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三話 異世界最強?

長くしました!

 目を開けるとクラスのみんながいた。すると急に叫んだような声が聞こえてきた。


「どういうことだよ説明をしてくれ!」

「何度も言っているように、勇者召喚の義をしたのです」

「あぁ!意味わかんねぇよ!」


 見る限り岸本とここの王らしき人が言い争ってるらしい。周りを見渡した限り中世みたいな雰囲気だった。ザ・異世界という感覚だ。


「落ち着け龍平。とにかく状況を整理しよう。あっ、西条君も起きたか。これで全員だね。現世で僕たちは謎の光に包まれ気づいたらここにいた。そうであろう?」


 こいつは山田春樹やまだはるき。岸本の親友だ。


(みんなの反応からしてなぞの声を聴いたのは僕だけなのか?)

「王様。この世界のことをしっかり教えてください。」

(やはり王だったか)



 王の話によるとこの世界には人族、悪魔族、天使族、獣族の4種類がいるそうだ。その4種族は基本的に敵対しているらしい。しかし例外というものがある。獣族などを飼っている国もあるという。また、この世界は、人間の国というものは複数あるが、その他の種族は国を持たないという。そして、この国はエクドルム公国というらしい。最近強力な獣族の襲撃が増えたので勇者を呼んだらしい。勇者召喚の義は500年に一度しかできない大切なものらしい。そのくらい襲撃での被害がひどかったのだ。


「社会情勢は理解できたよ。てか、勇者ってことはさ、特別な力を持ってるってこと?」

「勇者の方々はみな、ユニークスキルを獲得しているはずです。『ステータス』と唱えたら、目の前に画面が出るはずです」


 みんなが口々にステータスと唱えていく。僕もステータスと唱えた



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

名前:西条相馬

天職:なし

種族:不明

レベル:1

魔力:10000

筋力:100

運:1

スキル:

≪ユニークスキル≫ 

賢者けんじゃ』…高速計算、助言、分析、スキル支配

複製コピー』…一度見たことあるスキルをを複製コピー

剥奪スティール』…一度みたことあるスキルを任意の人から剥奪スティール

≪上位スキル≫   

『完全自由魔力操作』

≪スキル≫ 

『熱変動無効』

『アンデット無効』

『炎魔法』



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 周りが騒がしくなってきた。みんな自分のスキルを見たのだ。


(は!?まじかよ。さっきユニークスキルは一人一つって。ん?『賢者けんじゃ』ってあの声の主?)

≪そうです。主がユニークスキルを三つも持っているのは特異体質だからです≫

(脳に直接声が!って!特異体質?)

≪はい。主はこの世界への適性が120パーセントを超えています≫

(なんだって!?)

≪ステータスの偽装を推奨します≫

(確かに!んー。ステータスに対して『複製コピー』を使って二つにして片方を偽装するのはどうかな)

≪可能です。実行します≫


 万年ボッチの自分にとって話が楽しいと感じたのは久しぶりだったのでうれしくなった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

名前:西条相馬

天職:なし

種族:人

レベル:1

魔力:10

筋力:10

運:10

スキル:

≪ユニークスキル≫ 

高速計算フラッシュ』…高速計算

              

≪スキル≫     

『熱変動抵抗』

『炎魔法』



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 これが変更後のステータスらしい。すっからかんだ。


《スキル:幻覚を獲得しました》

(おぉ!実際にやってみるとスキルゲットできるのか!)


「みんな並んでステータスをわしに見せてくれ。そこでランク分けをする。そして、これからはランクごとに動いてもらう」



 ランクはS~Dまであった。Sは佐藤雪、岸本龍平、山田春樹の三人だった。僕はもちろんDだ。その判定が出たとき、クラスの奴らからは「ざまあ」という目線が向けられた。きっと、あの冤罪の件だろう。

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