表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
か細い藍のバラ  作者: レザレナ
第二話 初デート
26/390

第二話 第八部 泣きながらの、告白。

「どうした?」

「私といて楽しかった?」

 なんで突然そんなことを聞くのだろう。でももう答えは決まっている。

「もちろん楽しかったよ。」

「私が有名な絵師だから付き合うとかじゃないの? 一人の女性としてみてくれるの?」

 俺が答えると涙声になりながらさらに問いかけてきた。

「そりゃそうさ。」

 それしか答えが見つからない。スキだから。

「何で私のことを優しくしてくれるの…。私はそんな好かれるような人じゃないよ…。」

 ついには号泣までしてしまった。どうしたら良いのだろう。ただ、今は思ったことを口に出すだけだ。


「六道のことが…大好きだから。」


 六道が泣きながらも俺の方に近づいてきた。そして俺の顔を見てさらに問いかける。

「嘘つかない?…うっ…こんな私でもいいの?…ひぐっ…。」

「あぁ、もちろん。」

 俺が答えると六道は。

……ギュッ……

「約束…だよ。」

 抱きしめてきた。

「あぁ。」

 俺は六道を抱きしめた。強く抱きしめたら今にも壊れてしまいそうな、バラが枯れてしまうかのような、そんな感じだった。心から棘を出していたものを、必死にしまいこむようにしている。かわりに六道の名前と同じ「撫子」の花も心の中で芽生えてきそうな感じだった。

 俺は六道を大切に守ることを誓った。

 そして……




 俺と六道は付き合うことになった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ