再び、プロローグ
「だっだいまー!」
俺たちは事務所の扉を開け、数日ぶりに事務所の空気を吸った。
数日とはいえ、時間に直すとかなり長い時間に感じられるんだから、つまり久しぶりということだ。
さてさて、数日ぶりの事務所の空気は.........そうだな。
なんというか。
「ホコリ臭くないですか?」
ちょうどリンさんが代弁してくれた。
そう。
数日間放置されたこの部屋は、めちゃくちゃホコリ臭い。
ニオイから察するに、エアコンのフィルターは当然壊れているだろうし、そもそもの手入れが行き届いていない。
「折角だから掃除しましょうよ」
「賛成。リンさん、掃除用具はどこにあるの?」
「たしかあそこに...」
こんなにホコリ臭い部屋を掃除する、なんていう経験は初めてだからすこし楽しみだぞ。
俺が前住んでた家だって多少の手入れはしていたからね。
こういう掃除も、先入仕事の時にやってたのかもしれないけど、
記憶処理で覚えてないからノーカンだノーカン。
さて......まずはバケツに水を...。
「ベロキ」
「はい?」
「ベロキ、君は明日からテキサスに行ってもらうから、今日は荷物まとめて早く寝な」
「ふぇ?」
あれ。
テキサスってあのテキサスだよな。
今俺がいるスターダスト事務所はドイツにあるから、アメリカのテキサスまでは飛行機で数時間。
じゃなくてじゃくて。
なんでテキサス?
俺一人で仕事なのか?
「ベロキ、討伐認定試験受けて無いよね」
「トーバツニンテーシケン?」
「受けてないな。今君は、無免許なの。
だから受けてきな?」
ぁぁぉぁぁぁぁ描写すんの忘れたー!!!
というわけで唐突にはじまる設定公開コーナー。
第1弾は「鍵」について。
というのも、筆者はとんでもねえミスをしでかしています。
「鍵」の能力発動メカニズムを描写し忘れたのです。
まず、鍵の能力発動には、使用者の体内に「コスモ」を注入する必要があります。
ではどうやってコスモを注入するのか?答えは「針」。
第何話か忘れたけれど、「メインウエポン」という回にて、ベロキが鍵の針の動作確認をしている描写があります。
あの針は、ヒアリやハチのように先端からコスモを注入できる仕組みになっておりまして、その注入するコスモによって「衝」やら「速」やらを発動するわけ。
ちなみに、先の戦いでは殆ど描写の必要がなかったので描写できてませんが、この鍵にもしっかりと「再使用時間」の概念があります。
この再使用時間中に、体内に注入したコスモを抜いて体をリセットするわけです。
コスモは基本的に毒ですからね。




