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悪役令嬢スルーエンド!

作者: 薄弱芋

 わたくしの名前はフレイン・ブルースター。

 公爵令嬢として日々研鑽しております。


 我が国、ユエンリーナ王国は約五十年ほど前、魔王に脅かされる日々を過ごしていたのです。

 英雄マーソラール様。

 かの方が魔王を打ち倒し、聖女様を率いて凱旋された際は国中が歓喜に沸いたのだと執事長からお話を聞いております。

 子供ながら夢物語のような話でした。

 復興支援のお陰で現在のユエンリーナは輝かしく栄光の道を歩いていると耳にします。


 平和も確実と言えるものでもなく、まだまだ、足元に蹲る小さな命があるのも事実。

 しかし魔王が去った世の中というのが、実状でした。


「お嬢様、そろそろお時間でございます」

「ありがとう、ミネリア」


 彼女はわたくしの侍女のミネリアです。

 年は六つ上の女性で、スケジュール管理から体調を崩さないように細かな気配りの出来る、とても頼りになるお姉様のような方。

 言うと示しがつきませんと怒られるのですが。


「本日は午後から雨が降る予定ですので、ボスティス様にもそのようにお伝え願います」

「とても晴れているのだけれどね」

「スキルの情報ですから」

「信じてるわ。では、行ってきます」

「行ってらっしゃいませ、フレインお嬢様」


 わたくしは今年、十五歳となりました。

 学園は下級院と上級院に分かれ、敷地の広さから互いの院生が集まるのは滅多にありません。

 十二歳から貴族のほとんどは入学し、十五歳から上級院に繰り上がります。

 下級院の頃より魔力を過多に保持する平民も勉学を学ぶ機会は受けれますが、多くは下級院で卒業する形がほとんどです。

 上級院に上がる方は身分が貴族になった者や、特別措置の取られた者、奨学金を導入して入学した者に限られるので、上級院に上がる者ほど、平民の出身者は少なくなってしまいます。


「寝ぼけてるか?」

「ルガート様、おはようございます」

「おお、おはよさん」


 先ほど話題に上りました、ボスティス様。

 視界の影から大きな身体を滑り込ませるように現れた彼が、話の方。


 わたくしの、婚約者でございます。


「先ほどミネリアから午後から雨が降ると伝えてほしいと言われたのですが、何かあるのですか?」

「入学式終わったら校舎内の探検だ」


 ニヤリと口端だけ上げて笑うと凄んでいるようで、いかにも悪巧みを考えている風態。

 硬めの金髪は短く角立って、右側のほとんどが眼帯に覆われている。

 深い碧眼はアウロ国で近年採掘された希少石、クロムダイオプサイトのよう。


「まあ、ではご一緒してよろしいでしょうか」

「いいぞ。地図も作るからな、そろそろ精度上がったか?」

「ま、まだですわ。なかなか、思うように書き換えられません」

「ふ。まあそっちは出来なくていいだろ」


 決して貶めた言葉でないので、ご容赦を。

 この方は、たまにとても言葉足らなく話して完結してしまうので誤解されがちなだけなのです。


「帰りはちょっと買い物に行くからな、フレインとこの侍女の天気予報は助かる」

「まあ、そうでしたの。……? 城下へ向かわれるのですか?」

「内緒だ」

「もう」


 たまにこうして秘密主義に振る舞うものの、何か悪いことが起こったことはございません。

 気軽に構えて問題ないと認識したのの、気になるのは好奇心とわたくしが彼に好意を向けているから。


「ルガート様、ではわたくしもご一緒してもよろしいことですわね?」

「今日は聞けないな。ルイリア嬢達とお茶してな」

「もう」


 と思っていたのに、今日は珍しく頑なな態度につい顔を背けて校舎へ向かいます。


「フレイン、悪いことじゃねぇから。ちょっと目を瞑ってくれ」

「お話になれません?」

「ぐ。その顔止めろって言ってんだろ」


 彼が苦手だと言う上目遣い。

 すぐに顔を背けてしまうので、わたくしとしても不本意なのですが、反応が大変面白くてたまに悪乗りをしてしまいます。


「ルガート様」

「フレイン」


 間近に迫った碧の瞳。

 頬に包まれた左手の大きな掌の熱い温度。

 その仕草とあまりの至近距離に、一瞬呼吸を忘れました。


「こう言うことだ。もういつまでも子供じゃない。いい加減分かれ」

「…………は、はい!」


 口付けが容易くできる距離。

 それが言葉通りの意味ならば、ロマンス小説のようにと唇から目が離せなかった。


「君達、登校初日から砂糖を吐き散らかすのは止めないか」

「不可抗力ー」


 介入された声に安堵とも切なさともつかない感情と、スッと離れた熱とは違う、身体中が心臓部となった錯覚を感じながら顔が赤いと自覚しつつも頬を覆う。


「お、おはようございます、ジョシュア様」

「おはようございます。フレイン嬢。相変わらず仲睦ましいですね」

「やんねーぞ」

「だから誤解を招く言葉は慎め」


 彼はルガート様の親友のジョシュア・ノースタックス様。

 伯爵家の次男で、ルガート様とは領地も隣り合っている為、羨ましくも学園へ入る前はよく探索したりしていたそうです。


「校舎内を見て回るか?」

「残念、式が終わってからだ」

「なんだと?折角早起きしたのに……!」

「いつも早起きだろ。あ、ジョシュア、校内探検し終わった行くからな。忘れるなよ」

「嫌な予感しかしないな!」

「絶対正反対のことだから期待しろい」


 話の中で、先ほどの件は彼と繰り出すようだが、ジョシュア様も内容まで知らされていないらしく、ますます疑問に首を傾げる。

 殿方同士の約束事に介入するのは不躾。

 フレインは慎ましく口を挟まないよう努めるのだった。


「フレイン、お前も関係してるから、楽しみにしてろ」

「え?」

「ま、今日の夜前には手紙が届くだろ。結果聞かせてくれ」

「?? かしこまりましたわ?」


 一人で訳知り顔のルガート様。

 教室に到着するなり職員室に行ってくると颯爽と行ってしまい、ジョシュア様とお互い首を傾げ合うのだった。


「ジョシュア様、仔細は聞いておりまして?」

「それが何を尋ねてもはぐらかされて……こういう時の彼は絶対大事を隠してる前兆です、目に見えてます……阿呆なことをやらかさないか……」

「ま、まだ分かりませんわ。落ち着きましょう」

「ジョシュア! 折角の入学式に景気の悪い顔だな」

「ヴァス……貴方からも一言言ってやってくれませんか?」

「?」


 褐色黒髪の少年が教室内に入ってくるなり真っ直ぐにこちらへ歩み進んできた彼は、隣国、レディグランド諸島の第十三王位継承権の資格を持つ王子、ヴァシリアス・ガロニア様。

 その新雪のような真白の瞳は朝日に輝きとても美しいのだが、ルガート様が絡むと少々お人が変わられる者の一人。

 以前、ルガート様と交流があったようなのですが、お忍びの訪問中に世話になったとだけ。

 よくこの三人は剣の鍛錬を交わしてらっしゃいますが、彼の時だけいつも様子が違います。

 曰く、吐くまで鍛錬をするそうです。

 謎なのですが、ヴァシリアス様が過度な鍛錬をよしとしているので口を挟めません。

 その後、ヴァシリアス様の従者の方から吐くまで鍛錬をされるルガート様がいらっしゃるので、ルガート様曰く、イーブンなのだそう。

 それでも、仲の良いお三方を眺めるのは、とても楽しい時間をいただいてます。


「ただいまー。お、ヴァス、お前今日の帰り空いてるか?付き合え」

「いいぞ」

「ヴァス!せめて理由を聞いた方がいい! 御身の為だ!!」

「ルガートなら悪いようにせんさ」


 謎の絶対的信頼の笑みを向けるヴァス様に、苦笑するのだった。


 程なくしてわたくしの親友のルイリアとティフィーも加わるといつものメンバーが揃い、席はどうするかと話し合うが、下級院にいた頃と変わらず同じ席を選ぶ全員。

 班も同じになるなら、これが最適だった。

 いつものようにフレインとヴァスが席に座り、他の生徒達はまだ揃っていないので二人分の席を借りて腰を下ろすルイリアとティフィー。

 ルガートはフレインとルイリアの間に、ジョシュアはヴァスとティフィーの間に立って話すのが下級院からの常だった。

 自身の席には既に荷物を置いているので誤って座られる心配はない。


「あの、ここ、空いていますか?」


 ほとんどが高位貴族の集まりで、クラスも持ち上がり制な為、こんなことを尋ねる者がいなかった一同に一瞬沈黙が走る。


(まあ……なんて可愛らしい方)


 現れたのは、薄いピンク色の髪に淡い青の瞳。

 光の加減によって明暗が映える見事なネオンブルーアパタイト。

 少し困り顔は女でありながらフレインの庇護欲も誘い、思わず頷きかけたが、肩に触れた大きな手がそれを許さなかった。


「席はその隣が空いている」

「あ、ありがとうございます! あの、お話中に、すみませんでした!」


 ルガートが示したのはルイリアの座る席の隣。

 なぜルイリアの座る席が空いていると教えなかったのか不思議に思ったが、ぺこりと可愛らしくお辞儀をする姿に意識を奪われその様が小動物を連想させ、思わず笑みを向けるが、一瞬、そのネオンが鋭さを増した。


(え?)


 本当に一瞬で、誰も気付かなかったみたいで、ティフィーも話を戻したので違和感はフレインにしか感じなかったよう。

 指先につつく感覚に後ろの席のヴァス様が顔を近づけてくる。


「フレイン嬢、今は素知らぬフリをしてなさい」

「……はい」


 ということは、彼も見えたのだ。

 あの、敵意のこもった瞳が。


「おいヴァス、いい度胸だな?」

「男の嫉妬はみっともないぞー」

「言うようになったな」

「俺の方が地位は上なんだけどな?」

「知らんなー? この前、こんだけ地位が下だと下位貴族と変わらないよと言ってたのは空耳だったか?」

「知らんなー?」

「……ふふ」


 いいのか悪いのか、在学中ずっと、ヴァス様はルガート様の言葉遣いを取り込もうと真似をする節がある。

 本気の罵り合いをするでもないと分かっているので、フレインも笑って聞き流すのだ。


「フレイン」

「はい」


 横から、いつもよりかなり抑えた声が降ってくる。

 その体が傾き、体格の大きなルガートは少ししゃがみ込む形でフレインの耳元に唇を寄せた。


「彼女には近付くな」

「……。は、はい」


 言葉の内容よりも、その低音に驚き顔から火が出たのかと思って硬直してしまった。

 周りの皆さんは肩を竦めたりからかったりしているが、はしたなくも声を大にして言いたい。


(ルガート様の声がよろしすぎたのですから、仕方ないじゃありませんか!)


 はしたないので言えないが。

 魔法が絡むとはしたなさを捨てているフレインは気付いていなかった。



 ——入学式も恙無く終了し、わたくし達、と言うより、わたくしを含めルガート様とジョシュア様で校舎内の探検に来ております。

 広さをカバーする為、迷子防止も兼ねて校舎内の特別教室などは下級院の頃と変わらない造りとなっております。

 ですので、ほとんどルガート様が改良を重ねたマップ機能は上書きする要素があまりないのです。

 恐ろしく精度がいいのはこの三人だけの秘密なのですが。


「こんなもんか」

「上級院には植物学と魔法薬学も増えますので、必要な上書き箇所はそちらだけですわね」

「思ったより早く終わって助かった。ジョシュア、フレインを送ってくから先に向かっててくれ」

「分かった。ヴァスはもう先に?」

「ああ、適当に時間つぶしてろと言ってる。頼んだ」

「任された。ではフレイン嬢、また談話室で」

「はい。ご機嫌よう、ジョシュア様」


 やや早足で向かうジョシュアに首をひねりながらルガートを見上げるフレインの視線を受け、ニッと笑う様子はやはり最後まで話さないのだと知れて溜め息をつく。


「寮の門限前には戻る。美味いお茶入れて待っててくれ」

「分かりました。絶対後でお教えあそばせ」

「約束する。じゃ、帰るか」

「はい」


 差し出された手を取る。それだけでフレインは笑みが浮かんでしまうし、嬉しいと身体の熱がわずかに上がる。

 いつものエスコート。

 寮へ送り届けるルガートだけ踵を返し、フレインは寮の自室へと向かう前に、ルイリア達と合流したので、そのまま自室へ招いてお茶にすることに。


「今日のルガート様、何かあるのに教えてくれませんでしたわ」

「わたくし達も分からないのですよねぇ。秘密の一点張りでした」

「まさか……城下でひと騒動など」

「ルガート様に限って滅多なことは起こしませんわ」

「入学前は滅多なことを起こしておりましたが?」

「ルイリア、気のせいですわよ」

「ふふ。フレイン様、その言い方、ルガート様そっくりですわ」

「ふふ」


 フレインにとって好いた人に似ているとからかわれても、それは褒め言葉でしかない。

 自室に行く前に談話室の予約もしていたので、寮の門限前に移動し、のんびりとまたお茶を楽しむ三人。

 ミネリアはドアの側に控え、ノックの音にフレインに一言声をかける。


「待たせたか?」

「もうすぐ夕食の時間になりますわ」

「今日はここで食おうぜ」


 そう言って買ってきたというものをテーブルに乗せ、目を輝かせる女子三人。

 ルガートが持ってきた袋は城下でも有名な人気店のものだから期待に声が高くなった。

 ほうれん草とベーコンのキッシュに味が濃いから薄い味付けのオニオンスープ、酸味の効いたドレッシングのサラダ。

 更には瑞々しいフルーツが数種類。

 少年達は別メニューを先に食べてきたと言っていた。


「フレイン様、お届け物にございます」

「ありがとう、ミネリア。……お父様から?」


 ここで、朝の会話が蘇る。

 手紙と、それがもたらされる結果。


(お父様からの返事如何ということ?)


 封を切り、中身を確認していくフレインは、徐々に驚きに変わる目元をルガートに向けた。


「!! ……っ!!」

「で?」


 結果など分かっている、そんな瞳が笑ってフレインを見つめていた。

 手紙を胸に抱き、抑えきれない感情が笑みをかたどり、大きく頷いた。


「よろしいそうです!!」

「オーケー、幸先は好調だ。それも踏まえてルイリア嬢達にも聞いてほしい」


 本来ならば明日の履修選択時間の前に教師から説明されるはずの内容だった。


「わたくしは元より学園に残るつもりでおりましたので、お気になさらないでくださいまし」

「わたくしも、行儀見習いは卒業後にと両親と話をしておりましたぁ。学園では、のんびり過ごしたいですし」

「んじゃ、決まりだな」

「はい! わたくし、とても楽しみです!」


 上級院に上がり、その十五歳となった生徒らは約半年、もしくは一年を使い、特別履修を届けられる制度がある。

 誰かの側近候補であれば補佐見習い、王城や高位貴族の元へ行儀見習い、商いを学ぶものはそちらへ、果ては領地運営を学ぶ為実家へ帰って領主補佐、騎士を目指すものは騎士候補生へ、申請次第で通るので多岐に渡る。

 しかし、ルイリア達のように普通に学園で単位を取るのでも構わないのだ。

 ほとんどはこの方法を選ぶのだという。


 しかし、ルガートの持ちかけてきた話は、群を抜いて突飛だっだろう。


「フレイン様が冒険者って、なんだか面白いですねぇ」

「ふふ。わたくしもまだ胸がドキドキしてますわ」

「元より学園に入る前から考えてたんだ。ギルドには既に話は通していたしむしろせっつかれてたし、上級院には兄貴を通して事前に申請を出していたんだ」

「……ルガート様? もし、フレイン様のお父上が反対なさったらどうなさっておりましたの?」

「あ、そうですよぅ。そういうの、ぬか喜びとおっしゃるのでは?」

「抜かりなく外堀を埋めた」


 それで事足りるのがルガート様ですわね。

 親指をぐっと上げて笑う姿は年相応で、こちらは苦笑してしまう。

 妙なところで年相応なのが彼だった。

 一体どんな手段で父を説得したのかと笑うしかなかった。


「メンバーは俺、フレイン、ジョシュア、ヴァスだ。後はヴァスの従者のエドラ。これで正規パーティーを組んでの登録をしといた。履修選択時間の時は担任にも話を通しておくから騒がれる心配もない。後は他の貴族達に気取られないよう何喰わぬ顔で授業を受けますってテイを装ってくれ」

「分かりました」

「しかしそんなの気にする必要ないと思うがな」

「ヴァス、これもお前の為だ」

「なら信じるか!」


 ヴァス様は良からぬ商法に引っかからないか不安になりますわね。


「期間の申請は後でどうとでもなるらしいから……冒険次第だ」

「……ふふ! ルガート様、わたくし、楽しみで仕方ありませんわ」

「まだ隠しとけ」

「はい!」


 履修選択時間は素早く書き込み用紙を裏返しにしてフレインはいつになく高鳴る胸と歯痒さに頬を押さえる。

 これでは公爵令嬢の仮面も形なしですわ。


 更に翌日、フレイン達はギルドの前へと向かうのだった。




・・・・




(なんで……? 何で攻略対象者がいないの? は? バグ? いや待ってよ、悪役令嬢のフレインもいないとか明らかにおかしいでしょ!! 第二王子もありえないくらい反応薄すぎだし……おかしいでしょ!! これじゃ、ハーレムエンドが、私の計画が!! ……何で!!?)




 期せずして、悪役令嬢の道を違えたフレインはこの世界が乙女ゲームなど知る筈もなく仮登録ではあるが冒険者となり、婚約者であるルガートの支え、仲間の支えにより着々と実力を積み上げていく。



「そういえばルガート様、入学式の時に話しかけてきた彼女と面識がおありでしたの?」

「いや?」

「? では、あの時の言葉はどういう意味でしたの?」


 そしてあの笑みで少年は首を傾げた。


()()()


悪役令嬢スルーエンド!はフレインが主人公として書いていますが、本当はルガート視点の連載にしたくて設定など書き連ねていましたが、学園編に書く前にタイトルが一向に決まらなくこういう話ですわ!とまとめたくて書きました。

初投稿で至らない部分もありますがさらっとお読みいただければ幸いです。

乙女ゲームヒロインの子は名前すら出てませんが、連載も多分そんな扱いの予定です。

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