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私の地球(ほし)がきえちゃった  作者: よむよみ
第四章

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第三十五話 眠るメイドさん

今日も星がきれい。やっぱりこの家にしてよかった。

豊かな星を見つけた後で、心が晴れ晴れとしている。

こんな日は誰かとお話ししたくなる。


そう思って執務室に行くと、ミカエルは珍しく椅子に座って眠っているようだ。

少しの物音ですぐ起きちゃうミカエルを静かに見守ることにした。

でも、何やら、うなされているみたい。夢の中はもしかしたらこんな感じ!?

隕石に付着していたウィルスは触れた原子を溶かしエネルギーに変えてしまうウィルスだった。

当初人類は、このウィルスをデスウィルスと名付け有効活用していた。

だが、私のささいなミスでこのウィルスを地球上にまき散らしてしまう。

名付けてタイトル『私の地球ほしが溶けちゃった』。

普段優秀なミカエルの珍しい困った顔もかわいくて見守っていたい気持ちもあったけれど、ウキウキの私はさらっと追記!

まき散らされたデスウィルスは、作られたエネルギーで増殖し始めるとお互いを分解し始めた。

デスウイルスは、人間の管理化でないと安定できなかったのだ。

地球が溶けちゃうなんてこともなく、直ちにおだやかな日常に戻るのであった。

「こんなものかしら。」

ミカエルの表情が少しずつ和らいでいく。よし、完璧!

そういえば、“初めて見た”ウィルスなのに、すんなり解決策が思いついた。

もしかして、私ってすごいかも!?

私は、すーっと寝息を立てるミカエルを見て長い間和んでいた。


「あ、ホープ様いらしゃったのですね。」

しばらくたって、ミカエルが起きたようだ。

「ええ、今起きたとこ。コーヒーでも飲む?」

「あ、ありがとうございます。ぜひ、いただきます。」


あちっと冷ましながらコーヒーを飲むミカエルを見ながら、ふと思った。

そういえば、ミカエルのことあまりよく知らないな。

一つ目の地球の時は仕事始めたばっかりだったこともあってそれどころではなかったし、

コンテストの時は家にそもそもいなかったし、この前の星の時も昼間はほとんど星ですごし、家の様子は見てなかった。


ミカエルはいつも白と黒が基調の地味目なメイド服を着ている。

「ミカエル、いつもメイド服着ているね。天使っぽい服もあるでしょう。」

「うーん。なんかここで働いていると、この服の方がしっくりくるんです…。」

「ふーん。そうなんだー。」


「今日は、星の旅にはいかれないんですか?」

「うん。最近外ばっかりだったから、しばらくは家からの観察に戻ろうと思って。ミカエルともお話したいし!」

ミカエルは微笑んだ。


ミカエルのこと、もう少し詳しくなりたい。

私はしばらくの間こっそり、ミカエルを観察することにした。

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