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第五話 第七部 朝目が覚めると、そこには撫子が。
「おっはよー。」
俺は撫子の声で目が覚めた。ん? まてよ、撫子の声が聞こえる。ここは俺の部屋だぞ…?
「目、覚めた?」
目を開けると撫子が俺のベットの端に座ってこっちを見ていた。
「うわあああああ!!!」
ゴンッ
「あがっ。」
俺はあまりの出来事にベットの端に頭をぶつけた。
「だっ、大丈夫!?」
俺はすばやく起き上がると左右を二回見渡し、自分の頬をつねった。夢じゃない。撫子が俺の部屋にいる。
「大丈夫じゃないよ! びっくりだよ!」
「ご、ごめんね。」
「全く悪くはないけど…本当に目が飛び出そうだったよ。」
そういうと撫子は俺のベットから立ち上がってもう一度こっちをみた。
「改めて、おはよっ。」
「あぁ、おはよう。」
そういって俺は布団の暖かいぬくもりの誘惑から抜け出し、カーテンを開けて朝の日差しを浴びた。
「んー。」
俺は大きく背伸びをした。
「なんか、アニメのワンシーンに思えるね。」
「言うと思った。」
俺は振り向いてすぐに撫子を抱きしめた。
「きゃっ。」
「あったけぇー。」
「恥ずかしいじゃない。」
可愛いし暖かい。このまま寝てしまいそうだ……。
「ちょっと! 本当に寝ないで!!」
俺は撫子をリビングで座って待っていてと指示して撫子が部屋から出たあと、すぐに制服に着替えて身だしなみを整えた。




