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#2魔族の誕生
加護を得られなくなった勇者昭の国は土地が衰え、民は飢えた。
しかし、加護と言う名の人としての制限がなくなったおかげで勇者を含めた人は環境に対応できるようになった。食べ物は少なくてすみ、苛烈な環境下で生きられるよう耳は大きく、鼻も長くなり、目もよくなった。そして人間にあるそもそもの長寿の遺伝子を発現させ、制約のない本来の人となった。そして、彼らは諸侯の大地を攻め、人の国はほとんどの領土を失った。こうしてかの勇者は世界に覇を唱え、人は彼を魔王とび、その国の人を魔族と呼んだ。
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