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コンビニの立咲さん

教室


今日は入学してから1日目

俺は田舎から引っ越してきたためクラスに友達が一人もいない

そして入学式も休んだためすでにボッチ

なので今は席でちょこんと座っている


(ボッチつれー)


「めっちゃ美人だよな」

「声かけよっかな」

「同じ中学だったんだけどまじで完璧人間だよ」

「同じ中学だったのか⁉︎ずり〜」


教室の隅でコソコソ話す男子


(こっちの方見てるし、近くに美人がいんのかな)


周りを見渡してみる

(って隣にいた!)


真横には美女が本を読んでいた


(超美人、、、)


「、、、なにか?」


(やば、見過ぎちゃった)


「いや、なんの本読んでんのかなって

俺本好きなんですよ」


「そう、」

、、、


(会話が終わってしまった

気まずいしトイレに避難しよ)


あと少しで教室を出る時に声をかけられた

「なぁなぁ」

「ん?」

立咲(たちざき)さん、どんな人だった?」

「立咲さん?」

「あ、俺橋戸生忠(はしどいくし)それであの美女が立咲さん、よろしくな!」

美人を指差しながら説明してくれた

「なるほど、俺は坂口玲央(さかぐちれお)よろしく

それでどんな人だったって言うのは?」

「立咲さんと話してただろ?どんな人だった?」

急にコソコソし始める

「うーん一言で表すならクール」

「なるほど、クール系美女か」

「好きなの?」

「や、す、好きってわけじゃねぇよ!」

「好きなんだな」

「いや好きだけど恋愛感情的な好きじゃねぇんだよ」

「!推し的なやつか」

「そうそう!

あ、連絡先交換しよ〜ぜ」

(うっし、友達ゲット!)

「おう!」


授業中


(眠いなぁ)

相変わらず立咲さんは綺麗にしっかり授業を受けていた


「あ、」


立咲さんが消しゴムを落としてしまっていた


(届かなそうだし、拾うか)


「どぞ」


「、、、ども」


、、、


相変わらず冷たい


(田舎には愛嬌あるやつしかいなかったからどう接すればいいのかわかんねぇ)




お風呂上がりにベッドにダイブしたらいつの間にか寝ていて今は深夜の1時、そこで問題が起こった

そう  お腹がすいたのだ


(食い物ないしな、、、コンビニで買ってくるか)


コンビニに入ってパンにするかカップ麺にするか悩んでいると鼻歌が聞こえた


「ふんふん♪ふんふん♪ふん♪ふふ〜ん♪」


(この声どっかで聞いたことあるような気が)


無意識に声のする方に顔を向けるとそこにいたのは


「立咲さん⁈」


カゴにお菓子を沢山入れている立咲さんだった



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