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プロローグ③

 麗子は羽愛留同伴のまま自分の教室へ。一年B組の教室に足を踏み入れる。 

 杭院羽愛留の登場に教室が沸いた。中等部からのエスカレータ入学の生徒たちは羽愛留の事を知っているのだろう。

 麗子のクラスメイト達はひそひそ声で言葉を交わしている。「羽愛留様ですわ……」「杭院様の笑顔、初めて見た」「あのお話は本当だったのですね……」

「あの話……?」

 級友たちが一枚の紙切れと自分たちを交互に見ていることに気が付き、麗子はその紙を取り上げる。

 それは、『桜川学園新聞』の号外だった。

 紙面には、杭院羽愛留に熱愛発覚⁉の見出しが躍っていた。そして、リムジンから降りる羽愛留と麗子の写真も掲載されていた。

「ね、熱愛……?」

 麗子は気づく。また、何かしらの騒動に巻き込まれたのだと。


 


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