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俺の考えた最強能力が、世界をぶっ壊すまで

作者:火金瑛兎
ある夜。謎の光が世界を覆った。
それを境に各地で異能力者が現れる。
幸か不幸か、どうやら俺にも異能が宿ったらしい。

宿ったらしい・・・のだが、その能力は

「・・・は?」

4年前、中二病だったころの俺が考えた、最強の能力だった。

「違う、こんなはずじゃない」

意思とは関係なしに破壊と創造を繰り返すその力は、
やがて身の回りすべてを飲み込み、壊して行く。

「・・・やり直す、何もかも」

そうして俺は、また緩やかに、死へ近づいて行く。
第0話 プロローグ
2018/10/10 00:00
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