第四話 第六部 俺たちは、ほほえましいカップル。
「そろそろ昼飯食べないか?」
「そうだね。」
俺と撫子は食事所がたくさんある場所に移動した。いろんなジャンルのお店がある。
「どうする?」
俺が聞くと撫子はうーん、と考えて指をさした。
「これから遊園地でしょ? そしたら動くから軽い食べ物が良いな。だからサンドウィッチ!」
「おっけ。」
俺たちはサンドウィッチ店にいくことにした。これまたショーケースに並べられた見本が見事に出来ている。そして上手そうだ。
「どれにする?」
「うーん。この前クレープ食べたときもそうだったけど、種類がたくさんあって選ぶのが難しいね。」
「じゃあ俺はツナサンドとカツサンドにしよう。」
「私は定番のハムサンドとたまごサンドで!」
俺と撫子は財布を取り出してお金を払った。席は昼なだけあって込んでいた。
「うーん、どこか空いているかな?」
撫子が悩んでいると隣のおじいさんとおばあさんが立ち上がった。
「もしよろしかったらどうぞ。私たちはもう食べ終わったので。」
「あっ、すみません。ありがとうございます。」
そういって俺たちは座った。
「ほほえましいカップルね。私たちも昔はあなたたちみたいだったのよ。」
「ほれ、デート楽しんでな。」
「あ、ありがとうです。」
そういっておじいさんたちは去っていった。
「ほほえましいカップルか…なんか照れちゃう。」
そして照れてる撫子がものすごく可愛かった。




