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三浦×新井  作者: Calico
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悩み

「今日、月めっちゃ綺麗だな。」

ああ、そうだな。と曖昧な返事をしてしまった。

「満月...かな」

後から慌てて言う。

最近、考え事をすることが多い。職業柄、テストの内容とか授業の内容とかももちろん考えるが、それとは全く別、新井に関してのことだ。

近頃余計に絡んでくることが多くなった。普段ももちろんよく話すが、生徒の前ではなぜかクールなのが新井、というもので認識されているらしいのでそれを崩さないようにクールに振る舞うたまにあまり喋らない。それも板について、生徒のいない職員室とかでもあまり喋らないし2人で帰る時もあまり喋らない。

なのに。なのにだ。最近すごく喋るようになった。特に私と。そのせいで生徒の間でよからぬ噂が流れている。

だが噂が流れるだけならいいのだ。

問題は、どうしてこんなに喋る新井になったのか、だ。

そんなに変わる出来事があったのか。

新卒から仲が良かったし、同僚としての立場としてきちんと相談には乗らなければいけない。

「なあ、新井。最近なんかあった?」

「あー...うん。まあ、あった。」

やっぱり。

「なあ、今日うち来ねぇ?明日休みだし、俺も話したいことあるから。」

「えっ、お前ん家?あー...」

いつもなら即答で行く!と言うのに意外な反応がきた。

「あっ、なんか今日あった...?辞めとく?」

なにか予定があるなら強要は出来ない。

「いや。ないけど...うん。行くよ。」

なんかモヤッとしたが行くというので近くのコンビニによってツマミとお酒を何本か買って家に帰った。

「掃除してないけど気にすんなよ。」

「それどっちかってーと俺のセリフ。自分で言うことじゃないと思うぞ。つかいつもの事だろ。」

確かに、と笑いながら部屋着に着替えて、完全に飲みの体制になった。

事の時、いつも呑んでるから分かってたはずなのに、こいつのお酒の弱さを忘れていた。

そして、酔うと本音も全部だだ漏れ、行動も大胆になることも、忘れていた...。

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