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流行した「形式」

以前載せてた「2020年概観」をベースとしたもの。

追記とかするかもですが、以前よりかなり薄味になってます。

1-1.日記形式

 検索語句としては「日記形式」のほか、「日記風」あるいは単に「日記」など。

 Arcadiaだと「紐糸日記」などあったが、「日記」という語自体タイトルでありがちなものであり、必ずしもこの「形式」、日記の体裁でストーリーを進めていくものではない点に注意。


 ハーメルンに現存する作品から見ていくと、2013年01月の「とあるプラズマ団員の日記」(にじファン移転組)が、この形式で最初に人気を博した作品と言えようか。

 ただ影響力という意味でそれを上回るであろう作品が、2013年08月の「とある神器持ちの日記」だ。

 アニメ「ハイスクールD×D」第二期の放送とリンクする形で人気を博し、その年の11月から12月にかけては累計1位にも至った。




1-2.掲示板形式

 検索語句としては2019年09月中旬以降であれば「掲示板形式」でまず問題は無いが、それ以前だと「掲示板式」「掲示板方式」など揺らぎも見られる。


 ハーメルンに現存する作品から見ていくと、2012年08月の「(略)のはAce -或る名無しの風-」(にじファン移転組)が、この形式で最初に人気を博した作品と言えようか。

 しかしながらその後「掲示板形式」というギミックは、現代社会ベースの作品で一部使われるという場合こそあれど、それを主題とする作品はあまり多くはなかった。


 このほかには2018年04月の「幼馴染が百合ップルだった件について」と、2019年06月の「部屋に深海棲艦いるけど何か質問ある?」あたりは、著名な作品として挙げるべきだろう。

 2019年09月08日にはハーメルンの機能として「掲示板形式」が導入され、この形式を書く上で必要な作業量が大幅に縮小、この形式の投稿も増加していった。




1-3.RTA形式

 検索語句としては単に「RTA」が適切か。


 この形式に関しては明確に、2019年07月の「IS 亡国機業殲滅ルートRTA 男子チャート」が起点と言っていいだろう。

 プレイヤー視点のRTAパートと、現場の視点である小説パートが交互に進行、双方の落差によりシステム的な勘違いモノを作り上げたものと認識している。


 この他で著名な作品として挙げるべきは、2019年10月の「【WR】がっこうぐらしRTA_全員生存ルート」だ。

 この作品を起点として三次創作的に「がっこうぐらし」RTA作品が急激に増加、この形式のテンプレ構築において果たした役割は大きいだろう。




1-4.配信

 検索語句としては単に「配信」が適切か。


 ハーメルンに現存する作品から見ていくと、2018年05月の「動画配信で食べていく」が早期に来るのだが……更新間隔がかなり特殊であり、投稿初期から人気を博していたとも言い難い。(アクセス解析参照)

 配信モノとして明確な人気が確認できるものとしては、2019年08月下旬の「萌え声クソザコ装者の話」であり、これに続いて09月下旬に「男女比に差のある世界のTS配信者」「tsプロゲーマー配信者なぎちゃん」が人気を博した。


 この中でジャンルの人気が確立され、以後オリジナルや現代系原作の中で増加、2020年のVTuberモノ流行へと続いていったのだろう。




1-5.VTuber

 検索語句としては単に「VTuber」が適切か。


 実在のバーチャルYouTuberを題材とした二次創作は、2018年頃からある程度の投稿が見られたものの、その人気はかなり限定的であり、そうした作品の拡大という形で進行したとは言い難い。

 ハーメルンに現存する作品から見ていくと、2019年09月の「バーチャルなんたらになることになった。」などは、明確な人気作と言えるだろうものの、それに続いてVTuberモノが増加したというわけでもないようである。


 明確な転機と言うべきは、2020年03月の「美少女になってちやほやされて人生イージーモードで生きたい!」の存在だ。

 コロナ禍の緊急事態宣言もあってハーメルンのPV数が最大規模に至る時期にあたり、投稿以後GWにかけて40作もの二次創作の投稿、ハーメルンにおいてこのジャンルを確立したと言えるだろう。

初回投稿日(古い順) + お気に入り数下限 の設定で大体は見える。

削除・非公開だったりチラシの裏だったりもたまにあることには注意。

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