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酒!肉!

ブクマ1軒めちゃくちゃ嬉しー!! ありがとー!!

 ダンジョンに戻った。

 設置した自分自身ですら迷路に迷ってしまったので、この迷路の有効性を図らずとも証明することになったことをここに言っておく。

 これにトラップやモンスターを追加した暁には、簡単に侵入者を撃退できるだろう。


 早速手土産を配下たちに配分する。


「みんな、集合!」


 折角なのでみんなで食事を摂ることにした。

 ドワフにはジャーキーと焼酎。

 オー君には生肉。ヤマくんにはとうもろこしだ。


「いただきます!」


 俺に続いて配下たちも食事に手を付け始めた。


「うめえなこの酒!それにこの干し肉もしょっぱすぎなくていい!」


 ドワフが料理に舌鼓を打っている中、ヤマくんとオー君は一心不乱に貪りながら食べている。

 空腹の度合いが種族によって違うのだろうか。


「そうだドワフ、これあげる」


 俺は兵器と武器の図鑑をドワフに渡す。


「ん? なんだ? お~なんだこれ」


 食い入るように図鑑を見つけながらも焼酎を飲む手を止めないあたり、ドワーフは相当な酒好きというのは本当なのだとわかる。


「すげえなこれ! なるほど戦車か! 陸の戦艦って言ったところか!」

 

 日本語は読めないようだが、この図鑑は写真が豊富に使われているためなんとかなっている。


「こうしちゃいられん! 主人! 魔力をもっと分けてくれ!」


 興奮冷めやらぬ様子でドワフは魔力を要求する。

 俺はこの熱意に水を差すのは愚策だと考え、残りの魔力の半分をドワフに預けた。


「すまんな! 俺は工房に戻るわ! 期待しとけよ!」


 ドワフは残りの焼酎とジャーキーを箱ごと持っていき、工房へ戻っていった。

 自分も一本くらい飲みたかった。

 次からはもっと酒を持ってこよう。


 オー君の方を見ると、成人男性10人前はあろう生肉をすでに完食していた。

 オークという種族はなかなかに大食いなようだ。


 オークで主力を揃えるという案は、維持費の観点からみて良くないのかもしれない。

 そう思ってヤマ君におすすめのモンスターを尋ねるも、やはり他の人魔系の魔物は召喚コストが高い。維持費を勘案しても、オークを量産するのが妥当か。 


 そう思い至ると、おれはオークを残りの魔力すべてを使って召喚した。

 その数28体。島根の全人口である。


 俺はそいつらに武器の訓練をすることにした。

 準備期間はあと少ししかない。俺はやれるだけのことをやりたかった。

残り魔力1 ドワフ350



コメ、ブクよろ!


みんな何時投稿がいい?

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