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prospect

わぁぁぁぁぁぁ!

ブックマークありがとうございます!ありがとうございます!


欲を言わせてもらうと、まだまだ稚拙な作者ですので、批評をして頂けると嬉しいです!!

――――――それから数日が経った。


「なあ暗来、まだまだ遠い話だが学校へ行かないか?」

突然、春香の父である桜坂俊作さくらざかしゅんさくさんが僕にこう言ってきた。


僕は現在、桜坂家に居候させてもらっている。

なぜかというと僕の両親が六歳の頃に突然行方がわからなくなってしまったからだ。

 それ以来、両親以外の血縁が存在しなかったので、友好があった桜坂家が僕を引き取ってくれていた。


「学校...ですか?」

突然の問いかけに困惑する。


「あぁ、そうだ。暗来も名前は知っているだろう?ウェイド王国が誇る契約者育成学校の最高峰、エレネスト学園を」


「あのエレネスト学園ですか!?」

「あぁ、そうだ。あそこの中等部は十二の齢から入れるだろ」

「いえ・・・・・・でも僕は無契約者ですし、お金も相当かかりますよね・・・」

「安心しろ!俺が鍛えてやる!それにお金なら心配するな!美佳よしかのやつが貯金してるからな!!!」


 俊作はしっかり者の嫁を自慢するようにガハハと笑いながら僕の肩を叩いてきた。


 「それにな、無契約者でもあの学園に通ってたやつは少ないが存在するし、将来的に良い影響を与えると思うぞ。あの学園を卒業しているというだけで、職が選び放題だからな。例え無契約者でも」


 「いえ、ですが...拾ってもらっただけで返しきれない恩があるのにそんな.....」

  「良いじゃねえか。春香もどうせエレネスト学園に行かせるつもりなんだ。お前と一緒の方が心強いだろ?」

「だけど・・・・・・」


 そんな暗来の反応に、隣の部屋から聞き耳を立てていた春香が慌ててこちらまで来た。

「暗来っ!一緒に行こうよ!」

「でも春香.....僕は無契約者だよ?」

「それでも良いじゃん!ねえ、行こう?」

「う、うん」

 

 春香に上目遣いで言われたら断れなかった。


「よし!決まりだな!めでたいめでたい!」

「待って、パパ。エレネストって入学試験がなかったっけ...?」

「我が娘よ、そんなもんどうとでもなるわ!」

・・・・・・脳天気な父であった。


そして二年後。。。

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