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僕は夏のインベーダー  作者: まおりん
9/9

『警告』

あなたの思考は日本政府によって盗聴されている可能性があります。また、あなたの身の回り、またはあなたの身体に直接監視装置が取り付けられている可能性があります。

まずは身の回りに監視装置が無いか確認してください。もし監視装置があれば監視装置の裏についているリセットボタンの穴を先の細いもので押し、装置を初期化した後に破壊してください。監視装置が作動している間は何も考えてはいけません。もし考えてしまう、という場合にはお手持ちの日蓮宗勤行経典を唱えるなどして決して一切の思考をしないよう心がけてください。もし装置が見つからないという場合でも油断せず、頭にアルミホイルをまく、もしくは金属製のボウルをかぶるなどの方法で思想が知られないよう注意してください。

 政府は理化学研究所で研究を進め、個人の脳波を半径100kmの距離から読み取り、思考を盗聴する技術を開発しました。現在それはアメダスという通称で呼ばれ、政府は雨の観測に用いていると主張していますが、これは事実ではありません。実際にはアメダスはアメリカン・ダスターの略称であり、政府は米国指示下で特定の思想を排除しようとしています。さらにこのアメダスは電波を脳に直接送り、自民党政権を支持するように思想を変化させるというおぞましい効果も持ち合わせているようです。装置開発にあたってはフリーメイソンやイルミナティ、ロスチャイルド家からの支援関係も噂されていて、最終的にはゾルタクスゼイアンの意思による世界統治とムー大陸の復活を成し遂げようとしているようです。

このような人道に外れた装置を使っている日本政府・米国政府に対抗するため、我々はウィキプロテスト財団を設立いたしました。今日は寄付のお願いです。現在財団は1人平均1500円の寄付を頂いて運営しています。今日、このメッセージを読んでくださっている読者の皆様が700円ご援助くだされば、寄付の募集は1時間で終わります。コーヒー1杯分の金額です。どうか1分間の時間をお取りください。よろしくお願いします。

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