114/390
第七話 第十五部 コミケには、名言があるらしい。
「そうそう、ここの入場前ってすごい盛り上がるんだよ。」
俺たちは他のサークルに挨拶周りと購入をしながらお話しをしていた。
「盛り上がるって?」
すると撫子と目黒がニシシと笑ってこっちを向いた。
「名言があるのよ名言。」
「隣の人とカップルになって!カップリングしてー!」
「今の話しがわかった方は手をあげてめーるめるめー、と叫んでください。」
な、なんじゃそりゃ。変な言葉だ。
「これがわかる人にはわかるのよ。」
「つまりわかってないのよ、あんたは。」
なんだこの上から目線は。スマン、そこだけはついていけないぜ。
まだまだ歩くと人ごみの中にちらほらとコスプレをしている人を見つけた。それこそいろんなコスプレが見れた。
「うわ、女装になってない男性までいる…。あ、こっちは寒そう。」
「いろいろいるからね。」
そして歩いて行くと撫子の描いたマンガキャラのコスプレをしている人まで見つけた。それもけっこういた。
「やっぱ…すごいな。無光闇無って。」
「何が?」
「だってさ、作った作品のコスプレがあるんだぜ。それもけっこうな数。やっぱりすごいよ。」
「そう? …ありがと。」
そういって撫子はテクテクと歩いていった。
「あ、そうだ。トイレ行きたいから目黒とここでまってて。」
「あいよー。」
そういって撫子は目の前のトイレに入っていった。




