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粘着質系男の独白

ネチネチ年下男の心の叫びの回 ヤンデレって難しい…



にわかには信じられない気持ちで、私は彼を凝視しました。






身長も、あの顔つきもぐっと成長して、もう立派な男になりましたね。







「ねえ、どこにいるの。ユーリ。」




最後に聞いた時よりも少し低くなった声で、貴方はそうつぶやきます。




え?






「逢いたい。逢いたい逢いたい逢いたい。ユーリ不足で、俺どうにかなっちゃいそうなんだ。」








ガクッと、糸が切れたかのようにその場に膝をつく貴方は、拳を強く握りしめていました。









「どこにいったの? 帰ってきて、お願いだから―――」







私の面影を求めて縋ろうとするその姿は、とても哀れで、それでいてとても愛おしく感じました。










「逢って、……謝りたいことがあるんだ―――」






そう言ってあなたは静かに涙を流す。







「ごめん。ユーリとした最後の約束、もう守れそうにない………。」








痛切な声で、壮絶な痛みを堪えるように彼は誰ともなしに呟きます






「無理なんだ。ユーリのいない世界で生きていくなんて。」





逢いたいよ。






声が聞きたいんだ。




笑顔が見たい。





ぎゅうって、前やってた時みたいにいつまでもくっつきたい。





ユーリの匂いを嗅ぎたい。





愛してるって言ったら、年上のくせに顔を真っ赤にする君が見たい。





毎晩一緒に寝て、ユーリのぬくもりで目が覚めて。おはようのキスで起こして。





……もう、ユーリがいなくちゃ眠ることなんてできない。





ユーリのいない部屋は広すぎて、寂しくて、―――冷たすぎるから。






ユーリのいない世界に、価値なんてないから。






俺が存在する意味もない






なんのために生きていけばいいのか、もうわからないんだ。








俺の所為なのはわかってる。


俺の所為で辛い思いをさせて、それを1人で抱え込ませて、なのに俺は全然そのことを知らなくて。










すべて知った時には、もうなにもかも遅すぎた。









馬鹿だ。俺は底抜けの馬鹿だ。





ユーリじゃなくて、俺が死ぬべきだったのに。







守ったつもりでいたのに、結局は守られて。







自分で自分を殺したい。









ユーリ、本当にどこにいるの






謝りたい。謝って、抱きしめて今度こそ絶対何が何でも守り抜くって誓いたかった。







でももう君は、俺がいるこの世界から消えてしまった―――!







誓うどころか、逢うことも、喋ることも、触ることさえもうできない。







ユーリ…









ユーリユーリユーリユーリユーリユーリユーリユーリ









こんなの地獄だ。耐えられない。





ユーリのいないこの世界で、俺は狂ってしまった





ユーリを想う以外の感情はすべて消え失せた。









もう、辛い。生きるのが苦しくて、辛いんだ。







呼吸をするのも、ひどく億劫で、何もやる気が起きない





当たり前だよね、ユーリという存在が俺の生きる意味のすべてだったんだから。



ユーリに守られた命だし、周りの糞野郎どもに無理やり止められてたし、なにより約束を破りたくなかったからこの3年、死んだように生きてきたけど。








けど、もう限界だ。










もういいよね 


















俺もそっちに連れて行って。












ヤンデレってかくの難しい……(二度目


貯金が早くも尽きたので次回から亀の不定期更新です。


成るべく早くうpできるように頑張ります。

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