第二話『エンドレス』
『後々です』
『それでは本編へどうぞ』
その時にメールが届いた。対戦表みたいなのが出て来て困惑する。僕の名前は有るけど……そこにはハクナの名前もあった
やってるとは思ったけど……まさかそこまでやってるとは思わなかった。それに……最後の戦女神が揃って初めて進むストーリークエストなのも……
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第一回戦
天之原初神VS勝利希望
第二回戦
豊穣再原初神VS戦争希望
第三回戦
破壊原初神VS軍勢守望
第四回戦
戦争原初神VS戦力希望
第五回戦
雷迅原初神VS強者希望
第六回戦
夜明軍勢原初神VS剣賢希望
第七回戦
光悪魔原初神VS魔力希望
第八回戦
雨都原初神VS原斧希望
第九回戦
全知全能雷原初神VS軍戒希望
第十回戦
軍死駕原初神VS全知希望
第十一回戦
虚無空論原初神VS運命希望
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これが対戦表……らしい。で、僕の番が早速来ていたみたい?。と言うよりかは開始早々にそうなるとは……流石に思ってないから……取り敢えずは……この場から抜け出さない事には……
何度も何度も体当して扉を無理矢理破壊しようとするが……流石に動かない。動かないのか僕が非力なのか……それとも扉自体が固定されてるのか……
そこまでは分からない……ただ、もう一度体当たりした時に何かが突き刺さる感じがして離れるが、扉には異常は無かった
刺さったと思った部分を見ても特に変わりは無く……訳では無く、何かが侵食してこようとするのを引き抜こうと引っ張るが引き抜けずに意識が黒く染まりかけて……
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『勝利希望』
……起動……選択
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扉に体当たりしようとし時に違和感を感じて踏みとどまって自分の手のひらを見た。さっきの感覚は……ただ、扉を見ると何かが蠢く感じがしたの同時に、その違和感が分かった気がする
これが……『勝利希望』の能力だと……それと認識したのと同時に扉が軋む音があっちこっちで鳴り始めた。扉だけじゃなく、周囲の壁や床、天井と音が響き始めた
どんどんと近づいてくる何かに押し潰される様な感じがして腕で顔を覆ってしまう。暫くは何も起こらずにゆっくりと腕を下ろす
目の前で扉がひしゃげていてゆっくりと扉が開いた。黒い何かが勢い良く向かってくるのを横へとズレてその先へと飛び出したが、気が着くと胸の辺りが突き刺さり黒く侵食しようとしてくる……
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『勝利希望』
……起動……選択
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何かを掴もうとしたが、壊れた扉を見て、ひび割れた壁を見たのと同時に無数の手が向かってくるのを横へと避ける。無数の手がひび割れた壁を破壊して周囲へと広がって四方八方へと突っ込んで破壊していく
破壊された壁を見てから扉の先を見て、そのまま破壊された壁へと抜けたその先は廊下で左右どっち走っても意味無いから適当な方へと走る。そのまま、無数の手が向かってくるのを、その辺の棚やらを倒しながら適当な部屋へと入った
だけど、壁を破壊して向かってくるのを腕で防御態勢を取ってしまった
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『勝利希望』
……起動……選択
確定……排除
起動……選択……
─運命決定─
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成程……自分にとって都合が悪いか死ぬ運命ならリセットして再スタートさせて戻る感じ……これは確かに死ぬのは無さそうだけど……強いかと言われれば……相手によりそう
取り敢えずは……左右どっちへと逃げようか考えても仕方が無い。だから……適当では無く、今度は未来と違う右へと向かって走った
棚を倒しながらそのまま窓を突き破って建物の外へと飛び出した。地面へと崩れ落ちながらも体勢を立て直しながら建物を見た
無数の球体の腕をした人形の手が建物を飲み込みながら目が僕を見ていた
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『勝利希望』
……起動……選択
……運命確定……暫定能力……
女神への許可……確定……獲得
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向かってくる無数の手のひらから生えた腕が僕の方へと向かって、突き刺そうとしたのを……何時の間にか填めていた指輪から何かが飛び出すと腕を引き裂きながら僕の前へと突き刺さる
そのまま、それを手にして、更に向かってくる腕を剣で防ぐが、そのまま押し込まれ一気に吹き飛ばされてしまう
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『勝利希望』
……起動……選択
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再度の未来とは違い、吹き飛ばされる前に足で地面を踏み込んで耐えるが、下から突き抜けてくる腕がお腹へと直撃し、撃ち抜かれ唾液が口から溢れ吐き出し、吹き飛ばされる
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『勝利希望』
……起動……選択
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吹き飛ばされる前に片腕で剣を横にずらして下へと潜り込みながら腕を躱し、そのままの勢いで追撃してくる腕に剣を突き刺し、そのまま跳ねる腕が体へと当てつけて更に遠くの方へと距離を伸ばし吹き飛ばす
そのまま何度も地面を叩きつけられながら木々に叩きつけられ、崩れ落ちてしまう
流石に逃げきれたとは思えないけど……そもそも慣れてないからどうすればいいのか分からない……でも……逃げてばかりじゃ要られないのは分かっている
だから、迫っていた腕に対して剣を突き刺して防ぐ。今度は吹き飛ばされずに足が地面を抉るように……
そして、違うかったのは……先の未来が『見えなかった』事だった。そのまま、腕を数回に分けて斬り裂き、そのまま、腕の一部を蹴りで送り返した
息が上がってしまい、片膝を着いてしまうが、目線は人形の腕の方だけを見た。そのまま、無理矢理立ち上がり、一気に走った。こんなにも……走った先で見える変わらない未来が変わらない内へと行動する為に
崩落した建物の影から大きく伸びる無数の腕。その先には幾多の人形の顔、頭が生えた化け物が周囲を破壊する様に腕を伸ばし僕を探してる
それを見て剣で防ぎつつ反転して剣を足場にして一気に飛び上がる。自分でも驚くぐらいの身体能力に流石に困惑したけど、目の前の化け物を倒す事だけに集中する事に
自由落下していく先に化け物の無数の頭。勢いがついて行くのと同時に腕を伸ばして剣を再生成し握った上で振り上げて一気に建物ごとぶった斬る
崩落していく建物と3分の1程度削れた化け物が向かってくる腕を剣で防ごうとした時に……
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『勝利希望』
……起動……選択……
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そのまま、吹き飛ばされ、化け物の別の腕が胸部へと突き刺さり、口から血を吐いたが、致命傷を何とか避けて、無理矢理にでも体を動かしながら引き抜こうとしたが……
人形の腕が勢いのままに僕ごと地面へと叩きつけて、無数の腕が向かってくる。それを見て、剣の刀身で防ぐが全ては防ぎきれなく……
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『勝利希望』
……起動……選択……
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また同じ過去へと戻った。それも、体の一部は突き刺さった状態だったから、剣で押しのけようとするが力自体は向こうの化け物の方が上
だから、剣を横へとずらして体の……腕を犠牲に射線をズラして、引きちぎりながら剣を蹴り上げて掴んで走り、そのまま振り下げて球体人形の足を攻撃しようとするが……
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『勝利希望』
……起動……選択……異常
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無数に突き刺さる腕。またもや口から血を吐き手放してしまうのと同時に投げ飛ばされ木々を突き抜けて岩肌へと叩きつけられる
体が動かずにボヤける視界。その先は無数の腕と半壊しただけの化け物が腕を伸ばし向かってくる
そして、その先に光り輝く何かを見つけ目に入ったのと同時に視界が無数の手で埋め尽くされ暗転した
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『勝利希望』
……起動……選択……
再選択
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『起点となるのは死が確定してる時点前から死が確定した時点後です。つまりは、分岐が可能且つ、分岐に生存か死の両方がある上で、死が確定し死ぬ直前までが、戻る為の条件です。多少のズレは有りますが大まかな能力です』
『それでは今回はここまで。次の話まで……またね!』