固有武装「鍵」
W.M.S.Fネットワーク【固有武装集】
フォルダ【未だ現存、使用されている武装】
※当該資料は西暦2756年9月に記されたものである。
【1.概要】
固有武装全体で見ても屈指の傑作にあたる多機能武装であり、怪獣討伐者ベロキが愛用していた一作。
某株式会社お抱えの職人集団によって制作された。
後に製作所たちは「売らなければ良かった」と後悔していたという。
当該作品は暗殺組織ルキ家(当資料著作のおよそ1年前に消滅)によって購入され、当時の構成員であったベロキの手に渡った。
購入された際の金額は明らかになっていないが、おそらく相当なものであったと考えられている。(編集済)
【2.スペック】
腕輪型の武装。
全体が黒く塗られているため「黒いコスモ」のようにみえるが、あくまでこれは塗装の一環である。
この塗装はルキ家からの注文によるもので、注文がなければ緑色になっていたとのこと。
この塗装の意図はふたつある。
ひとつめは、暗闇に紛れること。これはルキ家からの注文により実現した。
ふたつめは、腕輪内を走るエネルギーが、現在はどの機能を向いているのかを視覚的に確認すること。このエネルギーは黄色であり、黄色と対象になるような色が塗装される。これはルキ家からの注文により黒くなった。(編集済)
重量は100グラム程度で、軽量であった。
後述のダイヤルを搭載しているため、腕輪自体にかなり厚みがあった。
また、腕輪の面の部分も広く作られており、身長の小さかったベロキが装備していたときは、左手の肘から下の半分ほどを覆っていた。
またこの面の部分には、後述の機能名が彫られている。現在では滅多に用いられない漢字が使用されていた。
漢字やジパング語、中国語が使えないベロキは機能名に使われる漢字のみは理解していた模様である。
【3.性能】
「開放系」「変則系」「硬化系」のいかなるコスモ系統でもバランスよく対応できるが、最も性能に適した系統は「開放系」だが、「強」を最大限使用するためには「変則系」が望ましい。
下記の機能たちをダイヤルで選択し、それらを反映させることで効力を得る。
体にコスモを注入して使うため、連続使用しすぎるとものの数分でコスモ中毒へ追い込まれてしまう。
中毒を防ぐため体内のコスモを抜き取る必要があり、そのために「再使用時間」が設けられている。
あくまでコスモを抜き取るための時間であるため踏み倒すこともでき、ベロキ自身も何度かこの「踏み倒し」を使っている。
当初は一度に一種類の機能のみしか使用できなかったが、ベロキが怪獣討伐許可試験(西暦2756年8月)を受験した際に改造を施しており、機能の並行使用が可能になっている。
また同じタイミングで新機能として「排撃」を搭載した。
【4.固有機能】
「衝」
使用者が指定した場所に衝撃をまとわりつかせる機能。
この衝撃はなにか別のものに"接触"することで強制的に発散される。これ以外で発散させる方法はない。
アスファルトやコンクリートの板に大きなヒビを入れる威力を持ち、更に「強」の重ねかげでこの威力は2倍に跳ね上がる。
手や足にまとわせて攻撃手段や移動手段として使うのが定番であったそうで、ベロキは小型怪獣程度ならこの「衝」の一撃で終わらせていた。
推奨系統は開放系。
再使用時間15秒。
「速」
1歩目から5歩目にかけて加速してゆく機能。
5歩目に到達するとその速度が維持されるようになり、意図的に機能を解除させるまでは半永久的に継続する。
最高速度はリニアモーターカーに匹敵する。
この機能の特徴的な点は「強」を重ねがけしたときの性能変化にある。
この機能は1歩目から5歩目に向かうために最低5歩踏み出す必要があるが、「強」がかかると、使用者の脳内で"何歩目の速さを反映するか"選択することができるようになる。
また、当然のごとく最高速度は2倍に跳ね上がる。
この凄まじい緩急の加速は使用者ベロキの代名詞となった。
推奨系統は変則系。
再使用時間30秒
「滑」
使用者が接地した際、接地面と地面との摩擦を極端に少なくする機能。
速度をローラースケートが最も感覚に近い。
「強」で速度が上がることはなかったが、代わりに天井や壁にも効果が現れるとのこと。
推奨系統は変則系。
再使用時間10秒。
「跳」
幕のようなものを張る機能。
幕に触れたものを無差別に幕の反対側へ吹き飛ばす。1度使うと幕は消滅する。
幕に触れさえすればどんなものでも効果を発揮するため、ネジやボルトなどの小さなものから、人間、果ては怪獣も10メートル級までならば容易に対応できる。
使用者の技量次第では大型怪獣の体の"部位"までになら効果を及ぼせるが、とても実用的とは言えない。
また、その幕を自分で踏むことにより、使用者自身にも効果を及ぼすことが可能。
「強」では、幕の弾力が向上する。
推奨系統は硬化系。
再使用時間は
「爆」
最大25個の「爆弾」を設置し、使用者の合図で一斉に起動させる機能。
爆弾は散らして設置することもできるが、ある程度の数をひとつに"まとめて"設置することもできる。
爆弾ひとつひとつの火力はお世辞にも高いとは言えず、ある程度の数を1度に使用することが前提といえる。
「強」では爆発力の向上の他、爆弾の最大数が25個から50個に増える。
推奨系統は開放系。
再使用時間は45秒。
「守」
シールドを展開する武装。
強度は高くなく、使用者いわく「もしライフルの銃弾を受け止められたら諸手をあげて喜ぶ」とのこと。
とても盾として成立している機能とは言えないが、ベロキはこれを空中に設置する足場や、「速」の方向転換のために使用していた。
極端な強化をすればパワーシールド程度の強度を得て、盾としても使えるようになるが、「強」では不可能だったとのこと。
推奨系統は硬化系。
再使用時間はない。
「透」
ヴェールを生み出す機能。
そのヴェール越しで生物を視認すると、"見えなく"なる。
ヴェールを使用者や他社が被ることで相手の視界から消えることができる、という変則系のお手本のような機能。
効果時間は、使用者が効果を解除するまでであり、これは永続的に続く。
「強」では強化できない。
推奨系統は変則系。
再使用時間は60秒。
「強」
一般的な強化機能とはかけ離れた、あまりにも特異的な強化機能。
刃武装や銃武装、火薬武装や「衝」は、威力や強度を2倍にするのみ。
しかし、性能の根本を"個数"が担っている武装は、その"個数"も2倍に増やす。
「速」などの段階的に効果が向上してゆく機能は、それらの段階を使用者が選択できるようになる。
また基準は不明だが、「滑」のように機能を追加する場合もある。
効果時間は180秒。
再使用時間は600秒。
「排撃」
戦闘中に使用者の体内に蓄積された無駄な「衝撃」を任意のタイミングで体に纏い、発散させる機能。
衝撃の発散の原理は「衝」と同様のものである。
使用者の体に大きな負荷をかけるため、蓄積の最大値が設定されている。
その最大値に達した後では、どれだけの時間をかけても威力が上がることはない。
"無駄な衝撃"は以下の条件下で蓄積される。
・方向転換や急ブレーキ等の、負荷のかかる複雑な動作。
・被弾によるダメージ。
・過度な風圧や水圧を継続的に受ける。
また、これらによって溜められる衝撃の基準を無理やり数値化して「1」であると仮定すると、上記の条件下で溜まる衝撃は上のものから「1」、「1〜5(変動する)」、「2」である。
なお、最大値は「100」程度である。
最大値に近づけば近づくほどに威力が跳ね上がってゆき、最大値の時点では大型怪獣にもダメージを与えられるほどの一撃必殺となる。
「強」と併用が可能であり、威力が2倍になる。
再使用時間は存在しないものの、再び実用可能になるまでの溜めの時間が非常に長い。
一見特異的であるが、「溜め」て「放つ」という基本的なプロセスの解釈を広げたのみの単純な機能ともいえる。
推奨系統は変則系。
【5.使用歴】
ベロキ
(私営隊員につき、隊員ページなし)
【6.備考】
[未記入です。アカウントをお持ちの方の編集をお待ちしています。]
【7.編集履歴】
2756年9月20日 22:48完了
アカウント名:ディラン・モルガナイト(→隊員ページに飛ぶ)
2756年9月21日 0:09完了
アカウント名:[このリンクは削除されました](→隊員ページに飛ぶ)
第2部で出そうと思っていた設定を使ってしまいました..........すみません。




