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法術省 特務公安課  作者: 秋山 武々
第0章 法術概論
1/15

プロローグ ー祝福ー

黒い暗い空間。


その空間に直立する自分。


直立しているのか。地に足を着けている感覚はない。


しかし、恐怖はない。いや、むしろ落ち着いている。安堵を覚える程に。


透き通った意識の中で何かが見えた。


遠くで輝くモノ。


一つ、二つと増えていく。其々、大きさはバラバラだが、ゆっくりとその形、色が見えていく。


百合の花?


花弁一枚一枚が虹色を有し、ぴらぴらと煌めきながらその場で回転を繰り返す。


眼前に現れた一際大きな一房の花を手に取る。


温かい。温度なんて感じるわけはないのに。


その妖艶且つ優しい光は柔らかく強く瞬き始めた。

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