ドッドーン!
どうも煩悩などどこ吹く風、すでに美を追求して解脱を図りそうな桶神九十九です。
謎の光線といい仕事をする湯気のお陰ですかね、エロス=美の追求が止まりません。そう決して煩悩に直結しない美を愛でる心が鍛えられ続けて最早悟りの域。最近目覚めたポイントは背中の曲線です。これを伝えたいのに相手がいない。
なんていう虚しさなのか!
ああ、誰かと共感したい。この喜びを。
さて正気に戻っても変わらないけど、ここでちょっと別の話だ。
風呂場に来る天使達は数多いる訳だけれども、まず最上級女神は間違いなくウォルフェさんで不動だね。そして関わる事が多いのでロリっ子もといミュリエルも、あの態度と恥じらいさえ持てばパーツ点数は高い。だけど女神の次に紹介するとしたら……
やはりヴィーナさんを次に上げるだろう。
何故だって?
それはあるパーツのみにおいて彼女は女神を超える逸材だからな。それはずばり胸だ。表現方法はドッドーンだからな、うん。流石は牛人と言ったところだね。胸部、おっぱい、バスト、乳、乳房、等々と、まあ色々と表現の仕方があるだろう。だがな謎の光と湯気のお仕事があればそのパーツもある程度威力を緩和されるんだよ、普通はね。だけどヴィーナさんのだけはドッドーンだからな。あの曲線から齎されるのはまさに夢の塊と表現していいだろう。夢が詰まっているんじゃない、塊なんだよ。光が上下に動かないといけない一品だぞ?
あれこそが神秘だろう、月の女神、いや温泉の女神だけどアルテミスのように月夜に似合うのはウォルフェさんだけど、アフロディテ的な女神というとヴィーナさんだろうな。
いや、うーん、ウォルフェさんがアルテミスだと俺は誤射される立場……
ということは太陽の神がロリ? いやあれでアポロなんて思った日には焼き尽くされそうだよな、アッハッハッハ、洒落にもならんわ。
チミっ子だからなあ、タレイア的な喜劇もありだけどやっぱりアテナ的な感じだよなぁ。戦争司ってますって似合いすぎだし。
おっといかん、まあそんな訳で、誰の何が凄いってヴィーナさんの夢の塊ですよ。
だからって云ってな、これが大きすぎる限界ギリギリを攻めてるから凄いんだよ。解かってもらえるだろうか。これは個人的見解だが、○カップという表記があるよな、そう、トップとアンダーの差で測ってるあれだ。
そのサイズが幾らかじゃないんだ、時折あったじゃないか世界最高のカップ云々。あれに美を感じるか?
否、全くもって否である。それは体重だけを聞いて太っているかどうかというのと変わらない暴論であると宣言しよう。そう、ハンバーガーが世界一売れているから世界で一番美味しい食べ物か? 否であると断言しよう。
例えるなら夢の塊がハロウィンの南瓜のようなお化けサイズで曲線美もなければ、それこそ無駄な贅肉と変わりないのである。まあ世の中には大きければなんでも良しとされるような剛毅というか不粋な嗜好の方もいらっしゃるかもしれない、まあそういう人は本当の美を解していないと私は思う。
ギリギリ限界の美、それはカップ数だけでは測れないのだよ。先ほどの説明でお分かり頂けるかと思うが。アンダー次第でトップも変わる訳だ。そんなものは数値でしかない。美とはバランスだ。サイズだけなら垂れててもデカイんだよ、そんなのに意味があると云うのか、いや無い!
持ったことも支えたことも無いけれど、鎖骨から徐々に始まり重力に僅かに逆らうような曲線の膨らみ、そして段差、さらにウエストへの括れ、断言しようではないかっ、その相対的なバランスこそが至宝であると。
うむ、あれは女生徒にも夢を与えているんだ。あるロリなど肖ろうと触らせてもらう日課を続けている程だからな。もはや嫉妬などするのが勿体無い『美』が其処にある。
「どうか、どうかご利益を……」
「ミュ、ミュリエルちゃん、そんな激しく揉んだらダメェ」
「ご利益が授かりそうなんだもの、この張り! 大婆様に匹敵するわ」
なんだとっ、初代寮長よ……あなたはどんなスペックなんだっ!
と云うかだな、ロリっ子よ。まあ成長期がまだなのかも知れないが、いくら神々しい夢の塊と言えども揉んでご利益は無いと思うぞ。というか感触を楽しんでるだけだよな。うらやまけしからんな全く、いい仕事するじゃないか。
「それに、私が手で揉んでるけど形も崩れないし、何よりも……浮くのよコレ!」
「それぐらいにしておいた方がいいと思うのよぉ?」
「フン、持たざるものの思いなんて貴女にわかる筈がないわ」
「私も小さかったわよ?」
「……いつの話よ」
「10歳の頃はミューちゃんと同じぐらいだったもの、だから大丈夫」
「フフフフ、いいわその喧嘩買わせてもらうわよ! チベタッ」
ホラホラお風呂で暴れるんじゃないよ、マイナスだろうが需要はあるから心配するな。お前にはお前の良さがあるさ。それにしてもピッチョンに弱いなロリって。
「もう、何なのかしら。最近やたらと冷たい水滴が落ちてくるのよね」
時折熱湯だけどな、まあ風呂場って熱いのと冷たいのって判別しにくくなるからなあれだけど、まあ何にしてもだ、風呂場で寛ぎすぎて失神しそうになったりするお前が悪い。感謝して祈れよ。
「フフ、桶様に愛されてるんだよ、ミューちゃん」
「こんな悪戯な愛情なら願い下げよ」
「桶様好きですねえ。ミュリエルちゃんって」
「違うわよ! 桶様好きなのはこの腹黒先輩よ」
「だからお腹は白いですよ?」
いやあしかしだ、この二人、まあロリっ子も含めて三人だが、絶景だな。
女神、美女、美少女の揃い踏みってな。もうね、謎の光や湯気があろうが無かろうが解脱の極地に到達した俺には関係ないね。
「その脂肪をよこせぇ!」
「きゃあ揉んじゃだめぇ」
「うにゃあ」
フッ絶景どころか涅槃に行き着きそうだな。
「逆襲ですよぉ」
「にゅぁぁぁぁあ!?」
「そうですよ、揉むのも手だという噂が!」
「ふにゃあああ」
ドーンとドッドーンがズドーンに絡んでパニック!
いやパラダイス!?
まあ女子高だとこういうのもあるなんて話は聞いたことがある。スキンシップの一環なんだな。
俺の自制心は阿頼耶識まで完全制御しているようだ。キャットファイトって訳でもないしな、コレぐらいは咎める程でもあるまい、だがピッチョンしてソロソロ止めてやら無いとロリが落ち込みそうだ。
「「キャッ」」
「ふ、ふふふ、早く大きくなりたい……」
あーあれだ、一旦筋肉にして脂肪化するのも手だろう……
だが、豊胸だけはするなよ、あれは自然への冒涜だ。まあその胸も含めて愛してくれる相手を探せとしか云えない。
「な、なんだか凄く同情されて居た堪れない気分になったわ」
「あれだよ、ミューちゃん桶様に祈ればいいのよ」
いや、祈られても無理だしな。流石にバストアップは司ってないよ?
「この際、贅沢は言ってられないわ……胸……胸……」
……いやどうしろと?
水流でマッサージでもしてやろうか、でもなあ、基本的にまず脂肪が無いじゃ、そう無いんだよな膨らみになる成分がさ。それじゃブラ云々でもないだろう。直接喋れないから、大胸筋を鍛えさせるなんて無理だしな。
まずは女性らしくすることでホルモンの分泌をだな……
食事療法も伝えられないだろうし。
うーむ、祈られたら何とかしてやりたいが……
できる事なあ、胸部辺りのお湯と空気中の水分の温度を操作して若干だが血の巡りをよくしてやるぐらいか。あとは気づかない程度に刺激を与える位が限界だな。
「なんだか胸が熱くなった気がする……」
「桶様の効果だよっ」
「凄いね桶様って」
うーん、今度こっそり食事療法について食堂のお姐様へレシピを仕込んでみよう。
「お、桶様、あ、有難う?」
「うんうん、これで桶様も安心だね」
「なんでなの」
「桶様の事をミューちゃんが蹴ってたの」
「ダメだよミュリエルちゃん桶様って覗きから私たちを守ってくれる有難い桶だよ。それにこの間のオーガ騒ぎも桶様のお陰に違いないって噂だよ」
フッハッハ守護神だからな、当然の事をしたまでよ。褒めろ褒めろ、称えていいよ!
「あの素敵な勇者は別人よ!」
「でも桶様かもしれないわよ?」
「そ、そうだったら今も見てるかも知れないじゃない」
ギクゥ!
「それはそうだけど、桶様ならいいんじゃないの」
ホッ……
「うーんあの方が覗いて……キュウウウウブクブクブク」
「ちょっと、ミューちゃん?」
「ミュリエルちゃん、ダメだよぉお風呂で潜っちゃ、って失神してる!?」
い、意外と「普段は見てないよ」って言ったら許されそうな気がしてきた今日この頃……
しかしロリは違う意味で会いにくくなったなぁ……
その後ロリっ子は大事に至ること無く風呂から運び出された。
後日、夕食が豆中心になって抗議したロリが「バストアップの為なら、し、仕方ないわね」と受け入れたり、謎のバストアップ運動法なる運動が広まったのは余談にしておく。その効果によってか否かは不明だが、ロリっ子のサイズが上がったとかなんとか……
もうね、題名からしてやってますね。
ちょっと反応を見たくなって昼に投稿するという暴挙に出てみようかと。
いや、馬鹿らしい話をと笑って頂ければそれで良いんですよ。
ドッドーン、とドーンの競演とか、大丈夫か?
何がとは言いませんけどね、一応は大丈夫な筈です。
そもそもネタの元が猫状生物様という神との会話ですから、ええ。
最初はブックマークの数だけ更新しようかなあなんて無茶も思ったもんですよ。
ハハハ、危なかったです。30超えた辺りで自分の認識の甘さを知りました。
しかし、風呂場でどこまで引っ張れるんだろうか……
男子生徒の勇者達はどうしてしまったのか。うん、まだイケるはず。
でも流石に恋愛物と違ってブックマークはこれ以上は増えませんからね。
ええ、そろそろ限界点を迎えてもいいかもしれない。