13/31
登場人物（エピソード①時点）
ネロ：主人公。黒剣の魔剣士。魔力回路が生まれつき閉じている体質で、魔法が使えない劣等生と言われていたが、魔剣クロとの出会いで人生が一転する。魔法使いに憧れている。
クロ：黒剣。かつては偉大な魔法使いシキの弟子で、とある理由で魔剣に自身の魂を移した。ネロに魔法を教える。スラム出身ということもあり、乱暴で厳しいところがあるが、決して情のない人物ではない。
シキ：大賢者と呼ばれた偉大な魔法使い。クロの師匠。未来に起こる災いを止めるべく、クロの魂を魔剣に移した。
校長：本名はクリバー・ノート（本編で使われることは多分ない）。ネロが通う魔法学校の校長。二級魔法使い。かつては王国の宮廷魔法使いだったが、後進の育成のため、魔法学校の校長となる。穏やかで教師や生徒からの信頼も厚い。
エディ・エルト：ネロを虐めるいじめっ子のリーダー。名門エルト家の四男で、身体強化魔法が得意。才能はあるが、それに胡坐をかいて鍛錬を怠っており、現在は出来の悪い人間を虐げる最低な人間。ネロの身体を借りたクロに心を圧し折られ、再起不能にされた。
ワイズ・エルト：名門貴族エルト家の当主。二級魔法使い。エディとは違い、出自や魔力の有る無しを問わず優秀な人材を求める人物で、民の幸福を第一に望んでいる。ネロの才能に興味を持っている。
アーク・エルト：エルト家の長男。三級魔法使い。魔物討伐の最前線で指揮を執る優秀な人物。ネロを気に入っている。
イーバ・エルト：エルト家の次男。四級魔法使い。表の仕事より、裏方の仕事が得意な縁の下の力持ち的存在。ネロを気に入っている。
ウーズ・エルト：エルト家の三男。四級魔法使い。弟のエディ同様、身体強化魔法が得意。エディを溺愛しており、彼を再起不能にしたネロに複雑な感情を抱いている。
