下に扱えないようにするってわけね」


 エルミラが言うと、ミスティは頷く。


「ラーニャ様に後ろ盾になって頂ければアルムの扱いがガザス王家に対する扱いとほぼ同義になります。マナリル国内の事なので、完全に防げはしないでしょうが……平民であるアルムをよく思わない貴族達からの介入も多少は防げるかと。それにカルセシス様は自国の利益を優先する方……カンパトーレからの侵攻の防壁にもなっているガザスとの関係悪化は望んではいないでしょうから、アルムを尊重して利用する方向に動いてくれるのではと思います」

「ひゃー……二国の王様を利用するってことー? すごい事言っちゃってるけどミスティ大丈夫ー?」

「あら、権力というのは正しい行いをする弱い立場の方を守る為に使うものなんですのよ? 私はほんの少し、そのお手伝いをしようとしているだけですわ」


 わざとらしく正しく聞こえる言葉を使って武装するミスティ。

 とはいえ、四大貴族という強い立場である自分の為ではなく平民であるアルムの為に権力を使おうとしているので、確かに言葉通りというべきだろうか。

 根幹は私情ではあるのだが、元より人の提案というのは私情が主であり、重要なのは周囲が納得するかどうかなのである。

 そして、この提案に異を唱える者はこの場にいない。

 友人としてだけでなく、ラーニャと酒呑童子が求めているのは主にアルムの経験その記録。

 アルムの利益にならなければ嘘というものだ。


「僕は賛成かな。僕の情報は模擬戦の時の失態を無かった事にしてくれればそれで充分だし」

「ボクもー!」

「まぁ、ラーニャ様とシュテンが聞きたいのは特に大百足の話だろうし……いいと思うわ。勿論ラーニャ様がその条件を受けいれてくれたらの話だけど」

「という事で、この条件ではいかがでしょう。ラーニャ様?」


 目を瞑っているアルム以外の視線がラーニャに集まる。

 ラーニャは、いつの間にか妖精に髪の毛に光の粉を落とされるという地味な悪戯をされているアルムを一瞥すると、酒呑童子と目を合わせて互いに頷いた。


「ガザス国女王である私がどうなるかもわからない瀬戸際……勿論、お受け致します。この場で誓いましょう。ガザス国女王ラーニャ・シャファク・リヴェルペラの名を持ってアルムという平民を庇護する事を」

 

 ここにアルムの後ろ盾になるという条件でラーニャと酒呑童子とアルム達による秘密裏の協力関係が結ばれる。

 ミスティは満足そうな笑みを浮かべながらも、どこかほっとしているようだった。


「ミスティあんた……もしかしなくても最初からその提案を通すつもりだったんじゃない?」

「うふふ、そんな事ありませんわ。たまたま思い付いたんですよ」

「嘘吐き」

「それでは、続きを言って頂きましょうか。『氷溶(メルト)』」


 ミスティが唱えると、アルムの耳を塞いでいた両手を凍らせていた氷が消えていく。

 ミスティはアルムの肩をつんつんと突き、それに気付いたアルムはそーっと目を開き、恐る恐る耳を塞いでいた両手を離す。


「っと……もういいのか?」

「ええ。ささ、アルム。ラーニャ様に先程言いかけたお答えを伝えてくださいませ」

「え? あ、ああ……」


 何故か機嫌がよさそうなミスティに不思議そうにしながらも、アルムはさっきの続きを声にする。


「勿論、交渉に応じる。少しでも力になるのなら協力させてくれ」


 すでにラーニャとミスティ達との間で交渉についての条件が交わされた事など知らず……アルムだけは二つ返事のつもりで、先程頭を下げたラーニャの願いに応えた。

 そして約束通り、ラーニャと酒呑童子は持つ情報と交換で、アルムは大百足と紅葉(もみじ)を倒した経験をラーニャと酒呑童子に伝える事となる。

 念のためアルムが話す前に、参考にならなかったとしても怒らないでくださいね、とミスティが忠告して。

いつも読んでくださってありがとうございます。

もしかしたら明日は更新できないかもしれないです。

更新できればいつも通り夜の更新となりますので、読んでやってください。

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― 新着の感想 ―
[良い点] ミスティは本当に実力だけではなくパーフェクト天才なんですね。ミスティが生きている間は、マナリルには実力面でも権力面でもミスティ・トランス・カエシウスその人がいると家名ではなく名指しで噂され…
[一言] エルミラが作ったのは借りじゃなくて貸しじゃないか?
[一言] 確かに、ガザスどころかマナリルの魔法使いでさえ、彼の戦い方は参考にならないかもしれないけど…笑 それでも、ヒントになる情報はありそう… そして、ゆっくりとで良いから2人の距離が近くなるとい…
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