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か細い藍のバラ  作者: レザレナ
第三話 付き合うのは簡単ではない
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第三話 第六部 商店街で、いつかランチを。

 学校が終わるとクラスの人達は部活に向かっていった。生田たちも藤浪たちもみんないなくなった。このまま帰ることにしようとしたが、六道が提出物を出したいということで一緒に職員室までむかった。届けるとそのまま一緒に帰ることになった。

「なあ、六道。」

「なに?」

「どこかよっていくか? 喫茶店とか。」

「んー、ごめんね。今日は絵の仕事でやらなきゃいけないことがあって。」

「そうか。じゃあどこにあるかだけの案内はいいかな?」

「いいよ!」

 よかった。機嫌もよくなって、目の輝きを取り戻してくれている。でもいつ崩れるのか怖い。そんなときでも俺は六道を守っていかなければならない。六道は俺の彼女だ。だから守り抜いてみせる。

「ほら、ここだよ。」

「うわぁ…きれい。」

 商店街の一角にある喫茶店を指差した。俺も小さいときからよく寄った店だ。朝はサンドウィッチで昼は日替わりランチがすごくおいしく、夕方は俺はまだ飲めないがお酒とそれに合う料理が良いらしい。俺もいつかお昼に六道と訪れてみたい。

「それにしてもここの商店街は昔懐かしい雰囲気があるけど、いつもにぎわっているよね。」

「そうだな。」

「この景色を描くととても綺麗なんだろうなぁ…。」

 さすが六道。こういうときでも絵のネタは仕入れているのだな。きっとこれが才能の塊なのだろう。


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