運命を決めるもの
本編突入です。これからよろしくお願いします。
「やーやー元気してるかい。人生失敗くん。いやー7、8年ぶりだね。」
なんで夢でこいつが出てくるんだよ。
「ああ、そのぐらいだな。」
「嫌そうな顔しないでよ〜。傷ついちゃうじゃん。」
そう元気な風に受け答えてくれた。てか何しにきたんだこいつ。
「それでどうだい。異世界生活は。楽しいかい。やり直してるかい。」
「ああ、最高だよ。」
「そう、それならよかったよ。最高で。それじゃ、またいつか会いましょう。」
そう言い神は消えていった。
異世界生活8年目。
世界的に大飢饉が発生した。
ニール帝国も例外ではなかった。
ニール帝国議会。
「国王このままでは帝国が破産してしまいます。」
1人の議員が国王に向かっていった。
「そんな事に国王もご承知の上だ。だからどう経済を立て直すかを考えなければならないのだぞ。」
そうだ。と色々な議員が口を揃えていう。そして1人の議員がこういった。
「国王、侵略政策はいかがでしょうか。」
その言葉に聞き覚えがあった。
そしこの国も新たな物語が動き出していた。
軍事国家シラインのどこか暗い場所。
「総帥、準備は完了してます。いつでも大丈夫です。」
黒きローブをかぶった奴はそう言った。
「そうか。」
そう、総統と呼ばれた男は呟いた。
本編に突入しました。これからおふざけのない真面目な物語になります。
拡散してくれると嬉しいです。
感想もどしどし応募しています。
それでは次話会いましょう。