魔法の話し一瞬で終わってしまいました。そし猫耳キターー
魔法とは、魔方陣を描き攻撃するものである。
しかし魔法はセンスを必要とする。しかし簡易魔法なら誰でも使え生活に役立つものばかりらしい。そして攻撃魔法を使うものは魔導士と呼ばれている。
「父さん、なんで魔法が使えないんですか?本によれば簡易魔法は一般家庭でも使われているらしいじゃないですか。」
「うちの一族は特別でな。魔法ではなく波動を使うんだ。それに波動は教えるものではなく受け継ぐものなんだ。」
初めて聞いた言葉。波動。
「魔法とは何が違うんですか?」
「魔法とは術式を描き攻撃魔法を召喚する。しかし波動は一種の剣術なんだ。」
魔法でもなんでもねーじゃねいかよ。
次の日
「カーくんお使い行ってきてくれない。おやつあげるから。」
どんな釣り方だよ。おやつあげるからって。
「母さん、何を買ってこればいいですか。」
うーんそうだね。といいながら多々色々な品を注文してきた。お手伝いってこの年になってわかったけど、ただのパシリだよね。今思うとだよ。
「気をつけてねー」と言われ俺は外に出る。
この村は、当然スーパーもなければコンビニもない。あるのは一軒の八百屋と肉屋だけである。ちなみに異世界生活4年目にして魚が食べたい俺である。特に寿司食べたい。稲荷寿司とか。稲荷魚じゃないけど。
けど、この村は好きだ。魔物も出ないしみんな優しいし活気にあふれているし、俺はいつまでも次死ぬまでこの村はこのような活気あふれている村でいてほしいと何気思ってる俺である。
「おっもい」
あの母親大量に頼みやがって。それに日本の4歳児って1人で買い物しないだろう。この世界の4歳児もしないよ。たぶん。
そんな事を考えながら歩いていると何人かに虐められている子を見つけた。
「この世界にもいじめって存在するんだな。」
いじめ。1人の人間に対して複数の人間で嫌がらせをする事。いじめなんて所詮小さいことから始まってしまい、どんどん過激になっていくいじめられた奴は精神的に追い詰められる。それに誰にも相談出来ず自殺まで追い詰められてしまう。生前では未来のある高校生や中学生が電車に突っ込んで自殺する事が多々あった。悲しい事。すごく。今思うと俺みたいな廃人は生き続けてなんで、未来のある高校生や中学生が死ぬんだろうな。本当に悲しい事だ。だから俺はいじめられてるやつを 見捨てたりしない。
「おい、お前何やってんだ。」
俺はキレ気味に1人の子供に言った。
「お前には関係ないだろ。」
「それが関係あるんだわ。そいつ俺の友達なんだわ。」
適当に言った。まず…何、いじめられていたやつを見たら猫耳幼女。がはっ
「ちっ、なんだよ。こいつ仲間がいたのかよ。」
そう言って奴らは帰って行った。まぁケンカとかなんなくてよかった。俺ケンカした事ないしする友達もいなかったしベテランニートだったからな。はっはっはっはー。じゃねねーよ。
「大丈夫。猫耳よう。じゃなくて、大丈夫。」
危ない危ない。猫耳幼女って言いそうになったじゃないか。
「う、うんありがとう。怖かったよ〜。」
がはっ。精神的にもうやばい。ぱない。
「もしよければ家まで送るよ。」
俺は完璧スマイルでそう告げた。
「えっ、本当。ありがとう。本当にありがとう。」
そう言い一緒に歩き始めた。
「悪いけど、なんでいじめられてたの??」
なんかやな質問してしまったな。
「うっ、なんかこの耳があるからって言って…」
「大丈夫だ。それは可愛い。すごく可愛い。」
あ。口に出しちゃった。
「本当。本当なの?そう言ってもらえたの初めてニャン。」
これが高校生だったらフラグ立てに行くだろうな。完璧に絶対に
「あそこが家ニャン。」
質素な家だった。まぁ俺の家と一緒な感じ。
「あ、ミル。おかえりなさい。」
猫耳ちゃんの母親さんが出てきた。
「初めまして、パーシ・カイノと言います。」
「あらあら、ミルお友達ができたの。」
うん。と答えた。まじか。俺と友達か。やったぜ。はっはっはっはー
「それでは、家で母が待っていますので帰らせてもらいますね。ミルさん。また遊びましょう。」
俺はそう言い家に帰った。
今日という日は最高だった。本当最高だった。猫耳とか。それに可愛かったし。将来が楽しみだ。はっはっはっはー。
俺はもしかして変態さんかな??
明日模試です。はい。やばいです。けど負けません。そして寒さにも負けません。手が冷たい。
いじめは本当に悲しいです。一緒の年の子が自殺していくのは知らなくても悲しいです。
猫耳は最高です。特に月子ちゃんとか最高です。可愛い。
それでは次話でまた会いましょう。
拡散してくれると嬉しいです。
もうすぐ物語が大きく動きます。
お楽しみにしていてください。すごく動きます。