表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
か細い藍のバラ  作者: レザレナ
第三話 付き合うのは簡単ではない
37/390

第三話 第十一部 プールのお誘いに、呼ばれました。

「おはよう。」

 俺は教室を空けるとそこにはいつもの学校の雰囲気が戻っていた。

「おはよ…。」

 撫子も恐るおそる教室に入るが何もされずにすんでいる。よかったよかった。何にも無くて本当によかった。

「おーい、拓斗。」

 生田が手を振って俺をよんでいる。何か左手には本を持っている。

「それと六道も来てくれるか?」

「あ、うん。」

 俺と撫子? 一体なんだろう。俺と撫子が生田のところに行くと左手にあった本を開いて俺たちに見せた。

「夏休み入ったらさ、一緒に出かけないか?」

 そこにあったのはプールだった。

「じつはさ、無料招待券が当たってさ、枚数が余裕あるから一緒に行かないかなって。」

「え? いいのか?」

「当たり前じゃん。六道も拓斗と一緒に行って良いからさ。」

「わ、私も?」

 撫子はドキッと体を動かして驚いていた。

「まあ、俺から見れば二人だけで行った方が良いかなってのも考えたんだけどさ。たまにはみんなで遊ばないってことさ。夏休み入ったらお前ら、デートたくさんしてそうだから俺たちと遊ぶ時間なくなっちまうんじゃないかってことさ。」

 生田は少々悔しそうな顔をして言った。でも嫌そうな顔ではない。たしかに友達と一緒に遊ぶ時間も必要だ。問題は撫子がどんな返事をするか…。

「本当にいいの? 拓斗が良いって言ったら行くよ!」

 撫子は目をキラキラさせて俺を見てきた。連れて行かないわけないじゃないか。むしろ水着姿を見てぇよ。

「わかった、かまわねえよ。」

「よっしゃ!」

 生田は右腕を上げてガッツポーズをとる。でもここはちょっとだけ注意を言わなければ。そうじゃねえとこいつらは…。

「そんかわり撫子のことにちょっかいだすんじゃねえぞ。」

「大丈夫、水着姿がちょっと楽しみだけどな。」

「おいおい、俺の彼女を変な目で見るなよ。」

 そんな感じで笑いながら話をしていった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ