影に陰あらず
202X年度、p大学は星間開発学部を月へと移転させ、加えて地下キャンパス群の再編成を行う計画であります。大気圏外活動に参加する学生は数多く、今回、月面キャンパスへと移転する星間開発学部生も例外ではありません。
サークル活動は充実した大学生活を送るうえで欠かせない存在です。サークルでのコミュニティは大学生活をより豊かなものにし、今後の学生の人生にとっても重要な関係を築く場所となります。またそれぞれのサークルがこれまで引き継いできた伝統やOB・OGとの繋がりはⅩ大学の学生と社会とを繋ぐ接点でもあります。このように、サークル活動は学生にとっては非常に大きな存在です。このサークル活動を地下キャンパス群においても引き継ぎ、より発展させていくことは大変重要であると弊会は認識しています。
現在、地下には開発技術学部をはじめ、2019年度より開設された星間情報学部も存在し、多数の学生がサークル活動に従事しております。しかしながら、現時点で大気圏外活動のために設けられた施設は数少なく、活発な大気圏外活動のためにはキャパシティに大きな問題があると言わざるを得ません。したがって、全国地下大学連盟会議の学生を中心に構成される弊会は、サークル活動を主とした大気圏活動に勤しむ学生の代表として、月面キャンパスの施設要求を取りまとめている次第であります。
別紙では、弊会が学生を対象としたアンケート結果を集約し、協議の結果、大学当局に建設を求める施設の概要を説明しております。また、施設建設等のハード面のみならず、施設利用条件の緩和等のソフト面でも改善を施すことによって、地下キャンパス群での大気圏外活動の活性化につながるのではないかと思われる点も提案しております。何卒ご検討いただきまして、共により良いキャンパス環境の実現を目指すべく、協議を続けていくことが出来ますと幸甚です。よろしくお願い申し上げます。