守り人たち
あれからどこをどう戻ったのか、よく覚えていない。
はっきり覚えているのは広い胸板が退いた瞬間、夜の海のような星空が見えたこと。後はきっと、明確な拒絶を示す背中を俯きながら追いかけていたのだろう。
フラフラと部屋に戻ったルルーは灯りも点けずに暗いベッドへ飛び込み、シーツへ顔を押し付けた。
「――――ルルーちゃん」
そんなルルーの私室にダヴィドが訪れたのは、空もしらみ始める明け方のことだった。
のろのろと枕から頭を上げたルルーに彼はちょっと眉をひそめた。
「……まあ、ひどい顔」
まぶたは貼り付いてしまったかのように重く、頬から首筋にかけてはまだ熱が籠っている。
昨夜、部屋に戻るなりシーツに力任せに顔を押し付け、散々泣きじゃくったからだ。覚悟していたが彼にそこまで言わせるからには、きっと相当酷いことになってるのだろう。
あれだけ泣いたのにも関わらず痛ましげなダヴィドの表情を見ると、また涙が零れそうになる。
しかしいたたまれなさにシーツに戻ろうとすると、彼は直ぐ様腕を掴んでまるで野菜でも抜くみたいに、ルルーをぽんとベッドから引き擦り出した。
「ほら、いつまでも泣いてたら折角の可愛い顔が台無しよ? 」
突然の仕打ちに呆然とする少女ににかっ、と青年は真っ白な歯を見せて笑った。雨を知らない真っ青な砂漠の空を思わせる、爽快な笑みだった。
「しゃんと顔を洗って、出掛けましょう。お兄さん、奢っちゃう」
辛味の強い濃いタレに溶けた肉汁が薪の中へ、香ばしい匂いと音を弾けさせ、これ見よがしに滴り落ちた。
キリリと乾燥した冷たい大気が谷を満たし、銅色の岩壁が天にそびえる。煉瓦を踏みながらたっぷりした長衣の果物売りが車を曳き、外套を纏う旅人が行き交う。この街ではよく見かける朝の景色だ。
まだ薄暗い街のそこかしこにぶら下げられた街灯を、串に並んだ肉はぎらぎらと照り返していた。
「ほら、朝食は一日の始まりよ。しっかり食べなさい」
ルルーの腕ほどもある串を手渡し、ダヴィドは自身の串へ齧り付いた。
見た目だけならうっとりするほど綺麗で女性的で優しそうなのに、豪快に肉片を引き千切る様は実に男らしい。
ルルーは両腕一杯に抱えた色とりどりの紙袋や包装やらに溜め息を吐いた。
肉汁滴る焼き鳥。
厚くバターを挟み込んだ臓物パイ。
ぴりりと刺激的な香辛料のソースと共に葉野菜とを薄い生地で巻き込んだ牛肉。
豚脂と砂糖をふんだんに練り込んだ焼き菓子。
どんなに女性的とはいえダヴィドは成人男性だ。小柄なルルーに同じ量はとてもじゃないが食べ切れない。
おまけにダヴィド一押しの朝食は見ているだけで胃もたれしそうなほど見事に肉食を極め、味も辛く濃い。
そんな訳で食べ残した、というか一口か二口囓っただけの包装やらが両手に積み重なっていくのだった。
「哀しいときにはね、思い切ってがっつり脂身の強いものを食べるといいの。食欲がないからって果物とか粥とか、さっぱりしたものばかりちまちま食べてるとどんどん自分が希薄になって、そのうち怒り方すら忘れてしまうわよ」
「でも、この量は流石に………」
一通り市を回って石のベンチに腰掛けた二人は果実水を手にようやく一息つく。
困惑気味に紙袋見つめていたルルーにダヴィドは呆れたように言った。
「せめてこのお菓子だけでも食べなさいな。ルルーちゃんはもう少し肉を付けないと、ある日いきなりふっと融けて消えてしまいそうで怖いわ」
「そんな大袈裟な」
ルルーは苦笑した。
自分が同年代の少女たちに比べ小柄なのは知っている。だがこれでもアシュと出会った夏の始めに比べれば随分ましになったのだ。
――――美味しいって感じられるのは幸せなことだよ。
ふと灯火のような淡い景色が脳裏を蘇った。明るすぎる海辺町の真昼の陽が差す、小さな食事処での会話。
厚い木のテーブルに肘をつき、「良かった」と。あの夜の同一人物とは思えないほど愉快そうに彼は笑う。
――――幸せになれたってことだ。
さくりと焼き菓子を齧ると香ばしい小麦と、じゃりっと歯を擦る粗い砂糖の甘味が口内を広がった。
(…………ちゃんと、美味しい)
こんなに悲しくても美味しいと感じられるのは、まだ幸せの内に立っているからだろうか。
「ねぇダヴィドさん」
「うん? 」
「私は………我が儘だったのかな? 」
思考を追い抜いて、ぽつりと疑問が口をついていた。
言わなければ良かったと、そんな出来もしない後悔が脳裏をこびりついて離れない。ずっと一緒にいられることだけを幸せに思っていればあるいは何か変わっていただろうか。
分かり合えないと知ってるくせに心の内まで知りたがり勝手に踏み込み、勝手に怖がり、拒んだ。
――――怖いかい?
大好きな人の光ない冷酷な目が、微かな嘲りを込めて問いかけてくる。
怖かった。
のし掛かる黒い影。呼吸すら食い尽くす荒々しい口付け。必死でもがいても石床に縫い止める腕は鋼のように硬く、肌を這う温かくも冷たい舌の感触は無意識のうちに怖気が走った。
いつもいつも、まるで繊細なガラス細工にでも触れるようなアシュに、そう自分は脆くはないのにと思っていた。
だが捩じ伏せられ、動くことも出来ずに彼我の単純で圧倒的な力の差を目の当たりにしたとき。この人は今この瞬間にも自分を殺すことさえ出来るのだと強制的に思い知らされた。
熱は冷め、身体中の血が一気に引いてゆく。
いやだ。
怖い。
怖い怖い怖い恐いこわい恐いこわい怖いこわいこわいコワイコワイコワイ………………!!!
かちかち場違いに響くと妙な音は、歯の鳴る音だった。
四肢はすっかり萎え、覆い被さる巨大な影を見上げることしか出来ない。
(い、嫌っ、誰か………! )
――――誰か?
胸に沸き上がったその感覚は多分、絶望に似ていた。
一体誰に助けを求めるというのだろう。だってアシュ以外の誰も、あそこから助けてくれなかったのに。
一人ぼっちの小さな世界はあの日、彼によって壊された。手を引かれて、ここまで歩いてきた。
それなのに、私はこの世界でも、また一人ぼっちになってしまった。
限界まで溜まっていた生理的な涙が、その瞬間堰を切ったように零れ落ちた。
(………いや、……アシュ、助けて………)
味方と言ってくれたテナやダヴィド、諫言を呈してくれたカーヒルでもなく、今まさに喉を食い破らんとばかりに覆い被さる男に助けを求める矛盾。
けれどルルーの脳裏には他の名も顔も何一つ、浮かばなかった。
(怖いよ、助けて………)
――――助けて、「あ、シュ」
刹那。彼の顔はぐっさりと、刺されたように歪んだ。
「………震えるくらいなら、初めから煽るな。君のそういうところが大っ嫌いだよ」
感情を圧し殺す、静かな声。
気がつくと覆い被さっていた猛々しい熱は消え、再び降るような星空が広がっていた。
のろのろと視線を移すといつも自信に満ちた背を丸め、アシュが嘔吐いていた。
酸い胃液の匂いが緩い夜風に流れる。ヒュッ、と酸素を求める音が響く。心音よりも小刻みに身体を震わせるその姿は、何か違う生き物のようで。
「……る、ルー………」
背中越しの小さく、ともすれば闇に紛れてしまうほど掠れ、地を這う呪いの言葉。
「………どうして、……どうしてお前が、フクロウだったんだろうね………」
どうして、と青年は繰り返す。どうしてなんだよ、ルルー、と。
アシュが復讐に取り憑かれているというなら、きっと私は強欲に取り憑かれている。
確証が欲しかった。
かつて彼に告げた利用されても良いという言葉は嘘じゃない。たがずっと隣にいられる理由が、確証が欲しかったのだ。
与えられるものだけでは足りずどんどんと欲深くなっていく。そんな傲慢さを、彼は嫌ったのだろうか。
いつも与えられる側のくせに足ることを知らないルルーを、軽蔑したのだろうか。
気がつくと涙でぼやけた視界が女らしい刺繍の入った、けれど厚い男の胸で埋まっていた。
「………ルルーちゃんの我が儘なんて、そんなの我が儘にもならないわよ」
ふわりとした、どこか異国情緒のある甘い香の匂い。すぐ耳元では優しい心音が力強く脈打つ。肩を覆う腕の熱はルルーより少し高い、人の暖かさだ。
いつの間にか紙袋ごと、ダヴィドに抱き締められていた。
大丈夫、大丈夫よとダヴィドは繰り返した。
「貴女には幸せになる権利がある。貴女の想いもそのための行動も、決して間違ったことじゃない」
「っ、……違うの……! 」
ルルーはその優しい言葉に夢中で首を振って否定した。
違う。権利も、幸せも関係ない。そんなもの、どうせ初めからなかったものだ。
ただ傷つけてはならない人を傷つけた。優しいあの人に内臓の爛れる毒のような言葉を選ばせた。
苦しい。
赤く焼けた火箸を押し付けられたような胸の痛み。鼻の奥がつんと涙の気配を湛え、胃がぎりぎりと捩れて吐き気がするほど悲しくて、苦しい。
泣きたくはなかった。ダヴィドとの約束もあるが、それは彼に対し余りに卑怯な気がしたからだ。
けれどその分、発散することもできず行き場を失った熱は、身の内でぐるぐるとうねりを増す。
苦しい。苦しい。
アシュも、あのとき苦しかったのだろうか。
「落ち着いて息を吸って、澱んだものを全部吐く。引きずられちゃ駄目」
「………は……ぁッ…」
大きな手が背中をさする。頭がぐらぐらする。
貧血のためか視界の隅にちらちらと緑の星が散っていた。
「……大丈夫、大丈夫だから」
(ああ)
ぬるま湯のような、抜け出しがたい優しい逃げ場所だ。
暖かくて、何もかもを許してしまいそうになる。
ルルーはダヴィドの懐に額を擦り付けたまま尋ねた。
「………ダヴィドさん」
「……うん」
「私、よく分からなかったけど、きっとアシュを傷つけたんだよね」
「……………」
「そうでしょ? 」
誤魔化そうとしたのを失敗してつい言い淀んでしまったかのように、ダヴィドはたっぷり迷ってから、吐息と共に「そうね」と正直に漏らした。
昨夜、ダヴィドはアシュ本人から経緯を聞いている。聡いこの少女には誤魔化すだけ自分の首を絞めるだろうだけだし、何よりアシュとは真逆に、ダヴィドは彼女に彼女を守る類いの嘘を吐きたくはなかった。
「――――私ね、アシュと旅をしてきたの」
とっておきの秘密を明かすように、ルルーはこの二月ちょっとの間の記憶に想いを馳せる。うん、とダヴィドが頷いた。
「ずっとずっと。私にとって生きている、意味のある時間はあそこから始まった」
名前を貰った。誰かと囲む食事を美味しいと感じた。触れられた手を温かいと思った。
どこにいても何をしても。日常のほんの些細なことにまで、この短い期間の思い出は余すところなく散りばめられている。
どんなに傷つけられても、この先どんな未来を歩むとしても、やっぱり彼はルルーの心の特別で大切なところを占める人で。多分、生涯で「唯一」の人なのだ。
楽しさも寂しさも、どれ程言葉を尽くしても、あの瞬間覚えた鼓動は理解はされても共感はされまい。
それまで止まっていた心臓が動き出したような、新しい世界への不安と期待に震えたあの歓喜を。
「でも、アシュには私は要らない。ううん、むしろ私じゃなければって望んでた」
嫌いだと言われるなら、それで良かった。アシュの運命はルルーじゃなかったというだけ。
だが“ルルー”じゃなければと、要らないと言われれば途端どうしていいか分からなくなる。
「ルルー……」
「ダヴィドさん、私は………どうすれば良いのかな? もう、何も考えたくないの。………どうしていいか分からないの」
泣くことも出来ない。怒ることも、憎むことも出来ない。
ルルーの呟きにダヴィドの抱き締める腕の力が一際強まった。
「……今は私に身を任せて。何も考えなくて良い」
焚き染められた甘い匂いに、すこしぴりりとした男の人の匂い。星の下で感じた濃密な獣の気配を嫌でも思い起こし、首筋がざわざわした。焼き尽くされる火のようなあのエネルギーは、もうここにはないのに。
ルルー、と『彼』でない男の声が名を呼ぶ。
「――――私に、君を守る権利をくれないか」
◇◇◇◇
日が上がってきたこともあり二人は一度家に戻ることにした。
幸いアシュはまたふらりと外出しているらしく、姿はない。
下戸のくせにあれだけ煽って到底無事とは思えないが、馬鹿正直に約束を守るつもりなのだろう。
一応まだ荷物は残っていたが、どうせルルー以外のことなら嫌味なほど手際の良い男なのだ。今日明日にでも野狐かなんぞのようにとっとと新しいねぐらに引き払うだろう。しばらくはここにも寄り付かないかもしれない。
とにもかくにも俯いたまま始終無言のルルーの手を引き、ソファに座らせる。
紙袋を退け、たっぷりミルクと蜂蜜を垂らした紅茶のマグを握らせる頃には、ルルーも少し落ち着いてきたようだった。
「さて、これからのことを考えましょう」
養女の件を提案したのはアシュ本人だと告げると、やはり少女は悲しげに目を伏せた。武士の情けで奴の想いについては端折っておいたが、もう会うつもりはないという意思まで伝える。
予想はしていたものの、その横顔は痛々しい。
罪悪感にちくりと胸が痛んだが、いずれにせよ告げることだ。今は、互いの依存を断つべきだと割り切る。ダヴィドはできる限り淡々と事務的な質問を選び、新しい生活について彼女の意見も伺いつつ話を詰めた。
「――――それで、少し難しいけど、この国の法的な話をするわね。まずそもそも、フクロウが発現するのは大概貴族やそれに連なる家で、ルルーちゃんはある意味出自ははっきりしている。………ただ、戸籍に関してフクロウは塔入り時に『死亡』の扱いになるの」
「つまり『私』は法律上はもういないってこと? 」
奇怪なものにでも触れたかのようにルルーは訝しげに眉をひそめた。
「何か、変な感じ。私はここにいるのに、この国のどこかにいる家族にとっては、もう存在はしないんだね」
「今までの旅暮らしでは偽手形やら裏金やらを使って、まあ……上手くやってたんでしょうけど、定住となるとやっぱり不必要に怪しまれないためにも戸籍は必要になるわ」
このままずっと死人、というわけにはいくまい。
「幸い平民はあまり戸籍は厳格でないし抜けも多いから、追って戸籍をという者も中にはいるわ。だからひとまずは私と同じく父が外に拵えた庶子、という形で新しく作ることになるでしょうね」
「――――あの……ひとつだけお願いがあるの」
ダヴィドの言葉に黙々と頷いて了承していた女は、そこで初めて思い詰めた眼差しを向けた。
「名前はルルーって、今のままがいいの」
「名前? 」
「うん。登録について他はダヴィドさんに任せるけど、この名前だけはそのままにして欲しくて」
ルルー。
確か、空を意味する古い言葉だ。
響きも綺麗だし、抜けるような蒼天にも似たライトブルーの瞳を見たときから、あの男の名付けにしては悪くないセンスだと思っていた。
ただ、今となっては思うところも多い。ダヴィドは少し考え込むように顎を撫でた。
「それは別に構わないけど…………傷を傷で克服するつもりってんなら止めておきなさいね。心機一転って意味では、名前を変えるのも悪くないわよ? 」
愚かだと分かっていても相手に残された傷を、拠り所にしてしまう女は少なからずいる。折角の新しい生き方を選ぶ機会だ。辛い思い出になってしまうくらいならここで全部すっぱり捨てさせたい。
だがルルーは「大丈夫」と気丈に微笑んだ。
「私はもうこれ以上アシュに苦しんで欲しくないから、お互いに傷つけ合わないようにっていうのは理解できる。でも私には、痛いだけじゃない。大切な思い出なの。無かったことにはしたくない」
真っ直ぐな眼差しを合わせ、少女は応える。
(……成程、奴が参ってしまう訳だ……)
ダヴィドは凛としたその面差しに思わず見惚れた。
――――これは極上の、イイ女だ。
今は守られるばかりだが、彼女の本質は恐らく野の花だ。風雨をさえ糧にし、ついに咲いた花は美しい。きっとこれからはますます綺麗になるだろう。その眩しさに遠からずせめてその心の片隅に住みたいと願う男も現れるはずだ。
だが皮肉なものだ。
傷付けないように苦しまないようにと彼女の翳りをすべて取り払い、囲い込むようにして守ってきたあの男が、その風雨になろうとは。
「……分かった。貴女は強いわね、ルルー」
「? 私は強くなんかないよ? 」
首を傾げる少女のさらさらと波打つ豊かな銀の髪を青年は男にしては滑らかな、けれど少し節くれた指を絡ませながら優しく撫でた。
義妹のエダも強い娘だった。だから最期の最期で、あの小さな体は貴族という重責に押し潰された。
「いいえ。貴女はとても強い。でも、ルルーの強さは私だけが知っていればいい。………むしろ他の誰にも教えない。貴女を守る私だけが、知っているべきだわ」
「え……? 」
心底不思議そうな顔をしている。ダヴィドはクスリと口の端を吊り上げた。
旅の最中、きっとアシュにも幾度となくこの顔で見上げたのだろう。くるくるとこちらの表情を伺う様はまるで仔犬のように庇護欲を煽る。
(これを分かっていて私に宛がったなら、悪魔の慧眼恐るべし、だな)
いっそ未来を予知しているのかと思うほど恐ろしく知恵の回る奴が、一体どこまで見越していたかは分からない。
アシュ、お前の見立て通りだよ、と心の内で呼びかける。自分はまだ、妹の亡霊を求めてさ迷っている。だから私に預けたことを安心して、後悔しておいで。
恋情ではない。けれど託卵された雛をせっせと育てる親鳥のように、自分もエダの代わりにこの少女を慈しむのだろう。
「大丈夫よ、ルルー。貴女はきっと、幸せになるわ」
小さな女の子のまま、憧れのまま恋も知らずに逝ってしまった一人っきりの私の妹。
恵まれなかった、新しい私の妹。
何せ私は自他共に認める乙女の味方だからね。誰にも、そう、君の焦がれるアシュにだって君の幸せは踏みにじらせやしない。
今度こそ、私が君を守ってみせるよ。
乙女の味方はシスコンでした。
次回からはいよいよ急展開予報発令しときます。




