表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
私の地球(ほし)がきえちゃった  作者: よむよみ
第四章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

43/83

第四十一話 ミカエルの思考

私はミカエル。


結局私は自分の容姿は、いつもの自分と同じにしてしまった。

初めは男の子で考えていたけれど、あーでもない、こーでもないと繰り返すうちに、結局今の自分に戻っていた。

おかしい…。確かに男の子で始めようと考えていたはずなのに、気づいたら女の子になっていた…。そんなこと、ある!?


プリドゥナからの依頼はガラス、おそらく5年ぐらいで十分な量集められそう。5年を目安に考えよう。

あとはお土産と文明の発展。私はいろいろ考えて宿屋の娘に落ち着いた。

多くの人に関わるのは恥ずかしいし…、宿屋の娘ぐらいがちょうどいいと思った。


…日付と時間を見ると、どうやら、前回のコンテストのホープ様がこの世界から消えた直後のようだ。

星の受け渡しのために、天界はこの星の時間を止めていたってことね、たぶん。


神様が人形の体を使って世界に入り込むとき、自動的に世界の整合性が保たれる。

つまり、その体があたかも以前から存在していたかのように、存在の記憶が書き換えられる。

それは、いなくなる時も同じ。あたかも以前から存在していなかったように、存在の記憶が書き換えられる。

ただ、まれに強い記憶が結びついて、記憶が残ってしまう場合がある。それがアルクのようだった。


アルクが帰ってきた。

アルクはホープ様をおぼろげに覚えているようだ。

「へんなアルク!」

私はそう言ってアルクをはぐらかす。

「いや、そういうわけじゃない…。おやすみなさい。」


アルク大丈夫かしら…。

でも、まずは自分の事よね。文明発展にガラスの収集。


ホープ様の星での行動を見て思ったことがある。

人口2倍…、これはそのまま生産人口、生産力の増加につながる。そしてその分、通貨の発行が必要だ。

宿屋の酒場で、人手が増えてどんなにうまい酒を増産したとしても、不景気であれば全く売れない。

お酒の生産性の増大に伴って、皆の給料が上がって消費できるようになる必要がある。

それはつまり、国全体の労働力増加、生産力増大に伴って、通貨供給量を増やす必要があるということ。


ホープ様は、国に武器を売り通貨発行を促して経済規模を拡大し、10年間をしのいだ。

ただ、それもそろそろ限界がきている。通貨の材料が不足し始めてる…。国が保有する通貨がだいぶ底をついているという噂だ。

本来であれば、紙幣や信用創造という概念が必要なのだけれど、この国にはそもそも大学が存在しない…。


神の力を使えば、そんなことは簡単なのに……。通貨なんて、いくらでも生み出せるのに……。

よかったら、コメント、ブックマークお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ