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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

~SCP-1357 子供のための遊園地~ 零

作者: アミノ酸

どうも‼こんにちは☆君たちのことずーっと楽しみに

待ってたよ☆今日は、パパもママもそれから素敵な君も!

お仕事や学校や幼稚園や保育園のことなんかぜーんぶ☆

忘れて楽しんでね?☆うん、うん!そうだなぁ〜もし

君が帰りたくなくなったらその時は…

このままずっと僕達と永遠に一緒にいればいいのさ。

君が永遠に眠ってしまうその時までね(^_^)



××××年×月×日

僕は、生まれた。

この頃から僕にはパパがいなかったみたい。

なんでか分からなかったけど今ならわかる気がする、

ママは、元々病弱な体でお医者さんに僕を産むのを

止められてたみたいだけど、どうしても産みたいって

命懸けで僕のことを産んでくれたらしい。懐かしいなぁ

ママのお腹の外に出た瞬間の輝き、今でも鮮明に覚えてる

暗くて、狭い所からやっと出ることができて凄く嬉しかったよ

ママ僕を外の世界に出してくれてありがとう。


××××年×月×日

ママと初めて公園に行った。

まだ僕はベビーカーに乗せられて動けなかったけど、

公園には、たくさんの人間達が居てその中で子供達が

1番多くてうるさかったのを覚えてる。

凄く楽しそうだったけど、何故だかとてもうるさく感じた

それと、何故かママは泣いていた。ただ静かに泣いていた。


××××年×月×日

やっと僕は、歩くことができるようになった。

あと、僕は言葉を話すのが普通の子供より早かったらしい。

大人とまともに会話なんて簡単なことだったし僕にとっては

普通のことだと思ってた。でも、周りのみんながすごい

素晴らしい、ありえないって僕のことを大げさなほど

褒めるからなんだか嬉しかった。

でも、ママは「やっぱり間違いだった、お医者様の言う通りにすればこんなことに…」って泣いて男の人に電話していた。

僕がいるのになんであいつと話してたんだろ。


××××年×月×日

あいつが来た。

ママが「今日からこの人があなたのパパよ(^_^)」

嬉しそうに僕に紹介して来た、あいつはよろしくって

僕に近づこうとしてきたけど僕は、あいつが嫌いだから

自分の部屋に急いで逃げた。

その後ママの泣き声が聞こえた。僕の方が泣きたいのに

なんでママが泣くの?


××××年×月×日

僕は小学校に通っている。

でも、正直つまらないとてもつまらない。

他の子は、ギャーギャー豚みたいにうるさいし

先生は、馬鹿でブサイクで気に入らないし

授業だって簡単すぎてノートに書く気にもならない。

まるで豚小屋みたいだった。だから僕はずっと

教室の窓の外を見ていた、鳥さん達は自由でいいなって

学校が終わるまでずっと思っていた。


××××年×月×日

女子トイレから大きなメス豚達の笑い声と罵倒する声が

聞こえた。その真ん中で小さくうずくまってびしょびしょの

美しい白鳥がいた。泣いていたあの時のママみたいに静かに

だから、僕はそのメス豚達を投げ捨てられていたモップで

殴り飛ばして、白鳥の手を引いてひたすら走った。

長い長い廊下をひたすら走った、ひたすら走ってやっと

下駄箱で止まったら白鳥は笑って「助けてくれてありがとう」

って言った。その時の笑顔は、夕日にてらされてとても

涙が出るぐらい美しかった。


××××年×月×日

僕の隣にはあの日からずっと美しい白鳥がいた。

一緒に本を読んだり、ピアノを引いて歌ったり、

ワルツを踊ったり、隠れんぼや鬼ごっこだって

たくさんした凄く凄く毎日楽しかった。

だけど、その日の隠れんぼはいつもみたいに白鳥を

すぐに見つけることが出来なくて、とうとう夕方に

なってしまった。するとどこからか白鳥が

「ごめんね、もう明日から×××と遊べなくなってしまったの」

泣きながらこう言うから、どうして?僕が嫌いになったの?

って僕も泣きながら言ったら「違うそんなこと絶対ありえない‼

だからずっと××××と遊びたいのでも、でもね私…隣町に引っ越すことになってしまってもう×××に会えなくなるの、だから

本当にごめんなさい、×××と一緒に遊んだこと絶対忘れたりしないしこれからも仲良く…………‼」


××××年×月×日

同じ学校の女の子が死んだらしい。

ママが警察の人と色々話してたから聞こちゃった

その子は、本当はこの日隣町に引っ越すはずだったらしい

そういえば、白鳥は無事に引越しできたのかな?

お見送りしたかったけど外に警察が居てうるさかったから

出来なかったなぁ、あーでもそういえば引っ越すのやめたん

だった、だって隣あの日からずっと一緒にいたもんね、

少し血が滲んでいたけれどね。


××××年×月×日

ママが死んだ。

朝起きて、顔を洗って、キッチンのテーブルに向かったら

上から首をつって動かなくなっていた。その後あいつも

起きて来たけどあいつのせいでママは死んだからあいつを

果物ナイフで刺して何度も何度も泣きながら刺して殺した。

その後電話で警察をよんで僕は、病院に行くことになった。


××××年×月×日

この病院に来て何十年もたったけど僕はなぜか大きな

大人の人みたいな見た目にならなくてずっと小学生の

ままだった。この日いきなりドアが開いて黒い服の人達に

引っ張り出されて引きずられてある部屋に閉じ込められた

すると何時間かたった時に急に眠くなってそのまま寝てしまった。


××××年×月×日

やっと僕の夢が叶った。

ずっと楽しく遊んで暮らせる場所

みんなが笑ってずっと僕のそばにいる場所

そこは、限られた人達しか入ることが出来ない。

招待状とチケットもたくさん作ったし、後は

送るだけだ、あー楽しみだなぁみんなみんなみんな

みんなみんなみんなみんなみんなみんなみんなみんなみんなみんなみんなみんなみんなみんなみんなみんなみんなみんなみんなみんなみんなみんなみんなみんなみんなみんなみんなみんな

永遠に一緒に僕といたくなって遊び続けるんだからさ笑

泣くことも歳をとることも死ぬこともなく遊べるんだもん

きっと喜んでくれるはずだよね?

だってここは………

子供のための遊園地なんだから☆



最後まで読んでいただきありがとうございました。

この物語は、SCP-1357子供の遊園地が誕生する前を

書きたくて作らせていただきました。

SCP-1357の黒幕?というが牛耳っている者が

男の子と言う設定がどうしても私の空想で頭から

離れなくて、元々のSCP-1357の話があまりにも切なく

なるようなどこか胸糞悪くなるような話でどことなく

幼いサイコパスな感じがしたので主人公の誕生から

飛び飛びの日記を読んでいるように書かせていただきました。

まだ始めたばかりで行間や文章がおかしなことになっている

かも知れませんが。お手柔らかにお願いいたしますm(_ _)m

もし、これをよんでSCP-1357に興味が出てきたのであれば

ぜひ検索して元のエピソードを読んで見てください‼

最後までありがとうございましたm(_ _)m







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